ラーメン日記 2003年5月号
●5月31日(土) この道はいつかきた道
折角の遠征だというのに、折からの雨。というか台風。その中を突いて、
車は東名で富士へ。一度富士宮へ向かい、焼きそばを食べます。富士宮は
焼きそばで町おこしをしていますが、そのスタイルも様々。駄菓子屋さん
に鉄板があったりするのも面白い体験です。
車は富士市に戻り、まずは「大山」へ。ファンが多い二郎の中でも
その実力が光っていた「町田二郎」のご主人が、故郷に戻って開店した店。
店内は行列ほど無いものの満席状態が続き、その人気ぶりを伺わせます。
注文は駿河とんこつと豚めし(\700+\150)。町田時代に比べるとスープは
マイルドで食べやすくなり、麺も細くなったもののその面影をしっかり
残しています。「駿河」とは海老を使ったトッピングで、町田二郎の
「MO」を彷彿とさせます。同行者のメニューもいろいろ味わいつつ、
満足顔で店を後にします。
続いて、富士駅前の「北道」に寄ってもらうことに。ここは札幌の人気店
「すみれ」出身者の店ということで味噌ラーメン(\700)を注文。丼は確かに
アツアツでしたが、スープにすみれほどの強さがなく、途中で持て余して
しまいました。麺は同じ森住製麺ということでなるほどの強さがありました。
すみれと同じ味というのは商売として大変かもしれませんが、中途半端に
味が濃いのも、リピーターを呼ぶのには苦労するのでは…、と、いらぬ心配
になることを望みます。
その後1軒を挟んで、最後に厚木の「ZUND-BAR」。平打麺の塩ラーメンと、
サイドメニューの月見たれかけご飯を注文(\700+\100+\360)。夜ですが
客の姿は途切れず、サイドメニューやデザートも完売に近くなっていました。
丼は以前のステンレスをやめ、全品和風の丼になっていました。スープは
もちろん以前と同様で、平打麺はやや固めですが食べごたえがあるので
わかりやすくていいです。月見たれかけご飯は、やや甘いチャーシューダレ
と生卵がいい組み合わせでした。
●5月30日(金) 渋や顔などいやですわ
昼、天王町「ときわ」でピリカラねぎラーメン(\700)。初日よりは接客も
手つきも慣れてきた感じですが、まだまだ「はじめてのラーメン屋さん」
感が漂っています。やはり、あの若い男性がコーディネーターなんでしょう。
味の方は悪くないだけに、早く店としてまとまってほしいところです。
夜は渋谷で下車。まずは南口を出たところに登場した屋台「麺屋ジョー」
で、ラーメンと煮玉子(\500+\100)。この値段は150円引きらしいです。
白濁したスープに醤油ダレが加わっていますが、味はややマイルドで、
東京向け醤油豚骨といった印象。チャーシューなどはしっかり作っています。
屋台にしては上出来の部類ではないかと。
続いて、井の頭線西口のあたりにできた博多ラーメンの店「長浜天龍」。
ラーメン(\500)は、ダメでした…(その後閉店)。
道玄坂を登って、こちらも新店「博多市場」。ウナギの寝床のごとく
細長いカウンター席が繋がっていて、焼酎やつまみも豊富。軽く焼酎を
飲みながらキムチをつまんでいたら、これが辛いのなんのって。辛さには
耐性があると思っていただけに、ここまで辛いのは一般的には微妙かも。
締めは市場拉麺(濃)(\650)。これがスープ濃厚で食べごたえがある
博多ラーメンです。微妙についたとろみもくどすぎず、ちょうどよい
クセを生み出していていい感じです。ただ、どうしてもバーのイメージが
強い外観なので、もう少し入りやすいほうがいいと思いますが。
●5月29日(木) とぼけた顔して晩晩晩 ばんばんばばばばばばばばばん
昼、横浜浅間下の庶民派中華。サンマーメン(\550)、スープの味が
なくて具も麺も弱すぎ。店名を伏せるほど。
夜は新宿から京王線へ。下高井戸で止まったので降りて、「ばんや」へ。
味付け玉子そば(\700)を注文。やや透明度の高い醤油スープだけど、魚ダシも
しっかり感じられるもの。麺がつるつるっと口の中に入ります。特徴が
少なそうで、食べ終わってみると悪くないです。
続いて、桜上水との中間点にある「OKAZAKi」で柳麺(\600)。メニュー
構成やラーメンの見た目から、ちゃぶ屋と何らかの関わりがありそう。
とはいえ、味はもっと醤油が強く出ていて、麺の固さがややマイナスに
反映されている感じです。モヤシも、丼の中で存在感を出しすぎて
いましたし。
芦花公園駅へ出て、「いち」へ。千歳烏山にあった時に一度行きましたが、
こちらでは初めて。おかみさんが店内にいましたが、らあめん(\700)を
作ったり接客をしているのは息子さんらしき人物。そのせいか、豚骨スープが
完全に焦げ付いてしまっていたのにはがっかり。前回食べた時はそういう
ことはなかったんだけどなぁ…。
●5月28日(水) いちいちライン
昼は星川、16号沿いにある方の「一品香 保土ヶ谷店」。四川タンタン麺
(\735)はちっとも辛くなくて、その点では期待はずれ。
夜は江古田の「いちや」へ久々。塩ラーメンと味たま(\750+\100)を注文。
ずいぶんとわかりやすくなった味です。悪くはないけど、昔のクセになる
