RAIDシステムの概要
RAID(レイド)とは?
RAID(レイド)とはディスクの信頼性や高速化を実現するためのシステムである。
RAIDについて少しだけ説明しておこう(代表的なもの)
RAID0(ストライプ)
この図はRAID0(ストライプ)を示したものでハードディスクを複数使って
データを各HDに分散させることで高速化を実現する。
例えば20MB/s出せるHDが3台あると速度的には約60MB/sにすることができる。
デメリットは1台のHDが壊れるとすべてのデータが駄目になる。
このストライプは安全性や信頼性を得るものではなく
高速な一時的な作業用ドライブ(画像、音楽の編集)として使いたい人や
ベンチマーク好きな人向けである。
またRAID0はRAIDカードを使わなくてもWindowsNT系(NT4、2000、XP)であれば
ソフトウェアのストライプ機能が利用可能。
RAID1(ミラーリング)
この図はRAID1のミラーリングを示したものであり、複数のディスクに同じデータを
書き込むことで安全性、信頼性を得るものである。このミラーリングは速度的には
ドライブ単体と同じか、少し遅くなる程度である。
RAID1タイプのRAIDカードは比較的安いのでよく使われるタイプである。
RAID5(ストライプ+分散パリティ)
これはRAID5を示した図である、RAID5は信頼性、安全性、高速化を実現できる。
各ディスクにデータをブロック単位で分散させ高速化して、さらにパリティ(エラー訂正コード)を
各ディスクに分散させて安全性を高めるタイプである、1台のディスクが壊れても
他のディスクに書き込まれているパリティ情報をもとにディスクを復元することが可能。
しかしデータ読み込みはストライプなので高速ですが、データー書き込み時は各ディスクの
パリティ情報を再び読み込み処理するため速度が低下します。
ドライブは最低3台必要で、パリティ演算を行うXORチップが搭載されている
RAIDカードは高価であり、パリティ演算を行うXORチップが搭載されてないものは
CPUが代わりに処理を行うので使うPCによっては性能を生かしきれないことがある。
その他RAIDのタイプ
これら以外にもRAID2やRAID3があるが最近はあまり使われていない、
さらに各タイプを組み合わせることによって信頼性や高速化を図った
0+1や5+1など複数のタイプを組み合わせたものもある。
あとJBOD(JustBunchOfDisks)といわれる複数のドライブを1つにまとめて
大容量のドライブが必要なとき利用するものもある。
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