Pentium4のPCを作る
(E7205GraniteBay)
前書き
最近までPentium4‐2.0AGHzとIntel845ChipSetのマシンを使ってきたが
875Pチップセット(FSB800MHz対応)が登場して私も
Hyper-Threading(HT)対応CPUを使ってみたくなった、しかし875Pチップセットの
マザーボードは比較的高価でおまけにシリアルATAやRAID機能まで付いている。
メモリもPC3200が必要なので今まで使ってきたメモリが不要になる。
私はSCSI派なのでシリアルやIDEは不要である。よって最近GraniteBayこと
E7205チップセット搭載マザーかかなり安いので購入することにした。
パーツ購入
マザーボードはMSIのE7205-MasterFを購入した(9500円であった)
サーバー、ワークステーション向けの製品らしく安定性が良さそうで
オンボードデバイスがサウンドとギガビットLANだけでシンプルで良い
チップクーラーもファンレスで大きく、安心できる。
メモリはPC2100メモリが2本必要だが今まで使っていたPC2100 ECC 512MB、2本を
使うことにした、Samsungチップなので相性問題は大丈夫だろう。
事実上Hyper-Threadingを使えるCPUはPentium4‐3.06GHzしか存在しない。
おまけに4〜5万円と高価なのでMPEG編集などを始めてから購入しようと思っている。
Pentium4‐3.06GHzなどのFSB533MHzのCPUを使うことでPC2100のDualチャンネルで
CPUとメモリバスの帯域が同じ4.2GB/sになりE7205の実力を発揮することができる。
現状ではCPUはPentium4‐2.0AGHzのままである、
マザーボードの交換をしてWindowsXPを起動させるとドライバなどが自動でインストールされ
E7205チップセットとして使えている、OSは再インストールした方が無難だが
Hyper-ThreadingPentium4‐3.06GHz(Hyper-Threading)を使用するときは
再インストールするつもりである、余談だがマザーボードを交換したら
WindowsXPの再アクティベーションが必要になった。
トラブル
その1
E7205-MasterFはLANとサウンドがオンボード搭載されているのだが
どうもサウンドのSoundMax(ADI1885)の音が変で、
原音とは違ってリバーブやエコーがかかっている感じで少し歪んでいる、
いろいろドライバーを入れなおしたり、設定を変えても駄目であった。

よってオンボードサウンドを無効にしてAOpenのAW744に変更した。
今は液晶に搭載されている小さいスピーカを使っているがそのうちデジタル入力できる
スピーカーを買う予定なのでデジタルアウトができるサウンドカードが欲しかった。
サウンドチップはヤマハのYMF744を搭載していてデジタルイン・アウト端子も付いている。
サウンドカードを交換すると問題は解消できたし音質もとても良くなった。
その2

これはCPU温度や電圧、ファンの回転数を監視するMSIのユーティリティーの
PC-AlertVである、しかしCPUファンの回転数表示がおかしい、低すぎる。
他のファン回転数もいきなり5000rpmを示したりと安定しない、
電圧も多少、低めに表示される。またPC-AlertVを起動すると
CPU占有率が30〜60%となり負担が大きすぎる。
バージョンを変えてみたがあまり変わらない。
ついに3.06GHz&Hyper-Threading!
