〜滞在中に飲んだワイン〜
滞在したトゥールはロワール川沿いにある古城巡りの拠点になっ
ている街でもあり、パリからTGVで1時間ちょっとのところにあります。
(在来線でも行けますが、2時間半〜3時間くらいかかります)
滞在中のお昼は、街のレストラン−街の定食屋さんのような店−
を探して食べました。
定食が50Fくらいで、ワインを含めて100Fくらいになるようなお店。
(1F=ほぼ¥20で考えてください)相手がいれば、ジャン・バルデのレストランで食事でもしてみたいところです。
「フランス一、美味しい庭を持つ」といわれるレストラン(ミシュランの2つ星)。
世界中から、香草や野菜の種を取り寄せて、敷地内で育てていて、
それがメニューにのぼるのです。さて、
ガイドには、プリュムロー広場に食べ物屋さんが沢山あるとありますが、
戸塚真弓さんの著書『パリからのおいしい旅』で
「地元ではコルベール通りが食べ物屋さんの通り」とあったので、
その通りを歩き、飛び込みではいった小さなレストランでの食事が印象に残りました。前菜・主菜・シェーブル(ヤギ)チーズかデザートのコースがあり、
前菜にクリュディテ(野菜サラダ)、主菜にサンドル(スズキの一種)
のロティ、ラストは絶対チーズ!と意気込んで臨みました。
これで50F。安い!!!ワインは、ドゥミ(ハーフ)で40Fのトゥーレーヌ・ソーヴィニオン
’98(ドメーヌ・フィッサン)を。
値段と飲んだことがない、ということを考慮して。ソーヴィニオン・ブランのワインは、青臭さが鼻について、まず滅多
に飲まないのですが、旅行前にソーヴィニオン・ブランのワインを飲
む機会があって、アタリばかりだったので好感を持ちはじめていました。このワインもハーブ系の香りが印象的で、飲みすすめると、ほどよく
果実味がのってきて「青臭さ一辺倒」のワインとは違います。
でも、まるで気取りがなく、親しみやすい楽しいワイン。
こんなワイン、日本にもはいってきたら面白いのになぁ。「気取りがない」って夏に飲むワインに特に重要な要素だと思うんです。
「頭でどうこう」というのではなく、からだが欲求し、
「おいしぃっ!!!」と素直に「感じる」ワイン。
でも、ロワールという土地で飲むから、余計、美味しく感じるのかも
しれませんね。予約をしていなかったので、席がなく、諦めモードだったのがテラ
スに座っていた1人客の男性が、会計を済ませてくれたおかげで食に
ありつくことができました。
最初、サーヴィスのおじさんは、とっても不機嫌そうでしたが、
チーズのプラトーを持ってきて、英語で説明をしてくれたので、
「フランス語を勉強しているので、フランス語で話してくれませんか?」
と頼んだら、丁寧にフランス語で説明をしてくれました。
加えて、
「何でも食べられるので、オススメのチーズをください」
とお願いしたら5種類も切ってくれて、堪能しました。
シェーブル・チーズはもともと大好きなのですが、やはり本場で食
べるのは、ひときわ美味しく感じられました。
ただ、流石にきつくて、グラスに軽ーく1杯くらいワインを残してし
まいました(ちょっと勿体なかったです)。帰りには、レストランのカードを貰ってもいいか尋ね、
「どうもありがとう。さようなら」
と言ったら
「さよなら、マドモアゼル」
と、にこにこして挨拶をしてくれました。ワインもエール・フランスの機内のみならず、旅先でも毎日飲んでいました。
AFでは、エコノミーでもシャンパーニュが追加料金なしで
飲めたことに感動しました−流石です!**AFで飲んだワイン**
*ベルジュラック/ボリー・マヌー
*レ・テロワール・ソーヴィニオン VDP/上記に同じ造り手
*シャンパーニュ/ニコラ・フィラット
全て白ワインです。食後酒も頂いたのですが、銘柄が不明です。ソーヴィニオン・ブラン種からつくった白ワインが美味しく感じたのは
気候のせいなのだろう実感しました。**他にトゥール/アンジェで飲んだワイン**
*トゥーレーヌ・ルージュ
→トゥールのカフェで飲んだものですが、イマイチでした。水みたいで。
銘柄は不明。グラスで供していたもの(F19)。歩き疲れて休憩時。*ソーミュール・ルージュ
→日曜日は、レストランが閉まってしまうのですが、トゥール駅のレスト
ランは開いていたのでここで昼食を。
銘柄を控えるのを忘れてしまったのですが、「オススメ・ワイン」という
ことでグラスでも供していたので。こじんまりまとまったワイン。個性が
傑出しているとは感じなかったけれど、夏はこれくらいがいいのではない
かなぁ。特にお昼は。*ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リ’98
/ソーヴィオン・エ・フィス(ドゥミでF47)
→言うまでもなく柑橘系フレイバー。他のところでも、ミュスカデを薦めら
れることが多かったです。
実際、きちんと冷やしたミュスカデは、至極、夏向きで生き返ります。
アペリティフから通していけるワインなので。*クロ・ド・サン・イヴ・サヴァニエール’94
/ドメーヌ・デ・ボーマール(ドゥミでF70)
→アンジェ駅前のカフェで昼食の時に。
サーヴィスの方にオススメは何ですか?と質問したらVDPのシャルドネ
を薦められました(確かドゥミでF30〜40くらい)。
折角ロワールにいるので、ロワール地方のワインでオススメは?聞いたら
筆頭にミュスカデを薦められました。
彼の弁では、どれも美味しいですよ!ということで、午後にニコラ・ジョリ
ィのシャトーに行くことにしていたので、造り手の違うサヴァニエールを
飲むことにしました。
滞在中飲んだワインで、一番高いワインです(笑)。
草原の香りがする穏やかなワイン。優しい味わいです。「まろやかさ」とい
うより、「軽快さ」を強く感じるワイン。