![]() |
ホーム |
| 全5巻完結(予定)の第3巻目。 物語の折り返し地点をちょうど過ぎた所です。最後まで読んでみないと何とも言えないのですが、緊迫感のある展開には思わず引き込まれてしまいます。今ここで手を出さずに、全巻発売された後で、一気に読んだほうが良かったかも。「親は概ね子供を信用しているが、最後のところで信じていない。子供は普段の生活の細々したところでは親のことを信用していないけれど、最後のところでは信じている。そのボタンの掛け違いが、お互いに不信感を生んでいることになかなか気付かない」というフレーズがいいです。共感を覚えました。(2001.01.15)
千華子を人質にとられ、練はニコと名乗る少年から危険なマヤの儀式への参加を強要された。それは、少年たちがつねに背後に獰猛な獣の気配を感じながら、生き残りをかけて争う過酷なレースだった。刻一刻、過ぎてゆく時間。失意と恐怖の中で、練に残された制限時間はあとわずかしかない。脱落すれば千華子の命が……。もう後戻りできない第四巻。(文庫裏表紙より) シリーズが完結するまでは、何とも評価しがたい作品になっている。物語がどんどん大きく膨らんで、それがどう収束されるのか。ラストのありようで、優れた作品とも、駄作ともどちらにも転がる可能性を秘めているような気がする。 それでも物語は緊迫感に満ちていて、先へ先へとページを繰らずにはいられない。ここまで来たらどう転ぼうと、とにかく最後まで読むしかないのは確か。あ〜、早く結末が知りたいよ〜。(2001.07.05)
革命新政府は「楔が抜けるまでこの状態は続く」と発表。が、この「楔」は何を意味するのか? 賢と千鶴子はヘリコプターでの捜索を開始したが困難をきわめた。一方、練は勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の千華子のもとに向かうが……。その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった。面白さ最高潮の第五巻。(文庫裏表紙より) これで完結のはず……と思って、楽しみにしていた第五巻だったけれども、予定変更で最終巻は次の巻に。それはないでしょ、と不満に感じはしたものの、読み終えてみれば何のことはない。この第五巻がなかなかに面白くて、もう一巻分物語が増えてくれて良かったかも(^^) なんて調子のいいことまで思ってしまったほど。 物語がここまで転がってくれば、ラストもかなり期待できるんじゃないかな、ということで、8月発売予定の最終巻を心待ちにしているところ。(2001.07.07)
史上最悪の大地震と火山噴火で、練の恐怖の針は振り切れた。このまま押し潰され骨も砕け窒息するのか、千華子はいまどこにいるんだ、でも、もう何もかもが終わりだ! 次々、襲いかかる困難の果て、さらにこんなことが待ち受けているとは! 神は二人を見捨てたのか!? 兄妹は再会できるのか? そして家族は? 息すらできない緊迫と感動の最終巻。(文庫裏表紙より) 隔月発行全6巻(当初は5巻予定だったのだけれども)のいよいよ完結編。隔月発行という性格上、読者を次へ、次へと引っ張らなくては行けないという使命があったのだろう。だから、物語はなるほど緊迫感に満ちていたし、これでもか!というほどに、次から次へと困難な状況が襲いかかって来る……。 となれば、やはり一度読み始めてしまうと、結末が気になって途中で放り出せなくなってしまうのだけれども、今までの5巻分の期待が込められたこの第6巻は、正直言ってあまり面白くなかった。どれもこれもが予想通りの展開で、新味に欠けていた……、いや予想を下回る展開だったかも。何というか、おぉ〜っというような、驚きや感動がなくて、ジグソーパズルの残りピースを埋め込むようにして、すべてが無難にまとまってしまったのが、ちょい残念。 2月に発行された第1巻目から、じりじりと半年間も待たされた後だったからねぇ〜、もうひとひねり欲しかったな。(2001.08.7
|
| TOP PAGE |
| Copyright (C) 2000-2005洋書倶楽部 all rights reserved |
| ホーム│感想:2003年〜2005│2002年│2001年│2000年│投稿感想│著者別(洋書)│著者別(和書) |