ほどの味を知っている身にはちょっと淋しいかも。多店舗展開にはこの味の
方がいいとわかっていますが。
●5月27日(火) てんぱってるので、ヒキがもう少しあれば
昼は歯医者に寄ってから、横浜の中華屋「点点」でラーメン(\500)。旨味は
強いけど普通に食べられる店でした。
夜は帰り際、「ときわ」がまだ営業していたので立ち寄る。気になっていた
とまとそば(\800)がまだあったので注文。セロリやチンゲンサイなどの青菜を
炒め、トマトピューレを使って味を染み込ませたスープを、麺の上からかけて
います。スープの酸味とトマトの酸味を活かしていて、味は悪くないですが、
まだまだご主人の動きにはぎこちなさが残ります。
夜は目黒から地下鉄で白金高輪へ。新店の「どらいち」へ行き、優麺(\850)
を注文。藤沢にある店の進出版ですが、新メニューのこれ一本で東京に出て
きました。しかし、基本メニューで850円というのが敬遠されたのか、店内の
客は少なめ。スープは醤油がメインでやや甘め。素材のよさは感じますが、
また食べたいという魅力が見つかりませんでした。
通りの向かいにある「大宝」は、タンメン(\750)で知られる老舗。人気も
あって店内はほぼ満席。タンメンはシンプルな味ながら、たっぷりの野菜と
スープが調和していて、なかなかいい感じです。何よりご主人の、接客と
調理の丁寧さに心惹かれました。
●5月26日(月) 時は流れるな、それを積み重ねよ
昼、天王町、それも大門通りに新店登場ということで、さっそく「ときわ」へ。
同様に考えた人が多いらしく、昼休みはけっこうな混雑。しかもご主人は手際が
よくなくて、けっこう待たされます。中華そばと味付玉子(\600+\100)を注文。
若くはないご主人とその奥さんらしき人、洗い場を担当するご老人と、彼らに
指示を出す、コンサルタント風の壮年男性が厨房に。開店前の張り紙によると
「毛湯(マオタン)」を使った鶏ベースの味ということで、確かに豚骨とは
違うマイルドな旨味があるスープ。もう少し麺が強くてもよさそうだけど、
全体としてはなかなか悪くないもの。
夜は某店の試食会で新作を2杯。これはさすがのレベル。
その後池袋に戻り、東口に開店していた新店へ。味玉らーめん(\700)を注文した
ものの、これが薄すぎる豚骨スープに茹ですぎた麺で、店名を伏せるほどだめ
でした。
●5月25日(日) 馬鹿は食わなきゃ治らない
GWに白河と郡山に行ったばかりだけど、行きたい店はまだまだあると、
福島県へ車で出動。会津若松に出て、芦ノ牧温泉の人気店「牛乳屋食堂」へ…
臨休(泣)。
落ち込んでもいられないので、駐車場に車を置き、すぐ近くの「うえんで食堂」。
すでにほぼ満席で、地元の人やツーリングの人がいます。私は手打みそ中華(\750)
を注文。店内はすべて座敷席で、麺をあげる厨房のとは別に、焼鳥と餃子焼き場が
あって、座敷席の反対側に洗い場という、導線を全く考えてないつくり。家を順々に
店に変えていったんでしょうね。スープに味噌味はやや強めだけど、野菜や肉が
炒められていてなかなかインパクトあり。手打ち麺と普通の麺で値段が変わるが、
普通の麺でもすすりがいあり。手打麺は不揃い感やピロピロ感を楽しめる。
ただ、味噌と手打麺の取り合わせだと麺がちょっと柔らかいかも。醤油の手打ち
麺がかなり印象よかったです。どれも化調がそれなりに入ってるけど、そういうこと
を気にするタイプの店ではないですね。
続いて会津坂下にある「印度カレー食堂」を目指したら…、また臨休(泣)。
会津若松市から河東町に入ったところにある「古川農園」へ。もともとは農園の
おまけとして食堂をやっていたようですが、現在ではラーメン専門店状態かも。
家族連れなどが多くほぼ満席の状態が続いてます。ここにも通常の麺と手打ち麺
があり、手打ち麺のほうが高い。手打中華そば(\600)を注文。製麺所がどちらも
「小西」なので、同じ麺を使っているのでしょう。あっさりのスープはこちらの方が
後味が気にならなくて、なるほど家族で食べたくなる味といえるかも。味噌味は
特に工夫はないので、無理に食べなくてもいいかも。
郡山に出て、先日「正月屋」に来たばかりの激戦区、桑野へ。入ったのは
「春木屋郡山分店」。荻窪の超有名店ののれんわけが郡山にあります。
店内には初代店主との写真も。昼下がりで席は空いてたけど、半分くらいは
常に入っている状態。頼んだのは中華そばと味付玉子(\650+\100)。煮干しが
香るというより、煮干しそのものの甘味があるスープが印象的。引きこまれる
味わいもなかなか。味玉は東京でも流行りそうな大きな半熟のもの。
つけ麺は麺の温度で冷と温があり、しっかりした強さの麺はつけダレにも
負けていない。荻窪の支店ではなく、独自の成長を遂げた立派な店でした。
郡山発のラーメンを広げようとする「一麺会」をリードしているのも納得。
是非また食べたい、味も心地もいい店でした。
続いて、ものの数分で着く「トクちゃんらーめん」へ。ここも「一麺会」を
引っ張っているお店です。ご主人は東京出身で、東京の味を持ちかえりつつ、
自分の味わいを出して地元で人気の店。トクちゃんワンタンメン(\940)を注文。
