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| 父親は行方知れず、母親は病気で入院。残された子どもたちは、祖母の元で暮らすようになった。一番年上であるDicey(13歳)は弟・妹たちの面倒を見ながらも、自分自身も日々の生活の中から様々なことを学んで行く。やがて訪れる母親との対面の日……。 貧しく、そして複雑な家庭事情の中にあって、毅然とした態度で毎日の生活を切り開いて行くDiceyのあり方に、読み始めた当初はとても好感を覚えた。13歳にしてのこの力強さを私も見習いたいものだとさえ思った。 が、後半失速……、というか、私の苦手な展開になってしまった(^^;) ここで詳しくを語ることはできないのだけれども、どうして児童文学ってのは、両親の揃っていない子どもが多いのだろう? 父親が失踪、母親が病気、家庭は貧しくて、子どもたちは学校でいじめられる、もしくは、地域社会の中で孤立している……。家庭というのは、子どもにとって身近なものだから、この手の設定が多いのかもしれないが、それを正面きって語られると、私にはどうも重すぎてしまう。 そういう意味で、いくらこの作品が文学的に優れていても、私には受け入れがたいものになってしまった。(2001.12.25) |
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