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| 平安時代。もののけが日常生活と隣り合わせに存在している世界。陰陽師である阿倍清明と親友の源雅博が力を合わせ、不可思議な難事件に挑戦し、解決していく。 時代小説というと、司馬遼太郎の「竜馬が行く」くらいしか読んだことのない私が、思わず手を伸ばした作品です。独特の怪しげな雰囲気が何とも言えずいい味を出しています。6つの短編にはすべて鬼やもののけが登場するのですが、ホラーのようにやたらめったら怖さばかりを強調するのではなく、腕一本分が鳥肌立つ程度の不気味加減さが、私にとってはちょうど良く、楽しく読み進めることができました。長短編織り交ぜて現在4作品が出版されているようですが(うち3冊は文庫化済み)ぽっつりぽっつりと読みつづけてしまいそうです。(2001.01.01) |
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