Key警察Kanon署
第4話「事情聴取」
容疑者A(K瀬)「け、刑事さん?」
舞「ぐしゅぐしゅ…」
狭くて暗い取調室。
強盗の容疑で事情聴取されていた容疑者Aは、泣いている川澄舞刑事を前に困り果てていた。
容疑者A「そりゃ、生きてれば辛いことの1つもあるだろう」
刑事と容疑者の立場が逆転している。
容疑者A「泣くな、男の子だ…」
そこで容疑者Aの言葉は止まってしまう。
舞がどこからともなく取り出した剣が、容疑者Aの喉笛にあてがわれていたからだ。
容疑者A「お、女の子ですね。はい」
そう言うと舞はすぐに剣を引っ込めたが、流れる涙は止まらない。
容疑者A「あーもうっ、どうすればいいんだよっ」
容疑者Aは、ただ泣き続けるだけの舞をなだめようと様々な手を尽くしてきたが、どうやってもかなわなかった。
容疑者A「私だ、あの事件を起こしたのも私だ。だから今日はもう終わりにしてくれ」
ついに容疑者Aは折れた。
舞は泣き落としに成功したのだ。
しかし…
舞「ぐしゅぐしゅ…」
やはり舞の涙は止まらない。
その割に、しっかり調書を付けていたりする。
容疑者A「なあ、いったい何が不満なんだよ」
懇願するように訊く容疑者A。
そして舞はようやく重い口を開いたのだ。
舞「ぐしゅぐしゅ……お腹空いた」
がくっ
容疑者A「そ、そんなことか……ほら、これやるから」
容疑者Aは、夕食のカツ丼を差し出す。
これを受け取った直後に舞が泣き出してしまったので、だいぶ冷めてしまっていたが…。
舞「ぐしゅ…牛丼じゃないと嫌」
容疑者A「どないせいっちゅうねんっ」
その日、事情聴取は深夜まで行われた。
続く?
<あとがき>
ただひたすら泣き落とし。
オレだったら一発で堕ちるな。(ぉ
舞刑事はこうやって毎日タダ飯を食べているとかいないとか…。
次のあゆでヒロインは全員登場
2002/2/28
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