麺は自家製で柔らかいながらも食べ応えがある。チャーシューも味がしっかり
染みていて好感。味玉は切り口の見栄えがいまひとつかな。ワンタンは、
しっかり肉が詰まった今日これまでの店のものと違い、ワンタン自身の食感を
楽しめるピロピロなものがたくさん入っている。
ファミレス休憩を挟み、再び桑野の春木屋の前へ。目的は「正月屋」だけど、
私ともう一人は今月正月屋で食べたばかり。どうせなら違う店に行ってみたいと、
正月屋と春木屋の間にある「桑野亭」へ。看板に「とんかつと支那そば」と
書いてあるけど、かつラーメンがあるわけではなく、普通に支那そば(\600)を注文。
ジャズがかかって雰囲気のある店内だが、人気店に挟まれてかお客は少ない。
でも、やや濁りのあるスープは口当たりが柔らかく、化調を使っていないように
思える。平たい麺が米沢のようで、ボリュームもやや多め。具もしっかり作られて
いて、悪くないというレベルはあっさり越えている。同行者のミニカレー丼も辛くて
なかなかで、思わぬ拾いものに満足。これを正月屋から出てきたメンバーに
伝えたところ、さっそくこっちにもひとり入っていきました(笑)。
3週間前と同じルートで東京へ戻りますが、連休でもないので混んではいません。
すいすいと戻って東京へ帰着。とはいえ、行けなかった店や行かなかった店も
まだまだ残ってます。がんばらなくては。
●5月24日(土) なべQといつまでも
いい天気、いい人たち、いい味、いい酒、そして麺休日。
●5月23日(金) 愛という名の花を咲かそう
昼は天王町の中華屋「昌希」の日替わりランチセット(\580)。安くておいしい。
(でも閉店)
夜は渋谷で降り、新店の「すずらん」へ。外装は専門業者によるもので、どっかで
見たことあるような。玉子そば(\750)を注文。魚介系と動物系のダブルスープで、
丁寧な美味しさは感じますが、最近多い魚ダシ系ラーメンとの違いが感じられない
のはちょっと残念。でも、それ以上に素晴らしいのが自家製麺。滑らかだが過度に
もちもちせず、柔らかいことがうれしい舌触りを呼んでいる。これはつけそばにも
期待したい。
池袋から自転車に乗って、板橋本町の「平太周」へ。さっぱりしたいので
つけめん(\800)を注文。さっぱりといっても、平太周の中では、という話なので、
つけダレは十分にこってりしています。つるや製麺の麺が、つけめんにすると
もちもちしていいですね。
●5月22日(木) 闇に吹く神風
昼、天王町の居酒屋「ななし」のランチ、支那そばミニカレーセット
(\850)。まあ、いつも通りのあっさり味。
夜、ラーメン仲間からのメールでニュースが飛び込む。「カミカゼ」が
夜の部臨時で営業するとのこと。いつもの道を歩くけど、立場の夜道は
初めてで新鮮。店に着くと、ご主人の地元の知り合いの方がいて、
まったりしたモード。とはいえ、塩焦がしネギとチャーシューライス
(\750+\300)は、魚ダシの利かせ方が相変わらずしっかり。この日は
素材を一部入れ替えたそうで、香りが少し変化していたものの、
全体の印象を変えるほどではありませんでした。
●5月21日(水) 冷やしスープ割り
昼は星川まで歩いて「濱壱家」でラーメン小カレーセット(\800)。
2度目であまり期待していなかったけど、意外と濃厚な豚骨醤油になって
いて、この日の出来は悪くないです。カレーが意外と辛かった。
夜は椎名町の「梯子」でいつもの通り。途中で冷やし塩ラーメン(\700)、
さっぱりして、翡翠麺ともよくあっている。最後にはスープ割りもあったり
して。そして締めはじゃじゃかま王(\580)。盛岡じゃじゃ麺と釜玉うどんを
モチーフにした一品で、あっという間に麺がなくなる。そして美味しい。
ラーメンなのかと言われると一瞬困るけど、美味しいからいいじゃん。
…2品とも白板メニューなんだけど。
●5月20日(火) はっきり言って ラヲタはビック♪
夜、東急多摩川線の武蔵新田へ。まずは環八を蒲田方面に歩き、「辛しや」
という新店へ。ラーメンと味付玉子(\600+\100)を注文。店名から、激辛が
出てきてもおかしくないと覚悟(期待)していましたが、やや濃い目の豚骨
醤油スープにモヤシで、これは特に辛くないです。卓上の一味唐辛子がよく
マッチするのが店名らしいところかも。あと、油そばがメニューにあって、
こっちは辛そう。
歩いて駅のほうに戻り、環八沿いの取材拒否で知られる「ビック」へ。
ラーメン(並)(\480)を注文。静かな店内に湯を切る音だけが響きます。
家系から醤油を減らしたような味で、スープはラーメンショップ系と
くくることもできそうですが、豚骨がしっかり出て、油と絡んでいるのが
大きな違いです。その分食べごたえがあってよかったです。
東急を乗り継いで大井町線九品仏下車。少し歩いて、新店の「風や」へ。
新店といっても、近所にある「福や」の店長が独立してはじめた店。
小料理屋を居抜きで買い取ったらしく、テーブル配置や店員の導線に、
ちょっと無理を感じるところもあります。しょうゆラーメンと玉子
(半熟)を注文(\600+\100)。スープはあっさり、麺も選べるという
ことで「ちり麺」を選択しました。言うなれば「がんこの曾孫弟子」に
