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HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE
by J.K. Rowling/ペーパーバック/312頁 お薦め度:★★★★☆

おじさんの家で邪魔者扱いされながら暮らすハリーの元に、一通の手紙が届く。開けてみると、ある魔法使い学校からの入学許可証だった。こうしてハリーの冒険が始まった…。―英国で”Harry Potter and the Philosopher's Stone” という題名で出版され、数々の賞を受けた児童文学作品。他の国でもいくつかの文学賞を受賞。(c)Skysoft.,Inc



一応児童書ということになってはいますが、全世界で3000万部を売ったという驚異的なベストセラーの本書は、大人が読んでも読み応え十分です。

長らく英語から遠ざかっていた私が、一抹の不安をいだきつつも再び手にした洋書だったのですが、何のことはありません。物語りの面白さにひきづられて、いつの間にか読み終わっていました。

ハリーが魔法学校に入学してから後のストーリーでは、クラスメートやら先生やらがやたらめったら登場するので、人物の名前を覚えるのがちょっと大変でしたが。日本語なら、佐藤さんと佐々木さんがいても絶対に混同するようなことはないと思うのですが、そこはそれ、英語のこと。Hで始まる名前の人物が2人いると、時折どっちがどっちやら??といったことになってしまいます。メンバー表ではないですが、登場人物をメモしながら読んだら、もう少し理解できたかなぁ、と思わないでもありません。まぁ、要は英語力の問題でしょうが(^^;)

ちなみにこの物語、叔父さんのところでいじめられるハリーが……という紹介のされ方をすることがありますが、でもって、それは確かにそうなのですが、この言葉からイメージするような暗さや、惨めさといったものは全くありません。意外とたくましいのですよ、ハリーくん(^^)

後半、ジグソーパズルのピースをはめ込んで行くかのように、物語りが収束していく様は、一種爽快ですらありました。ちょっとしたどんでん返しも用意してあるところが心憎いですね。

上記ペーパーバックの他に、ハードカバー版もあります。

現在(00.05.06)米国では3作目まで出版されていて、そのうち第1作目のみがペーパーバックとなっています。2作目は今夏にペーパーバック化の予定。(英国ではすでに3作目までペーパーバック化されている。)私は待ちきれないので、ハードカバーで(←ペーパーバック以外の洋書は初めてだったりする)2作目を購入しました。もうじき届く予定……なんだけど、待ち遠しいなぁ。

ハリー・ポッターシリーズは全7巻で完結予定。毎年1冊のペースで新刊が刊行され、第4作目は今年7月に英米同時発売予定。通販サイトではすでに予約も受け付けています。2001年には映画化も予定されていて、当分このシリーズで楽しむことができそうです。

そうそう、国内の翻訳のほうですが、こちらは1巻目が「ハリー・ポッターと賢者の石」のタイトルで、静山社から発売されています。1900円+税。2巻目は9月発売予定でこちらのタイトルは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」となっています。「全七巻刊行予定」と謳われていますから、どうやら静山社で全シリーズの版権を取得したようですね。1巻目の翻訳はかなり上手いと評判ですから、気になる方はこちらを読んでみるのも手かもしれません。

(00.05.06)
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