皆さんの感想
掲示板より抜粋
SFについてあれこれ2

YK. > (2001/09/22(Sat) 18:47:36)
「白い犬とワルツを」、なんとなくタイミングを逸してしまって読み損ねています。
昨日、社内報をめくっていると「白い犬とワルツを」の紹介が載っていました。ぼーっと「孤独な老人、、、」「他の人には見えない犬、、、、」という文章を読んでいて、何故かひょいと思い出したのがPeter BeagleのRhinoceros Who Quoted Nietscheという短編。

Rhinoceros Who Quoted Nietscheは、一人暮らしの哲学の教授のところに犀がやってくる話。で、この犀は他の人には見えない、というか他人の前には姿を現さない。あまつさえは、自分は犀ではなくユニコーンである(ま、「一角獣」ではありますがね)と主張するわけです。そして、教授の家に住み着いてしまう。でっかい(しかも喋る!)犀に勝手に上がり込まれ、勝手に風呂を使われ、最初は逆上した教授も、犀が彼の授業をほめあげた上に、哲学の議論をふっかけるのでいつのまにか取り込まれてしまい、結局ずるずると(他人の目には触れない、自称ユニコーンの)犀が居着いてしまうのを容認してしまう。ラストは、、、うーん、ハッピイエンドといえるかなあ、、、アンハッピイとはおもわないんですが、、、だた、すこーし、さみしい気持ちが残ります。

ごろんちょ > (2001/09/23(Sun) 13:17:33)
どうもどうもお久しぶりです(^^)
またお越しいただけてうれしいです。

「白い犬とワルツを」っていうのは、う〜ん、どうでしょう。人気のある作品ではありますが……。犬はね、わりと最初の段階で見えちゃうんです。もっと何か鍵を握っているのかと思いましたけど、そうでもなかったような気がします。

物語の紹介のされ方は、ファンタジーっぽいんですが、作品自体はおもいっきり現実でした。

サイの話ですか。
これはまた、何とも奇妙そうですね。でも、こういう奇妙、不条理っていうのかな?、って結構好きです。

Amazon.co.jpでチェックしてみたら、Peter Beagleというのは、SF・ファンタジー畑の人なんですね。短編ってあまり得意じゃないんですが(洋書の場合、やっと話がわかって来たと思うと終わってしまって、楽しむ暇がない(^^;))その他の作品はどうなんでしょう。読んだことありますか??

モンモランシ > (2001/09/26(Wed) 01:17:42)
ビーグルといえば,現役のファンタジ作家でいちばんえらい人の一人ですよ(といっても,ブラッドベリもまだ新作出してるけど < おどろき).この人がいなければ今のモダン・ファンタジは違ったものになっていたのではないかというキー・パーソン.とはいいながら,20年以上まえに,The Last UnicornA Fine and Private Place を読んで以来それっきりになってますけど.最近のはどうなんでしょうね.

ごろんちょ > (2001/09/26(Wed) 10:01:47)
えらい人の一人。
そう聞いて、いきなり腰が引けてます(^^;)

YK. > (2001/09/27(Thu) 21:48:41)
「えらい人」といわれるゆえんは、やっぱり独自、だからじゃないでしょうか。わたしはモンモランシさんのように幅広く読んでいないので、あまり歴史にそった位置づけはできないのですが。

The Last Unicornの、陽の光、風に匂いまで異なって感じられる物語の雰囲気はすばらしく、おかげでこの人が一言ユニコーン、と記すだけでさっとあたりの色が変わるようにさえ感じます。

The Innkeeper's Songはですね、、、お話としては面白いけれども、個人的にはもう少しPeter Beagle色が欲しかったかな、と思います。あ、最新作(ですよね)の Tamsinはまだ読んでいないです、、、。

モンモランシ > (2001/09/28(Fri) 00:49:59)
70年ごろに,クラッシックなファンタジのリバイバルがあって(Ballantine Adult Fantasy のシリーズが有名),そのおかげで忘れ去られていた多くの作品が発掘されて今に伝わってるし,またその影響で新しい作品が書かれるようになったわけですが,ビーグルはその先駆者で,いわば古典的な作品とモダン・ファンタジの橋渡しをした人なんじゃないかと思ってるんですけど.A Fine and Private Place ののほほんとした感じが記憶に残ってます.The Last Unicorn はもっと intense な感じじゃなかったですか.Tamsin 他何冊かは眠ったままです^^;)

Invisible Rhino,略してIRって,赤外線みたいでハンドルにはいいかも(笑)

そういえば犀の話がまわりまわってユニコーンになったという説がありますね.ただしユニコーンの角はイッカクの角(歯?)らしいですけど.

ニム > (2001/09/28(Fri) 01:40:37)
お呼びかしら。

ビーグル\(^O^)/

キース・ロバーツの「コランダ」でしたか、氷上を走る船で一角獣を追う話なんですけど、あれも馬の姿のいわゆるユニコーンではなくて、イッカクのお友だちでした。ああ、マリアの白馬はユニコーンですのよ>モンモランシどの(謎)

ごろんちょ > (2001/09/28(Fri) 11:32:03)
それにしても。
この際「YK.マジック」とでも名付けてしまいましょうか。ほんと、YK.さんに作品を紹介されると、本来なら興味を持ちそうにない分野のものにまで、ついつい心を動かされてしまいます。

70年頃って言うと、もう30年も前の話……、さらにその時がリバイバルっていうと、かなり前の作品なんですねぇ。でも、気になる……。

ニムさん、こんにちは。
やはりビーグルファンですか?

