(5) 連絡のない日々
そして…
その後、何にも連絡はありません。どうやらボクのHLAは適合しなかったようです。
「宝くじどころか、お年玉年賀ハガキすらあたらないボクが、ドナーに当たるはずないじゃん!」
言うまでもなく、ボクは「熱しやすくて冷めやすい」という典型的な広島県人です。1年も連絡が来ないと、もう移植の話は他人事。登録をしていたという事実すら忘れがちです。たまに骨髄移植推進財団から広報用の機関誌が送られてくる時に、「そういえば登録してたっけ…」と思うだけ。
どちらにせよ、「移植はどこかの奇特な人がやってるんだ」という想いが確信へと変わり、「できれば一生はずれ続けたらいいなぁ…」などと思っておりました。
えっ?不謹慎?
だって、本心なんだもん。
いーじゃん、痛いの怖いし…
第一、何年も連絡ないんだもん。
ともかく、ボクと「骨髄移植」の関わりは、年1回登録者全員に送られてくる機関誌だけのお付き合いになってしまいました。
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