(8) 3次検査
3次検査に行ってきました。この検査でドナーに選ばれるのかどうかが決定されます。
コーディネーターのKさんとは、指定された総合病院の玄関口で待ち合わせ。いつもは近所の医院しか縁のないボクにとって、総合病院は迷宮です。ハッキリ言って、どこに行っていいのか迷うくらい。
ボクひとりだったら、どこへ行って何をしたらいいのか、たぶん迷うところだろうけれど、そこは天下の骨髄移植財団(?) 受付から検査室への案内、看護婦さんへの説明まで、何から何までコーディネータのKさんが、ぜーーんぶ仕切ってくれました。
広い広い総合病院で、行き先を考えなくて済むほど、心強いものはありません。
ほんと、助かったなぁー!
おかげさまでボクは、なーんにも難しいことは考えることなく、先生に引率される転校生のように、Kさんに導かれるまま、病院の廊下をノー天気に、テクテクしていたのでありました。
【結局この先、移植手術が終わるまで、
コーディネータのKさんが、
全ての段取りを済ませてくれました】
それでもこれが最終検査となるわけで、検査室の入り口にあるベンチに座ると「どんな検査をするんだろう…」と、内心ドキドキです。
3次検査の担当医師は、調整医師でもあるD医師。
この方とは、カメラマンとして取材先で何度か、お会いしたことがあるのですが、会話を交わすのは初めてです。
「いよいよ始まるんだぁ!」
コーディネータのKさんを入り口のベンチに残し、恐怖心と不安感いっぱいのボクは検査室に入ります。
まずは問診です。
D医師はチェックリスト片手に現在の健康状態や過去の病歴、家族の健康状態や遺伝の問題など、黙々と問診を続けます。
【ちょっと「ムッ!」としたことがありましたが、ここでは書くのを止めときます】
続いて、いよいよ採血です。…といっても、小さな試験管に数本分、ほんのちょっと取っただけで、これも終了。
次の検査はなんだろう?と思いながら検査室から出てくると、コーディネーターのKさんが、ニコニコしながら言いました。
「お疲れさまです、これで終了です」
「えっ?もう終わりなの?」という感じでした。
1時間ほど待って、10分足らずで検査は終了。まさに総合病院!です。
結局、調整医師のD先生とは、この3次検査と最終同意の時の2回しか
顔を合わせることはありませんでした。
コーディネータのKさんによると、僕自身の検査はこれでお終いだそうで
これから2〜4ヶ月をかけて、血液のDNAなどを科学的に詳しく詳しーく調べるそうです。
それで、ドナーに選ばれる可能性はおよそ50%の人はだそうですから、選ばれなかった場合は、このまま終わりだそうです。
移植不適合の場合でも、一応結果についての連絡は入るそうで、これから数ヶ月、ボクはコーディネーターさんからの連絡を待つことになります。
結局、忘れた頃に連絡を受けて、またドキドキすることになるんだろうなぁ…
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