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おすすめワイン(赤ワイン編)


ワインビギナーさん向けにおすすめワインを紹介します。

(私もビギナーですが。。。)

おすすめワインは価格的にリーズナブルなものがよいでしょうから、

原則として \3,000以内のものを紹介します。

なお、表示の価格はあくまで目安であり、お店、生産者、輸入業者によって

差異はありますのでご了承ください。


渋いのが苦手な方に

赤ワインは渋いのが苦手だという方、いらっしゃると思います。

そんな方に、おすすめは、ガメイサンジョベーゼなどのぶどうを使ったワイン。

これらの品種は、比較的タンニンが少なく、軽やかですので飲みやすいと思います。

例えば、

●ボジョレー(仏・ボジョレー、品種:ガメイ、\1,500)

●キャンティ・フィアスコ(イタリア、品種:サンジョベーゼ、\1,500)

●バルドリーノ(イタリア、品種:ヴェロネーゼ他、\1,500)

このあたりのワインは導入としては最適ではと思います。


赤ワインに慣れてきたら

赤ワインの代表的な品種、ピノ・ノワールに挑戦してみましょう。

どうせ挑戦するなら、ブルゴーニュのピノ・ノワールを。

ブルゴーニュのピノ・ノワールで飲みやすいものといえば、

●ブルゴーニュ・ピノ・ノワール(仏・ブルゴーニュ、\1,500)

●オート・コート・ド・ボーヌ(仏・ブルゴーニュ、\2,500)

これらは、タイプとしてはミディアムボディ。フルーティなワインです。

ピノ・ノワール入門としては最適ではないでしょうか。

オート・コート・ド・ボーヌ (95) ネゴシアン:アンドレ・ド・クリュニー


ボルドーにも挑戦

赤ワインの味にも慣れてきました。もう少し、しっかりした赤ワインに挑戦したい。

ボルドーの赤も体験してみたいですね。

初めてのボルドーとしては、サンテミリオン地区のものがよいと思います。

ボルドーの赤ワインは、通常、カベルネ・ソーヴィニオン、メルロー、2種をブレンドして

醸造されますが(カベルネ・フランもブレンドを合わせて3種でブレンドする生産者もいます)、

サンテミリオンではこのうち、メルローが主体になります。

メルローを主体にすることにより、飲み口が柔らかくなり、比較的飲みやすくなります。

実際、当ページのSYSOPも、初めてのボルドーはサンテミリオンでした。

その中でおすすめは、

●サンテミリオンAOC(サンテミリオン地区、\1,700)

●シャトー・メゾン・ブランシェ(モンターニュ・サンテミリオン地区、\2,000)

●パピヨン・カルディナル(サンテミリオン地区、\2,200)

これ以外でも、サンテミリオンでミディアムボディであれば、間違いないと思います。

ワインショップにいって、”どんなワインをお探しですか?”ときかれたら、

”サンテミリオン地区でミディアムボディで\2,000代のもの”といってみたらよいと思います。

サンテミリオン以外のボルドーワインで比較的飲みやすいものをあげるとすれば、

●シャトー・ド・クリュゾー(ぺサック・レオニャン村、\2,200)

●ボー・リヴァージュ(地方AOC、\1,700)

●シャトー・レイソン(オー・メドック地区、\2,900、補足:メルシャンが経営しているシャトー)

サンテミリオンはメルローが主体になるのに対して、メドックグラーヴ地区では

カベルネ・ソーヴィニオンが主体になり、力強さが前面に出てきます。

その違いを比べてみてください。

なお、ボルドーの赤ワインは他の地区のものに比べると、どうしても値段が張ります。

その中で、お手ごろ価格の赤ワインを探す場合、地方名、地区名AOCワインを探すとよいでしょう。

モンターニュ・サンテミリオン、ラランド・ポムロールなどの地区の赤ワインもなかなかお手頃だと思います。

また、セカンドワインを飲んでみるのもいいと思います。

セカンドワインとは、樹齢の若いぶどうで作ったワインや、”高級”とまではいえないが、

できばえとしては”まずまず”のワインを、シャトー名とは別ブランドで売り出すワインのことです。

値段は、そのシャトーのメインのワインよりは安めになります。

それでも、ボルドーの赤ワインの導入として、ちょうどいいのではと思っています。

シャトー・メゾン・ブランシェ(95)


面白いワインを紹介

ここらで面白いワインを紹介します。

●バルベラ・ダルバ(イタリア、品種:バルベラ、\1,800)

●バルベラ・ダスティ(イタリア、品種:バルベラ、\1,500)

