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話題のハリー・ポッターシリーズ第2弾。イギリス版では、すでに3作目までがペーパーバックになっているのを知っていましたが、英国版と米国版とでは挿し絵の雰囲気が大違い。すでに米国版に慣れてしまった私は、初の洋書ハードカバーに挑戦することになりました。 さて、この作品。いい意味でも悪い意味でも「シリーズ物だなぁ」といったところでしょうか。物語冒頭は叔父さんの家でいじめられるハリーの姿が延々と描かれているんですが、これが3作目、4作目……でも同じ様に続くのだとしたら、ちょっとなぁ、というとこです。 叔父さんの家でいじめられるというのは、ハリーの生い立ちを語る上でかかせないのかもしれませんが、ストーリーの本質には直接関係ないですし。この部分をざっくり切り取って、魔法学校の部分から始まっても何の問題もなかろうに……なんて、ちょっと思ってしまいました。 そんなこんなで、物語中盤まで、上手く馴染むことが出来なかったのですが、それ以降はあれよあれよという感じで、物語に引き込まれて行きました。この辺のストーリー展開はさすがです。終盤にかけてすべての謎が解き明かされていくあたりは、さしずめ推理小説といった趣で、なかなか本を置くことが出来ずに困ったほどです。 日本語の本なら、多少の寝不足を覚悟で一気に読み終えるということも出来ますが、なんせ相手は洋書。物語がどんどん盛り上がって来ても、こちらの読むスピードは、せいぜいが辞書をひく回数が減る程度で、劇的に早くなるわけでもなく。もうちょっと、もうちょっと、と思いながら、その「もうちょっと」の時間がず〜っと続いてしまうことに。読み終わった時は首筋がぱんぱんに張っていました(^^;) というわけで、全体的にみればよく出来た物語です。続きのシリーズも読んでいこうと思うのですが、わざわざハードカバーで読まなくても、ペーパーバックになってからでもいいかなぁ、といったところでしょうか。 (00.06.17)
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