ところで質問>皆さま。
ビーグル作品って、お薦めですか?
ひとだんらくしたら、ホーガンの「星を継ぐもの」を読もうかと思ってたんですが……。

もしもお薦めだとして。
どれか一冊(長編)となると、代表作ってのは、やはりThe Last Unicorn でしょうか??

すいません。全然知らない作家さんだったんで、恥を忍んでお訊ねしますです(^^ゞ

YK. > (2001/09/28(Fri) 21:40:21)
おおっ、ごろんちょさんもとうとうSFに進出ですか。ホーガンの「星を継ぐもの」はけれん味のないストレートなSFで、学生のころ結構一所懸命読んだものです(うーん、実は最近ホーガン全然読んでいない)。「未来の二つの顔」のオプティミスティックな人間信頼(知性信頼?)も実は好きだったりしました。

ビーグルはですね、The Last Unicorn が、個人的に大好きで、これひとつでビーグルはわたしの中で「特別席」を与えられています。処女作のA Fine and Private Place がすごーくいいというひともいるようですし、近作の The Innkeeper's Songが最高傑作という人もいるようですね。

ごろんちょ > (2001/09/30(Sun) 08:06:57)
いえいえ、SFに進出だなんてそんな大層なものじゃないです(^^ゞ

星を継ぐものは、あっちこっちで評判がいいようなので、気になっていたところなんです。

The Last Unicornは、Amazon.co.jpで抜粋されていた文章の一部分がとっても美しかったので、気になってしまったものです。ただ、ナルニアも何がどういいのかわからないまま途中で挫折してしまったので、これもどうかな??とちょっと不安ではあるとこなんですが……。

モンモランシ > (2001/09/30(Sun) 22:01:01)
ファンタジらしいということでは The Last Unicorn ですね.A Fine and Private Place はズレたところがいいんですけど.

言葉足らずですいませんけど,30年前にビーグルがリバイバルということではなくて,クラッシックなファンタジのリバイバルと,古典的な雰囲気をうまくモダン・ファンタジに溶け込ませたビーグルの登場が重なったというつもりでした.ごろんちょさんがナルニアがだめだったのは,ファンタジだからじゃなくてちょっと特殊な位置付けの児童書だったからだと思いますので(私にも同様のおぼえあり),ビーグルは楽しめると思います.

'星を継ぐもの' は特にミステリ系の人に評判いいようですけど,わたしの場合は 'あっ,そう' でした.新しいジャンルに手を染めるのでしたら,やっぱりトップ・クラスの作品のほうがよろしいのではないかと思いますけど−−'ハイペリオン' とか−−抵抗力のない人にはSF特有のクラクラする感じが存分に味わえると思いますよん.'エンディミオンの覚醒' までたどり着けばハッピー・エンドですし(笑)

マリアのユニコーンは中身を読まなくてもわかっちゃうんですよ>ニムさん^^)
http://images-eu.amazon.com/images/P/0745945783.02.LZZZZZZZ.jpg
ローリングの宣伝文句がおじゃま.

ごろんちょ > (2001/10/01(Mon) 09:24:01)
色々と情報ありがとうございます、モンモランシさん。
なるほど、30年前にリバイバルしたんじゃなくて、登場が重なったんですね。わかりました。

ナルニアで同様の覚えをしたことのあるモンモランシさんが大丈夫というならば、きっと大丈夫ですね、というか、ああいう作品ではないということなのでしょうから、ちょっと安心しました(^^)

あ〜、でも、ハイペリオンは薦めないで下さいよ〜(笑)あんなに分厚い3部作に手を出してしまった日には、もう他に何も読めなくなってしまいます。でも、確かに評判いいんですよね、翻訳が文庫にもなってるし……。そういえばYK.さんが、ハイペリオンを買ったとか言っていたような記憶があるんですけど、その後どうなってるんでしょう?

あっ、いかんいかん。
すっかり読もうという気分になっている(笑)

YK. > (2001/10/02(Tue) 20:09:43)
いきなり意欲を殺ぐようですけれど、ハイペリオンシリーズは3部作ではなく4部作でございます(^^ Hyperionの感想は、お気楽PBさんの方に投稿させていただいたので、よければ見て下さい。この感想を向こうに持っていったのは、ごろんちょさんがあまり興味がなさそうだったというのもありますが、あそこに来てしていらっしゃるぷらむさんの、ハイペリオンに対する評価があまり高くなかったんで、違う意見もありますよ、という意味で投稿させてもらったんです。

ごろんちょ > (2001/10/03(Wed) 20:00:29)
うっ、てっきり3部作だとばかり……(^^;)

感想を拝見すると、何だかやっぱり難しそうな気がします。モンモランシさんの言う「SF特有のクラクラする感じ」を味わう前に、くらくらっと挫折してしまいそうな気がするのは、思い過ごし?

ホラーは嫌い!とずっと敬遠していたBoy's Lifeがあまりに良かったものですから(あの作品自体はホラーじゃありませんでしたけど)ジャンルに捕らわれて優れた作品を見過ごしていたら、もったいないと思うようになりまして、それでもって、SF、ファンタジーにもアンテナを伸ばしはじめたところです。でも、まだまだ心構えが足りないのかも。

ニム > (2001/10/04(Thu) 00:11:24)
ハイペリオン\(^O^)/
(こればっか)

>モンモランシどの
私の持ってるバージョンも、よく見たら表紙ネタバレ。
て言ってないで読め>自分(こればっか)

※この文章は、掲示板に投稿いただいたものを抜粋したものです。

(01.10.20)

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