コスワースDFVを駆り,ロータス/フォードのJ.クラークが開幕戦を完勝した. コスワースDFVは,前年のデビュー以来すべてのレースでポールポジションを奪うエンジンであり,それを操るのは天才J.クラークである. この年のチャンピオンは決まったかと思われた.
しかし,J.クラークにとって,開幕戦が最後のレースとなった. 第2戦までの間に出場したドイツF2レースにおいて,事故死してしまったのだ. チームは意気消沈してしまった. その落胆ムードを吹き飛ばしたのが,J.クラークのチームメイトであるG.ヒルだった. 第2戦スペインGPで優勝,続くモナコGPでも優勝を飾った.
結局,G.ヒルは優勝3回,ロータスと共にチャンピオンを獲得した.