Pentium4‐3.06GHzを購入した。
L1キャッシュは12KμOPSのトレースキャッシュ+8KBのデータキャッシュ、L2キャッシュは512KB、
システムバスは533MHzとなっており、この点も従来のNorthwoodコアのPentium 4と違いはない。
「HTテクノロジを利用できるハイパー・スレッディング・テクノロジ
論理プロセッサが2つあることにして、マルチスレッドに処理を行ない、
プロセッサ内部のリソース利用率を高めることで、CPUの処理能力を上げる技術」を
使ってみたくてついに購入した、値段は税込み24680円だった。
CPUヒートシンクが底面銅版タイプから銅柱タイプに変更になったようである、
銅柱の方が4方向にファンの風が流れて良いみたい、ファンも0.24A(2700rpm)と
なっており以前の銅版タイプ(0.38A)より静音化および冷却性能は高いようである。
CPUおよびヒートシンクファンを取り付け、いざ起動、、、、、、、、、
ログイン画面でいきなり、フリーズして電源が落ちてしまった、、、予想通りの電源不足である、
3.06GHzは1.55V−65.4A、消費電力101.4W、熱設計(TDP)81.8Wである。
今、使っている電源350Wでは厳しい12Vラインが15Aだからである、Pentium4は
消費電力が多いので12Vラインから電源を生成しているので12Vラインは重要である。
Pentium4‐3.06GHzなら8.4A必要、でもSCSIの15000、10000rpmクラスのHDと
CD-Rなどであきらかに15Aを超えている(単純計算で18A以上)
よって今は、CD-Rドライブに電源をつなげていない、これで何とか使用できるようになった。
いずれは電源ユニット交換が必要だ。
ハイパー・スレッディング・テクノロジを使用するためにWindowsXPの再インストールが
必要かと思ったけれど、デバイスが自動で認識され再起動することでHTが使用できるようになった。
タスク・デバイスマネージャーにて履歴が2つあるので正しく動作しているようである。
残る課題は電源ユニット!
350W電源ユニットでは駄目みたい(CD-Rドライブを使用してなくてもたぶん定格ぎりぎり)
なのでそのうち電源ユニットは交換する、夏場はかなり負担がかかりそうだし
早急に交換しなくてはならない!!400W以上は必要だ!
電源ユニット交換
420W電源、ENERMAXのEG425P-VE(SFMA)を購入した、
スペックや特徴は下記の通り、値段は11500円程度であった。
32A 36A 15A 14A=+3.3V
+5V +12V(1) +12V(2)
コンバイン出力 260W (+3.3V +5V)
12Vラインは2系統で15+14=29Aと大容量なのでHDやドライブをたくさん使用するときも安心である。
銅シールド(メイン電源や4ピン12Vなど)でノイズ対策も万全であるが、
かなり硬いのでケーブルの取り回しや取り付けにかなり苦労した。
シリアルATAコネクタが2個、ビデオカードの(EXTRAコネクタ)4ピンも搭載している。
ファンは手動で設定でき、高負荷時は回転数が自動でアップする(回転数はモニタ可)
ファンはDual仕様で使われているのは山洋製なので耐久性、信頼性が高い。
またスマートFAN機能といわれるシャットダウンした後も冷却FANが一定温度に下がるまで作動する
便利な機能が付いているが電源入れっぱなしの私にとってみれば不要?
スペックや機能においてENERMAXはオススメである、その他メーカーではAntecが良いと思う。
お決まりのベンチマーク
↑Pentium4-2.0AGHz FSB400MHz Dualチャンネルメモリ
↑Pentium4-3.06GHz FSB533MHz Dualチャンネルメモリ
ベンチマークをしてみると、2.0Aと比較すると(周波数比は約1.5倍)
整数演算は1.9倍、浮動小数は1.5倍となった。明らかに周波数+αの
性能アップである、メモリ周りも1.4〜2倍性能アップ、
FSB533MHzでPC2100のDualチャンネル(512MB×2)で
CPUとメモリバスの帯域が同じ4.2GB/sとなりE7205の性能を発揮できているようである。
気になるCPU温度だが高負荷時で55℃、アイドリング状態で42℃(室温25℃)なので
リテールCPUファンで大丈夫のようだ、動作もかなり負担をかけても安定している。
これでE7205ことGraniteBayマザーで最高性能を確保することができた、
性能も1.5〜2倍程度アップしたが、通常使用において体感速度はかわらない、
HTテクノロジーのおかげで負荷が大きくなる場合でもあまりCPU占有率が100%にならない
みたいで完全なDualマシンには及ばないが良い感じである。
PhotoshopやMPEGエンコードなどの使用なら本領発揮できるであろう。
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