あたるだけに、スープのしょっぱさや麺の食感にはがんこを感じます。
ただ、スープ自体が弱い感じがして途中で食べ飽きてしまいました。
●5月19日(月) さよなら六角次来て早く。四角い仁鶴がまあるく収めまっせ
昼は天王町の「光家」できゃべつラーメン(\700)。以前天王町勤務の際に
食べた感想ではかなりあっさりめでしたが、今日の味は豚骨のワイルドさが
そこそこ出ていて、たまに食べるにはなかなか良好でした。
夜はラ博へ。今月いっぱいで閉店する「六角家」へ。そんな状況でも店内は
客もまばら。ラーメンとキャベチャー(\700+\100)を注文しましたが、作ってる
のは私の分だけなので「流し」はありませんでした。麺柔らかめで頼むと、
麺がスープにまろやかに調和してなかなか。この日はスープもよく出ていて、
この味だと、出て行くのは惜しい気もします。
ラ博から、駅と反対側に歩くと「烏山大橋」のバス停。ここから溝の口行きの
バスに乗り、途中の「高津中学校前」からKSP(神奈川サイエンスパーク)
まで歩きます。この敷地に隣接しているのが、上川ラーメンの「喜七」です。
(本来「喜」は「七」を三つ重ねます)醤油と塩が売り切れていましたが、
みそラーメン(\700)が目的だったので無問題。以前は北海道上川町から麺を
送ってもらっていたそうですが、現在は大橋多摩の麺箱でした。濃厚な豚骨
ベースに負けない味噌の味で、野菜も含めしっかりした食べごたえ。それらに
負けない麺もなかなかでした。地元の麺を使っている「ピヤシリ@四谷」は
麺に物足りなさを感じていたのですが、こちらの方がスープと相性のよい
麺だと思います。
溝の口から渋谷に出て、「竹麓輔商店」に立ち寄る。目的は季節メニューの
冷やし合鴨(\800)。キンキンに冷やした器に麺と鴨肉、そしてジュレが良質な
組み合わせで一気に完食。デザートのかぐや姫(\250)も、見た目のユニークさ
と味の丁寧さがすばらしかったです。(その後閉店)
●5月18日(日) パルチザンチーズ
「BoysRush」の取材で、まずは中野新橋の「ぽっぽっ屋」に集合。目的は
冷やしサラダラーメン。日曜定休で敷居が高かったぽっぽっ屋本店の味が、
近くで食べられるようになったのもうれしいです。
カメラマンさんの車で次の店へ。いつもなら、2軒目に早めに着いて一度
解散するのですが、今回は更に時間の余裕があるので寄り道を提案。駅から
少し離れて行きづらい世田谷区深沢の「福」。らうめんセット(\900)は、
醤油味のらうめんと半カレーのセットということで注文。まずはらうめんが
到着。あっさりしたスープは魚ダシを使いながらくどさがなく、万人受けが
狙える味。ただ、この場所までわざわざ来たいというほどのクセがないのも
事実。腕は確かそうなだけに、今後にも期待したい味です。やや遅れて
半カレーも到着。こちらは普通の日本カレーで、ラーメンとの相性などは
普通でした。
2軒目の前に着いたものの、やはり予定より早いため一旦解散。再度
「はっち」の前で集合し、まずは取材用の味玉ラーメン。すっごいよ
以来のこってりした豚骨ベースで一気に食べられました。
取材後、つけめん(\630)を注文(笑)。こちらはラーメンに入らない
魚ダシと節粉が入って別の味わいながら、麺を啜るペースが落ちない
インパクトを出しています。さすがでした。
(その後、ラーメンも魚ダシとのブレンドに変更されています)
●5月17日(土) 小魚という名の魚はいない、雑草という名の草はない
宇都宮の人気店「どる屋」で、新作の鮎だしスープを限定で販売という話を聞き、
ラーメン仲間の車で向かうことに。宇都宮市役所の駐車場に車を止め、店の前に
11時に着いたけど行列はありません。通常は12時開店ですが、11:30にシャッターが
開き、一番乗りで入店。この日の鮎だし新麺は、鮎が獲れる時期の週末に、月1
程度でやる予定の限定メニューとのこと。スープには塩と醤油があり、麺は通常の
細麺の他、栃木の小麦を使った平打ち麺(限定20食)があるとのことで、塩の
平打麺で注文(\800)。麺はやや柔らかいがモチモチしていて食べごこちがいい。
スープは鮎の香りがスープの味にもしっかり出ている。塩味だとちょっと鮎の味が
前面に出ているが、醤油味は組み合わせがマイルドになって非のうちどころなし。
別皿に乗っているチャーシューやネギを入れても満足感は変わらず完食。
チャーシューは土産に買う人続出でした。さすが。
宇都宮市から栃木市へ向かう街道のバイパス沿いにある、壬生町の「つるや」が
2軒目。店頭の看板がチェーン店のようで一瞬たじろくが、栃木県内のラーメン好き
にもファンが多いとあれば期待もします。店内は広い空間で、座敷やテーブルが
ゆったり配置されている。
みんなでいろいろと食べることにして、らー麺(\630)を注文。太麺で茹で時間が
かかる上、厨房内をご主人がひとりで切り盛りしているためけっこう待たされます。
スープに地鶏と魚介の旨味が凝縮したラーメンは、鶏油のインパクトもあって
かなり濃厚。太い麺の食べ応えもかなりいける。ボリュームに溢れ、魚粉も入って
いるがくどくはないのがうれしい。同行者の醤油豚骨は驚愕の逸品。とにかく濃厚。
