RAIDシステムの導入

(その1・パーツ購入)


前書き

余りものパーツでDualCPUサーバーを作ったが、安全性、信頼性を高めるうえで

サーバーにとってはRAIDシステムは必修である?と思うので

安いIDEタイプのソフトウェアRAIDではなくSCSIタイプのハードウェアRAIDを導入することにした。

またRAIDについてよくわからない人は→RAIDシステムの概要を見てくれ。

だがSCSIタイプだと金がかかる、今売っているパーツでRAIDを組むとRAID5の場合

18GBのハードディスク3台で約6万、SCSIRAIDボードが約6万、SCAケースが約3万の

合計で最低15万は必要である、でも15万あれば新しいPCやDVD-Rなどを買った方がいいので

今回はオークションなどを利用して出来るだけ安くRAIDを導入してみたいと思う。


パーツ選び

これが今回、購入したMylexのSCSIRAIDカードのAcceleRAID250である。

はじめはAdaptecのAAA-131U2にしようと思っていたが、やはり銀色に輝く

Intelのi960RISCチップが搭載されたものが使いたいと思うのが心情である。

このAcceleRAID250はIntelのi960RISCチップ(RAID機能を提供するもの)は

RDの66MHzが使われている、またRAID5を実現するためにMylex自社の

MYL-86238(XOR演算)チップを搭載している。(写真のi960の右のチップ)

余談だが最近のi960RISCチップ(RMやRN)はXOR演算が内蔵されているが

低価格のIDE、SCSIRAIDカードに使われているRSは内蔵されていないので注意が必要だ。

AcceleRAID250は消費電力が17.5W(Pentium相当の消費電力)と大きい、

まあ熱くなるからチップのパーケージが金属製?なのかもしれない。

写真のようにi960RISCチップにヒートシンク(200〜300円程度)を取り付けた。

またヒートシンクを付けてもかなり発熱するのでPCIスロットに取り付けるときは

隣の拡張スロットを空けるなりして他のPCIカードが熱で影響を受けないように注意しよう!

(私の環境では3ComのNicの動作が熱の影響で不安定になった。)

このような排出ファンをRAIDカードの隣のPCIスロットに取り付けて冷却性を高めることにした。

SCSIチップはSYMBIOSの53C895でUltra2(LVD、80MB/s)である。

RAIDに搭載されるメモリはデータバッファやRAID5使用時のパリティ計算(XOR)の

作業領域として使われるためその容量によって大きくパフォーマンスが変化する。

しかしオークションで購入したAcceleRAID250は4MBのメモリしか搭載していない!

まあ5000円と安いので仕方がないが?(発売時の定価はなんと98000円!)

メモリは128MBまで載せれるのだが、使われているメモリが特殊

72ピン SIMM EDO ECC 40bit(通常のECCは36bit?)でなくてはならないので

いろいろ探してみるつもりである?しばらくは4MBで我慢しよう?

まあ、あまりにも遅いと他のRAIDカードを買ってしまうかもしれない?

 

こいつはHDをパソコンの起動中でも抜き差し(ホットスワップ)することができる

SCAバックプレーンユニットである、はじめバックプレーンユニットは

ハードディスクをただ単に抜き差しするケースのようなものと思っていたが違う!

ケースの背面にはハードディスクのIDやスピンアップの設定用の

ディップスイッチや色々なICチップが載っている、このバックプレーンユニットを

試しにSCSIカードに接続するとGEM200と認識された、インターネットでGEM200に

ついて調べてみるとハードウェアを監視するチップだということがわかった。

たぶんGEM200によって故障や温度などの状態が監視されるのだろう。

まあRAIDを組むのにバックプレーンをわざわざ

購入する必要はない(直接SCSIケーブルにつなげばいい)のだが

つい欲しくて買ってしまった。しかし使えるハードディスクは

SCAタイプの80ピン(通常のHDは68ピンか50ピンである)でなければならないので

新規に購入しなければならない、RAID1なら2台、RAID5なら3台必要!である。

写真の上側が通常の68ピンのHD、下側が特殊なSCA80ピンのHDである。

RAID1では無難なのでRAID5に挑戦したいと思っている。

またこのSCAバックプレーンユニットはUltraWide(40MB/s)までの対応なので

せっかくRAIDカードがAcceleRAID250(LVD、80MB/s)だが40MB/sでしか使えないので

あまり高速なハードディスクを使うことが出来ない!まあ我慢しよう?


動作確認

写真のHDはDDRS39130、DDRS34560、MAG3091とバラバラである。

RAID5を組むには同容量のHDが最低3台必要だが(調達不能みたい?)

今回は、動作確認としてDDRS39130とMAG3091の2台でRAID1を組んでみた。

構築方法はハードディスクが3台まともに調達できたら詳しく書くことにして、

結果は5MB/s程度しか出ていない?2台のHDがまったく別物だからかもしれない?

まあ無事にRAIDとして使えることがわかったのでいいだろう。

デバイスマネージャーで確認するとRAIDカードのMylex DAC960 PTL1 DiskArrayContollerと

RAID1で構築したHDのMylex DAC960PTL1 SCSI Disk Deviceが追加されている。

またホットスワップがきちんと反応するか、ディスクを抜いてみたら

オレンジのランプが点灯して、またディスクを挿入するとオレンジのランプは点滅して

ディスクのアクセスが開始され、しばらくするとオレンジのランプが消灯した。

ディスクを抜いた状態でもドライブにアクセスできたのできちんとRAID1で機能しているようだ

動作確認はOKである。

次はRAID5システムの構築である。


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