Jw_cad応用実験

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コンセプト: ・・・市販測量CADに負けないJw_cad・・・

テーマ3:自由な色・自由な線幅

[2005/09/13初版 2005/11/2改訂]

Jw_cadでは線の色を8色まで指定できるので通常の作図においてはほとんど不自由することは無いのだが、時として設定した線色以外の色が突発的に必要になることがある。どれか線色を設定し直して使っても良いのだが、急ぎの作業中にはとても面倒なものだし、すでに8色を使い切ってしまっている場合はそうもいかない。

Jw_cadには「線ソリッド」という要素もあり、こちらは8つの線色に関係なく好きな色を扱うことが出来るのだが、悲しいかな普通に作図しても細い線しか描けないのだ。なんとか太い線幅の線ソリッドを作図する方法はないものか思案の日々が続いた。

以下はニュートンの林檎のごとく偶然発見したものであるが、あまりにも嬉しいので公開することにする。ただしプログラム的には本来は想定していなかった可能性もあり将来のバージョンでは使えなくなるかもしれない。あらかじめ御承知置きいただきたい。

実験に使用しているのはJw_cad version 4.10aである。


線ソリッドの描画法

最初に基本的な「線ソリッド」の描き方の手順をおさらいしておく。
図
メニューの[作図]→「多角形」と進んだのち[任意]ボタン。

図
図
「ソリッド図形」「任意色」「線形・円周」をそれぞれチェック。
そしたら「色設定」ボタンを押して色を選んでみる。

作例では地味に深緑色にしてみたがお好きな色でどうぞ。色が決まったら「OK」する。

線を描きたい位置をマウスクリックしていき、最後に「作図」ボタンを押して決定。
図 図

深緑色の線が描かれたが、線幅は細い。印刷してもやっぱり細い。実際には太い線を所望する場合も多いのだが、このままでは細い線しか描けないではないか。


裏ワザその1

さあ、ここからがワザの始まりであるが、まずはちょっとした準備が必要だ。
図
  基本設定の「色・画面」タブを開く。
  ・「線幅を画面表示倍率に比例して描画」にチェックを入れる。
  ・「線幅を1/100mm単位とする」にチェックを入れる。

以上で「OK」して設定ウィンドウを閉じる

図 ここで線属性設定ダイアログを開いてみる。

線幅を指定できるボックスが表示されるようになったはずだ。
ここに1/100mm単位で希望の線幅を入力する。
ちなみに選択線色はどれでも良いが、線幅 0 ではダメである。

「OK」して閉じると線属性バーにはこのように数字が表示されるようになった。

図

この状態でさきほどと同じように「線ソリッド」を作図してみた。
図 図


やったね!

みごとに幅5mmの線ソリッドができた。
線属性バーに数字が表示されている状態で作図ボタンを押すのがキモである。

ただし、この方法だと閉合図形または一本の直線しか描くことができない。あとから不要な部分を削除してもよいのだが、曲線属性を設定していると何かと面倒なので、以下に説明する方法が単純明快でヨロシイかと思う。


裏ワザその2

図
まずは線コマンドで普通に折れ線を引く。線種・線色はなんでもかまわない。直線一本の場合はうまくいかないので裏ワザ1をお試しいただきたい。

線を引き終わったら、「作図」「多角形」「任意」と進む

図
ソリッド図形/任意色/線形・円周いずれにもチェックを入れる。 色設定ボタンで好きな色を選ぶ。 円・連続線指示をクリックしておく。

ここで「設定」「線属性」で線属性設定ダイアログを開く

図
線幅指定のボックスに1/100mm単位で希望の線幅を入力する。
選択線色はどれでも良いが、線幅 0 ではダメである。

「OK」して閉じる

線属性バーに数字が表示されているのを確認して先ほどの線をクリック。
(線を残すなら左ボタン、消すなら右ボタン)
図 図
任意色・任意幅の線ソリッドが作成された。おみごと。

線データとソリッド図形では性質が決定的に異なるため、多用すると何かと取扱いに混乱が生じてしまうかもしれないが、突発的なニーズにはこの方法でじゅうぶんに対応可能だと思う。皆様には楽しいJw_cadライフを送っていただきたい。


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