最大濃厚の醤油豚骨味に鶏のスープと油を加え、2で割らないようなインパクトの
強さ。東京近郊ではまず味わえない衝撃の味。若者には絶対薦めたい。さらに
つけ麺もあり、これも濃厚なつけダレがポイント高い。他で食べられないものが
揃っているのは嬉しい。これで行列店にならないのが不思議。
(と思っていたら、その後ブレイクしましたね)
ファミレスで休憩し、地元の同志とラーメン談義。その後向かったのが、上三川町
の「大晟」。町内の蕎麦屋が母体で、蕎麦打ちの技術を活かした自家製麺が自慢
とのこと。デュラムセモリナ粉を入れた麺は名づけて「じゃい麺」。メニューが多く、
地元の人に聞いてもどれも食べてほしいとのこと。みんなでいろいろ頼むことにして、
私はあぶり焼きチャーシュー麺(黒)と煮玉子(\819+\105)。スープの色には「黒」
「茶」「白」があります。最初に出てくるのはあぶり焼き器。旅館で鮭を焼くような
器に乗せられたチャーシュー4枚。固形燃料を使っているので灰の問題はないが、
4枚乗っているので裏返すのが大変。しかも、ほろほろ崩れるチャーシューも。
熱いので危険性もあり、トラブルがないのか不安になってしまう。ラーメンはコシが
見事なつるつる麺に、あっさりした中に魚ダシのコクがたっぷり入ったスープが
印象深い。みんなが頼んだものを交互に食べたが、限定メニューの岩魚スープ
ラーメンは、鮎よりもワイルドな旨味があって印象的。つけ麺に使われるゴマ入り
麺も、改めてまた食べたい味です。シンプルな塩ラーメンのスープもうれしい。
車がないと敷居が高い店ですが、再食したいですね。
東京からのメンバー6人で国道4号を進み、春日部市の武里駅前へ。駐車場へ
入れて「小魚屋」に入店。ここもスープが複数あるので、私は中華そば(白醤油)
(\600)を注文。魚ダシがじんわり広がるスープに、魚粉入りの麺のインパクトが
しっかり効いていて、見た目の普通さに比べて味わいは独特。黒醤油はさらに
コクがあるスープに、直接投入された鰹節やサバ節が目立っている。こちらは
ややマニア受けしそうな感じ。驚いたのは味噌味。麺は練りこみなどはない普通の
太麺だが、赤味噌ベースのアツアツスープに煮干し粉がはっきり自己主張。
忘れがたい個性を感じさせる。つけ麺はゴマ入り麺が特徴あるが、つけダレは
普通かな。とはいえ、店構えの凡庸さをいい意味で裏切ってくれる店です。
向かいにある「るあっぷ」も最近話題の店。とはいえ、他の人は満腹なので
私ひとりで店内へ。醤油ラーメンと味付玉子(\600+\100)を注文。おしゃれな
雰囲気でカクテルもメニューにあるけど、テレビはナイター。あっさりしたスープは
アツアツの、さっぱり醤油味という感じ。悪いところは少ないが、インパクトは
店構えほどは強くない感じ。大きな期待は無用ですが、地元にあったらしばしば
行きたくなる雰囲気と味です。
栃木県にはまだまだ個性的なラーメン店が多いとのこと。機会を作ってまた
行きたいです。
●5月16日(金) サイドメニューに団子を置きましょうよぉ
夜、大久保にできた新店「八兵衛」。ラーメン店にしてはちょっと広すぎる
店で、私が入ったのに気づく店員がいないのは残念。味玉そばと鳥めしを注文
(\780+\220)。スープは鶏メインでさっぱり味、甘味がちょっと強い感じです。
嫌いじゃないけど、もう少し自然な味にしてほしいかも。麺が中途半端に
固くて、食後感がよくはないです。あと、鳥めしはちょっとチープ。
(その後閉店)
●5月15日(木) 三馬鹿に威張る
昼は食欲がなかったけど、天王町の「むつみ屋」でおにぎりセット
(しょうゆ)(\600)。おにぎり2個とミニラーメンでこの値段。女性で
ちょうどいいくらいの量ですし、味も通常のむつみ屋してました。
夜は某店に行き、試作品を6杯食べながら、いろいろと感想を出して
いました。
●5月14日(水) Gマン'だい5
昼は平沼橋の中華屋、「新華楼」でサンマーメン(\600)。外から見ると
定食が多くてちょっと躊躇しましたが、味はちゃんと中華屋さんのもの
でした。
夜は蒲田で乗り換え、雪が谷大塚駅で下車。まずは「葉月」に入り、
らぁ麺(\600)を注文。蕎麦粉も使っているので見た目には蕎麦っぽい
ですが、きちんと小麦粉が立っていて、蕎麦っぽいけどやはり
しっかりとしたラーメンです。スープも和風を出しながらしっかりした
ボディを感じる味だし、チャーシューも美味しい。蕎麦粉アレルギー
でない人には、美味しいラーメンとして普通に薦められる味です。
駅近くに戻り、「雪谷自慢ラーメン醍醐」。千石自慢ラーメンとも、
牛骨で名を馳せた醍醐とも関係ないらしい。ラーメン(\600)はマイルド
な豚骨と背脂。悪くはないけど突出したところもないので、また
食べたくなるかは微妙なところです。
●5月13日(火) ボブサップよりすごいツキサップの破壊力
夜は新井薬師前に出て、店名の通りの「駅前食堂」。以前「麺喰楼」が
あった場所です。メインは坦々麺で、丼もあるけどいずれもフルサイズ。
ハーフサイズがあれば一緒に注文するのに…と思いつつ、黒ゴマ坦々麺を
注文(\700)。ちょっとゴマの味が濃い気もしますが、しっかり食べた気に
