北 村 美 術 館(京都)                


 平成17年春季取合展   櫻 ち る    平成15年4月9日            
           3月12日〜6月12日(茶道雑誌2005年3月号に掲載)

 大文字山を真正面に見据え、加茂川と高野川が合流して最も川幅が広くなった鴨川の西岸に位置。昭和52年に、京都における茶道関係の美術館の魁として会館。綺麗寂びで堂上風な好みと評された創設者・北村謹次郎の蒐集品を折々のテーマによる企画展示として春季・秋季に公開。又国の登録文化財に指定されている「四君子苑」と呼ばれる数奇屋建築の茶苑も、予め日を定め希望者に対して公開している。


         寄 付
掛 物   江月宗玩筆  桂堂

         本 席   濃茶   広間
掛 物   藤原定家筆   桜ちるの文
       前に 油滴天目茶碗を芙蓉台にのせて
花 入   唐物竹組手付籠
 書 院   貝蓋蒔絵小硯箱
香 合   時代菊蒔絵錫縁
釜     与次郎作 四方無地
 風 炉   宗品作 奈良土風炉
 風炉先   遠州好 鉄刀木七宝透し
水 指   古染付  芋頭
茶 入   唐物    馬蹄口
茶 碗   御本立鶴 銘 池水
 出袱紗   浅葱地金更紗
茶 杓   常修院宮慈胤法親王作 竹 天和二年作
 蓋 置    青織部 竹節
 建 水    砂張   鉄鉢形

         野点席
   唐物     竹組茶籠一式
                            その他  


 展示では本席に掛け物「桜ちるの文」を掛け、藤原定家に油滴天目茶碗でお茶湯をする。
 取り合わせの御本立鶴茶碗は高麗茶碗の中でも遠州とのかかわりが強く、武家茶では楽茶碗よりも広くつかわれてきたもの。(茶道雑誌より)



       


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