悲しい出来事(ゴマダラカミキリの被害)

みかんの小木がカミキリムシの幼虫のために枯れそうになっていました。(右の写真の小木です。葉がよれよれで葉の色が黄色くなってきています) みなさんはカミキリムシを知っていますか?
みかんの幹に卵を産み付けて、幼虫がみかんの幹の中を2年間食べながら成長し、成虫になって1cmくらいの真ん丸い穴を開けて出てきます。そのため、ちいさい木は枯れてしまうことが多いのです。6月から8月ごろ成虫が卵を産みまわるので幹に薬をかけます。かけないと弱った木やちいさい木はこのようになってしまいます。木が枯れてしまっては何もなりませんから。農薬は木を守るためにかけています。
ゴマダラカミキリの成虫と幼虫
メスの体長は4cmほどです。 元気な木
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みかんの木からおが屑のようなものが出ていたら、カミキリの幼虫がいることが多いです。
小木の様子がおかしいなあと思って幹をみると出ていました。だいぶダメージを受けていますが、幼虫を幹から出してやることにしました。
まず、虫探しです。食べたところを削っていきます(左の写真)。このように幹のほとんど一周しています。そして、幹の真中を上に穴が開いています。ここからは針金をいれて探索します。虫に当たったようで汁が流れてきました。私は本当は虫は大嫌いです。見たくもありません。この写真も気分が悪くなるほどです。でも、ほっとくとまた、次の犠牲を生むので必死です。
虫を外に出しておくと死んでしまいます。
それで一安心です。

おが屑のようなものがでている木 ←
あとはこのように薬を塗って少しでも早く回復することを祈ります。この小木の場合、回復する確立はきわめて低いと思います。今後も時々この小木の様子を載せていきます。みなさん、いっしょに回復することを祈ってくださいね。
1999年11月1日の様子
やっぱり枯れちゃいました。
もう、もとには戻らないでしょう。ああ悲しや