なる坦々麺で、ライスとの相性がすごくよさそう。隣の人がデザートを
興奮しながら食べているのを見て私も欲しくなり、絶品アンニンドーフを
追加(\250)。柔らかい杏仁豆腐をたっぷりのシロップで食べる形で、
こちらも味は濃いです。どちらも味付けがもう少し薄くてもよさそう
ですが、満足感があったので、たまにはこういうのもいいのでは。
中野に出て、駅前にあるやや古い店「月寒」へ行き、みそらーめんを
注文(\700)。(以下自粛)
●5月12日(月) ブラックドラゴンと書くとマフィアの名前みたいだ
昼に天王町の中華屋「黒龍飯店」で、チャーハンラーメン(\700)。
外れのない味だけど、揚げネギなども入っていて中華の麺よりはやや
日本のラーメンを意識しているかも。
●5月11日(日) 猫森、じゃなくて寝篭り
疲れて夜まで寝てたけど、お腹も空いたので近くで一杯と、新江古田の
路地を入った「めんめん」へ。カレー中華(\600)があったので注文。手打ち
麺とカレーはベストマッチではないけれど、これはこれで美味しい。
でも、横の人の唐揚げラーメンを見て、やはりこっちがよかったなぁと
思ったりします。
●5月10日(土) 心のハンサム
自転車で池袋に向おうとしたら、デジカメがない…。昨晩最後に撮影した
「ゆたか亭」に忘れてきたことに気づき、急きょ逆方向へ。開店前のお店に
行って、無事デジカメを取り戻し、川越街道を池袋へ向かいます。
その途中、上板橋に「九州屋」が開店したことを聞いて立ち寄ることに。
和光市にある熊本ラーメン店のFCとのことで、とんこつラーメン(\650)を
注文。う〜みゅ、和光市には2軒の「九州屋」がありますが、そのどちら
にも似つかない白いだけで薄い豚骨スープは残念。麺も柔らかすぎて
今ひとつでした。
そのまま池袋駅に向かおうとしましたが、近くを通るし、週3日の昼しか
営業していない店なので、「都そば」に寄ることに。ラーメン(\550)を
注文しなくても、メニューがこれだけなのですでに作っていました。
スープに塩がちょっと増えたのか、やや飲みづらさはありましたが、昆布で
つけた旨味はなかなかでした。
池袋から湘南新宿ラインで大船に向かい、文化祭を見学。その後駅の
近くでと考え、南口のストアの一角にある「ことぶき」へ。店の奥に
あって、一見の客には気づかれない場所です。古びた店内に古びた椅子が
並び、出てくる水道水だけでなく、ラーメン(\550)の見た目も昔ながらの
印象。白い麺は柔らかく、麺だけでなくスープも一緒に啜るべきスタイル
です。そのせいか、レンゲも出てきません。ダブルスープだの湯切りだの、
最近の流行にびくともしない老舗の味わいは、来るお客さんが皆、店員に
親しげな挨拶を交わしているところにも感じられました。
バスに乗って本郷台に向かい「めんくい」へ。ここは麺類だけでなく
中華全般がメインで、隣には工場で一仕事を終えて帰宅途中の二人組が、
ビールで盛り上がっていました。サンマーメン(\700)を注文しましたが、
二人組に作っているおつまみを少し、こちらにもおまけしてくれたりして
おじさんたちとも盛り上がって、ビールもちょっと頂いちゃいました。
こんな気の置けない店だから、味も庶民派。もちろん人情味だけでなく、
しっかり炒められた具とさっぱりしたスープの対比もいいです。自宅の
近くにあるとうれしいけど、毎日ヨッパーなのも辛いので、たまには
来たいところです。
●5月9日(金) 麻ラー、変わりはないですか?
昼は横浜そごうの4階、中国茶がメインのカフェ風中華料理店「茶語」で
海鮮ワンタン麺(\1365)。値段は高級といった感じですが、出てきた一品は
ラーメンとしては値段ほどではなかったかも。中国茶と一緒に食べる点心の
感覚でないといけないのかもしれませんが、それにしても安くない…。
夜は池袋から川越街道を進んで、中板橋の「一檄」の跡地にできた
「麻布らーめん」。麻布の有名店「麻布ラーメン」との関係は不明です。
ご主人が「麻布ラーメン」で働いたことはあるようなのですが。
醤油ラーメン(\550)を注文。少なくともこの味で、麻布ラーメンとの繋がり
を感じるのは、難しいかも。
さらに先へ進んで、東武練馬と下赤塚の中間、中山道笹目バイパスへの
分岐近くにある「ゆたか亭」へ。ラーメン(\600)は白濁したスープに
背脂がたっぷり浮いてます。居酒屋のようでちょっと引いてしまう店内です
が、ラーメンはごく普通のスタイルで悪くないです。
●5月8日(木) まっさらな味でさびしい
昼は横浜に行って、今日開店の「山頭火」の様子を見に行くと、数人の
待ちだったので並んでみることに。店内にも5人くらい並んでいたので
ギリギリでしたが、らーめん(しお)(\800)を注文。まあ、山頭火の味は
だいたいどこでたべても同じになってきましたね。それはそれで安心だけど、
物足りなさもやはりあります。
夜は東長崎へ。まずは北口の「きん」。コック帽をかぶったご主人の
格好は、どこか「ちゃぶ屋」の森住さんを思わせるものがあります。席には
漫画雑誌が置いてありますが、ちょうど森住さんの姿が表紙に描かれた
スーパージャンプαが置いてあったのは、偶然なのか否か?
