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| <あたし>の誕生日プレゼントに恐竜をあげると偽って<徳田のジジイ>がイグアナを持って来た。ふいにやって来たイグアナのせいで、喧嘩が絶えなくなってしまった<あたし>の家は、けれどもいつしかイグアナを通して、またひとつにまとまって行く。 産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を受賞した歴とした児童文学です。だけどだけど、児童文学なんて興味ないね、なんてどうか思わないで下さい。そこら辺のちゃちな小説なんかより、ずっと心に残ります。小学生の女の子が主人公だと言うのに、私など読んでいる途中すっかりその女の子に感情移入をしてしまって、最初から最後までドキドキしっぱなしでした。本を読みながら、こんなにも気分が高ぶったのは、本当に久しぶりのことです。 初めは嫌だと思っていたイグアナ。それをいつしか受け入れるようになって行く家族。なんだかいいんですよ、暖かいし、ハッピーエンドだし。難しいことをあれこれ考えずに、とにかくほんわりとした優しい気分になりたい方、絶対にお薦めです。 (2001.01.30) |
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