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Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (Book 3)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人)/J. K. ローリング ★★★★☆

シリーズ3作目。今回13歳になったハリーを脅かすのは、ハリーをつけねらっていると噂される脱獄犯シリウス・ブラック。その背景には、ハリーの両親の死があった。

この話は重くて暗い……そんな感想を目にしたことがあったので、読むのを躊躇していた部分があるだけれども、読み終えてみれば、そんなことは全くなかった。というよりも、前2作にくらべ物語が格段に深みを増したように思う。ラストもいかにもハリポタシリーズらしく、爽快感に満ちたシーンになっている。

物語はいつものように夏休みから始まって、いつものようにダーズリー一家とのひと騒動を経て、いよいよ本題へと入って行く。どんでん返しや伏線部分が数多くあるので、あまり多くを書けないのが残念だけれども、今回もハリーの物語は、友情や家族愛をきっちりと描いている。両親の死の秘密がまたひとつ明らかになり、次回作以降の伏線とおぼしき部分もあちらこちらに。

ここまで来るともう、なかなか途中ではやめられない。4作目のハードカバーは「電話帳」とまで言われたほどのボリュームだけれども、PBになったらきっとすぐ手にとってしまいそうな気がする。(2001.11.09)

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