それはともかく、らー麺(\500)を注文。やや濁りのある醤油スープに
揚げネギ、モヤシ、柔らかめの麺と、スタイルもちゃぶ屋を意識してしまう
もの。この値段でこの味が偶然ならばいい感じですが、単に真似しきれて
ないだけだと、ちょっと物足りない印象です。
駅の反対側に出て「オリオン食堂」。正油ラーメンに味付玉子と
ミニカレー餃子セットを注文(\490+\90+\290)。ラーメンは最近安心して
食べられる安定感ある味になっています。味玉はやや漬かりが浅いかも。
ミニカレーはやはりここの名物。辛さだけでない幅のある美味しさです。
餃子は茹で餃子にしてもらいましたが、この店にしてはやや物足りない
完成度。というか、焼餃子と同じものを茹でて出しているだけなので、
あまりお奨めではないかも。まあ、この店はメニューが多いから、
他のものを頼めばいいですし。
●5月7日(水) みにつくね
昼は天王町の「むつみ屋」で、季節メニューの夏ごまみそつけめん(\800)。
まあ、ゴマと味噌が入ってつけ麺ですから、素材の味で食べさせてくれます。
夜は池袋「生粋」へ行き、塩そばに軟骨入りつくね(\700+\300)をトッピング。
七輪で焼いて乗せるつくねは確かに美味しいですが、値段を考えれば驚くほどでは
ないかも。スープは丁寧な感じがするけど、無化調の弱さと呼べる部分もあるので、
もっとよくなってくれると期待しています。
●5月6日(火) 風曜日、黄身を連れて
夜、ラ博へ行って「支那そばや」限定塩らぁ麺と烏骨鶏味付玉子(\1000+\300)を
注文。鶏の旨味と魚介の香りがギリギリまで引き出されたスープはまさに絶品。
スープがしっかりと旨味を出しながらごくごく飲める。ラーメンの体裁をきちんと
整えながら、優れた味を出すのは支那そばやの真骨頂と呼びたくなります。烏骨鶏
味付玉子は、玉子自体はおいしいけど、300円という値段を聞いてしまうとやや
物足りなさもあります。とはいえ、ラーメンがよかったのでOK牧場です。
蒲田に出て、新店の「風屋」で味玉ラーメン(\650)を注文。豚骨醤油ベースの
スープに、面白いほどよく絡む麺が悪くないです。チャーシューもなかなかいい
ので、機会があればまた食べてみたいかも。
3軒目は五反田の新店「きらら」。用賀にある「柳屋」のセカンドブランド店。
基本にあたる白柳味玉ラーメン(\700)を注文。用賀や海老名の柳屋で食べた時
より、スープにしっかり豚骨が感じられて濃厚のまま、危うく完食する勢い。
味玉も味が染みて半熟。隣の一風堂に押されているかと思いきやこちらもほぼ
満員の盛況振りは、この日の味なら納得できるものでした。
●5月5日(月) 原色したいね
シャッターで狙うのは、新宿「麺屋武蔵」。連休最終日とあってさすがの
行列。期間限定の醢のつけ麺(\850)…読めない(笑)。「ひしびしお」という
らしいですが、何だったかは覚えてないです(笑)。まあ、塩つけ麺としては
かなり美味しかったのでよかったですが。
京王線で多摩センターに行き、駅前からパルテノン多摩へ続く道を進み、
山を越えて「西海」へ。高尾の支店で食べてますが、実は初めての本店。
10人近い待ち客が外にいますが行列ではなく、名前を記入して呼ばれるまで
待つ方式。西海ラーメンとトロリ味玉(\480+\100)を注文。白濁した豚骨
スープにアゴだしというスタイルを古くから続けている店で、今食べても
トレンドに合致した味です。お冷やとして飲めるジャスミンティーもいい
ですし。味玉は半熟ではあったけど味付は浅かったです。
京王堀之内駅から歩いて「千人同心」へ。開放的な厨房で店内は広く
感じられます。らあめんに味付玉子(\500+\100)を注文。あっさりした
スープに八王子スタイルのタマネギが乗っていますが、いわゆる
「八王子ラーメン」とは一線を画すスープのあっさり感があります。
ただ、そうなるとタマネギに対してスープの弱さが気になるところです。
悪くない味だけに、もう少しスープにインパクトがほしいかも。
バスで聖蹟桜ヶ丘駅に出て、「きがら」へ。駅から近いものの裏手に
あたって人通りが少ない場所にあります。ご主人はラーメン好きから自作
するようになり、ついに店まで出したという人。狭いながらも家庭的な
雰囲気が、しっかりと出ています。らあ麺と味玉(\600+\100)を注文。
くくってしまえば、今のトレンドである魚ダシ系醤油味と言えますが、
丁寧な味で、幾重にも折り重なる感じは、他の店に比べると一枚上を
いっています。麺も固さに逃げない強さが感じられ、また食べに来たく
なりました。
最後に京王線を上り、府中の次の布田駅から歩いて「藍嶌」へ。
味玉らあめん(\700)を注文。見た目には「くじら軒」と同じです…、
丼が(笑)。味もどことなくくじら軒や中村屋に影響を受けた感じは
しますが、それらに比べるとやや平坦なスープ。って、これらの店と
比べるのが酷なわけですが、見た目が似ているのは得なようで
実は損なんだな、と思ったわけです。
●5月4日(日) とらns Sport!