突然でかいフォントですいません。それだけ、超超超おすすめということです。

バルべラという品種は、比較的タンニンが少ない品種です。

ただし、ほどよい酸味、コク、果実味があり、初級者から上級者まで幅広く楽しめます。

イタ飯にはピッタリですが、イタ飯以外でも相性のいい料理は多いと思います。

ダルバもダスティも、イタリアらしい陽気なワインという感じがします。

なかなか面白いワインですよ。


ローヌにも挑戦

コート・デュ・ローヌ地方の赤ワインも試してみましょう。

コート・デュ・ローヌでお手頃で、飲みやすい赤ワインといえば、以下がおすすめ。

●クローズ・エルミタージュ(品種:シラー、等級:村名AOC、\2,000)

●コート・デュ・ローヌ・ルージュ(品種:シラー+グルナッッシュ、等級:地方AOC、\1,800)

シラーはタンニンがしっかりして力強いが、果実味があって、カベルネとはまた違いますので、

その違いを味わってみましょう。

なお、これらのワインを選ぶとき、是非とも作り手にこだわってください。

ギガルシャプティエ、ポール・ジャブレ生産のものがおすすめ。

これらの生産者のクローズ・エルミタージュ、コート・デュ・ローヌなら、

赤ワインを飲みなれた人の日常ワインとしてもOKだと思います。


本格的な赤ワインを

赤ワインをいろいろ試したら、これまで紹介したワインより1ランク上のワインを試してみましょう。

まずは、キャンティ。是非、これを試して下さい。

●キャンティ・クラシコ・リゼルバ(イタリア、品種:サンジョベーゼ、\2,500)

”普通”のキャンティは軽いワインでしたが、こちらは樽で3年以上熟成させています。

(イタリアワインの”リゼルバ”とは、3年以上樽熟成され、なおかつ上質のワインのこと。)

樽熟成により、”普通”のキャンティより、タンニン、ボディに厚みが増しています。

キャンティはイタリアワインですが、サンジョベーゼと並んでイタリアの代表的な品種が

ここまで登場してません。 それは、ネッビオーロです。

ネッビオーロといえばバローロバルバレスコですが、これは少し難しい問題があります。

まず、バローロ、バルバレスコは、若いワインはとっつきにくく、生産年が問題です。

また、生産者が非常に多く、味、品質、価格にばらつきがあるのも難しい問題です。

現在、SYSOPはバローロ、バルバレスコの生産者について研究中です。

バローロならピオ・チェーザレ、バルバレスコならマルケジ・ディ・グレジが良いようです。

他に良い生産者がないか、調査中です。

いずれにしても、バローロバルバレスコは価格的に、少しきついかも知れません。

\3,000程度のものもありますが、中には\8,000、年代によってはもっとするものも。

”そんな高いお金使いたくない!”という方のために、ネッビオーロのお手頃ワインを紹介します。

●ネッビオーロ・ダルバ(イタリア、\2,000〜\3,000)

●ネッビオーロ・ランゲ(イタリア、\2,000〜\3,000)

バローロバルバレスコほどの個性、高級感はありませんが、反面、とっつきにくさはなく、

若飲みもOKで、赤ワインを飲みなれてきた人の日常ワインとしては良いと思います。

ブルゴーニュでステップアップしたい場合は、次がおすすめ。

●オート・コート・ド・ニュイ(コートドニュイ地区、\2,300)

●フィクサン(コートドニュイ地区、\3,000)

●リュリー(コートシャロネーズ地区、\2,500)

オート・コート・ド・ニュイについては、ジャン・グロという作り手のものがおすすめです。

さらにステップアップしたい場合は、\3,000をオーバーしてしまいますが。。。

”最近飲んだワインレポート”のページにも、おすすめのブルゴーニュ赤は随時紹介しますので、ご覧ください。

コート・デュ・ローヌステップアップしたい場合、次がおすすめ。

●サン・ジョゼフ(コートデュローヌ北、村名AOC、\3,000)

●コルナス(コートデュローヌ北、村名AOC、\3,000)

いずれもシラーを主体にしたものですが、先のクローズ・エルミタージュよりは若干しっかりめ。

生産者は、ギガルシャプティエポール・ジャブレがおすすめ。

ボルドーでステップアップしたい場合、\3,000では苦しくなります。

できるだけ予算を抑えて、しかも、ボルドーらしいワインを飲みたい場合は、クリュ・ブルジョアに

ランクされているものでお手頃のものを選べばどうかと思っています。

●シャトー・シトラン(オー・メドック地区、\3,500(95)、\4,800(88))

●シャトー・シサック(オー・メドック地区、\4,000(90))


なお、お気づきの方もいらっしゃるとおもいますが、ここで紹介したワイン、

すべてフランスかイタリアワイン。

チリやアルゼンチン、いわゆる新世界ワインは登場しませんが、それでいいのです。

以上紹介したものは、すべてベーシックなワイン。

まずは、これらのワインを押さえてから新世界ワインに挑戦されても、遅くはありません。

何事も、基本が大事。基本をマスターしてこそ、応用が効くのです。

ワインも同じ。ベーシックなワインを味わってこそ、新世界ワインの味がわかると思います。

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