せっかくのGWなんだし、一度はどこか遠征をということで白河と郡山をメイン。
当然渋滞を予想し、車がつながる前に東京を脱出することに。朝4時に出て5時
には横浜を経由し、6時ちょっと前に浦和を通過。店の前に着いたのがなんと8:30
…、って早過ぎ。3時間待ちを回避したら結局2時間半待ちというオチかよ(笑)。
その「とら食堂」の前でボーっと待ってたら、9:30頃から車がやってきて、行列は
ふくらみ開店時には50〜70人くらいになってました。これはさすが。いの一番に
店に入り、手打中華そば(\600)を注文するが、広い店ということもあって回転は
あまり良くないかも。やや柔らかめの麺だが幅広で食べやすく、手打ちの
インパクトもいい方向に出ている。あっさりしたスープは鶏だけでなく、魚介系の
ような旨味とのバランスしっかり取れていて、まさに万人に好まれそうな味。
チャーシューの燻製もくどすぎないでいい感じ何もかも忘れて完食しそうになる
勢いは、早起きした日の一杯目でなくてもうれしいはず。さすがは元祖の店。
隣の表郷村にある「たいち」を次のターゲットに。ほぼ満席になる繁盛店ぶり。
手打中華(\550)の麺はやや固めで、食べごたえはとら食堂よりも好みだが、
スープに醤油の味が強すぎ、タレの印象に支配されてしまってバランスが悪い。
それと、チャーシューが古く感じる味だったのは残念。具とスープで麺の良さが
さらに生きていたらとちょっぴり残念。
白河インターを挟んで反対側にある西郷村。有名な「いまの家」を探しながら
何とか到着。手打ワンタンメン(\700)を注文。手打麺は平たいだけでなくて極太。
つるっつるっと入っていく様は白河中華の中ではかなり異彩を放っている。
チャーシューはまあまあだがスープにちょっと油が強いかも。悪くはないが、
とら食堂と違う味を出そうとしてるところが課題になっている気もする。
白河を後に、向かったのは郡山。まずは喜多方の元祖「源来軒」出身という
「北方」へ。仙台の人気店「五福星」を輩出した店でもあります。やや狭く
我々一行は2階席へ。メニューからいろいろ頼むことにして、私はここの
人気メニュー北方肉そば(\700)。ばらチャーシューがたっぷり入っていて、
さらに背脂が乗ったインパクトの強い味。喜多方から麺を送ってもらって
いるが、これがやや柔らかくて量も多い。背脂がしつこい感じもする。
同行者が頼んだラーメンは油(ゴマ油か?)が入っていて、ちょっとしつこい
感じがマイナスの印象。油が少なかったのはエビワンタン麺。ワンタンが
やや物足りないけどこれならいいかなと思える口当たり。次があるなら
油少なめにするのは必須。
市内でもう1軒ということで、郡山のラーメンを盛り上げている「一麺会」の
一角「正月屋」に入ることに。通し営業で15時過ぎという時間でもお客の
入りは途切れません。3人でいろいろ頼むことにして、私は支那そばと
半熟煮玉子(\600+\100)。スープにしっかりした鶏の旨味が感じられ、
魚ダシとのバランスも上々。鮎の煮干しらしさは感じられなかったけど、
これはこれで美味しい一杯。煮玉子はしっかり味がつけられていて、
修行先で見た目にも近い「ちばき屋」の味にインパクトを加えた感じ。
塩のスープは胃にストンと落ちる感じもあるので、また行きたいですね。
少し早いけど、連休の渋滞を避けるためにこれで東京へ。多少
つながりはしましたが、なんとか帰ってこられました。
●5月3日(土) BOOWYの3文字目は実は空集合
自転車で池袋に向かい、西武百貨店へ。このGWの催事は全国各地の
特産物を選びながら、3〜4日で入れ替えるというスケジュール。今日の
ラーメンは高山の「やよいそば」。中華そば(並)(\630)を注文。
すっきりとした中に醤油のさっぱり感が加わり、素直に美味しい一杯。
また高山に行きたいよなぁ。
自転車は高田馬場「大勝軒」の開店直後へのりつけ。もりそば(\650)を
注文。ここは富士見台の系列店ということで不安もあったのですが、麺に
比較的固さがあり、つけダレも濃い目になっていて悪くはないです。
この日の味なら、馬場駅近くとしてはなかなかです。
続いて早稲田へ行き、「元祖一条流がんこ総本家」のスペシャルラーメン
(\1000)。この日は、伊勢海老とベーコンとレミーマルタンの組み合わせ。
伊勢海老の甲殻類としての香りはやや控えめで、ベーコンの旨味と薫り、
そしてレミーマルタンの匂いがメインという、他にないラーメン。面白い
だけでなく、スープ自体の香りで飲める味もなかなか。
外延西通りを南下。通りがかった「麺屋武蔵青山」に行列がなかったので
入店。久々にらー麺(\700)をあっさりで注文。ずいぶん食べていなかった
からか、煮干しと醤油が結構濃いスープに変わった感じがありました。
一時期不満に思ったこともあるチャーシューも、この日の出来映えなら
問題ありません。
文化祭を見終わってから、自転車は新宿を越えて中野新橋へ。まずは
駅前通り沿いの「華屋」へ。新しい店内はこのごろ流行っているレトロな
内装です。醤油ラーメン(\500)はあっさりして魚ダシもくどくなく、食べ
やすいですが印象には残らなかったです。周りの人がけっこう頼んでいる
塩ラーメンの方がよさげだったので、次回はそちらを頼んでみます。
すぐ近くの「ぽっぽっ屋」で、冷やしサラダラーメン(\800)。小伝馬町
では以前食べていますが、ここではもちろん初めて。ドレッシングの
ようなスープが、麺に野菜にしっかり絡んでやはり美味しい。食後は
スープ割りならぬ「紅茶割り」で、最後はすっきりいただけます。
●5月2日(金) 相模原ナイトウォーカー
夜、横浜の「浜虎」へ。夜限定の冷やし醤そば(\700)があるという情報を
得て行ってみる。通常、冷やしラーメンはスープに脂が浮いてしまうのが
問題になるが、この店では独特の方法で問題を解決した。それが、
「脂が浮いたままにする」だったりする。しかも、普段のスープより
ちょっと脂が多いような気もしますが、これが面白い味と触感で、
クセはありますが他にないスタイルが気になるところ。
(その後、夏までに脂が少ない普通の冷やしに変わりました)
ラーメン仲間と合流し相模原へ。まずは歩いて「満天星」へ向かいます。
飾りのないシンプルな店内に、和風の香りが漂っています。中華そば(\600)を
食べましたが、魚ダシを効かせたあっさり味は他にないとは言えませんが、
他より丁寧な味でじんわりした食べごこちです。そしてチャーシューが
美味しい。モモとバラの2種類を用意していて、醤油と塩のスープとの相性で
使い分けているというあたりもうれしいところ。若く努力家のご主人なので、
今後にも期待したいです。
さらに延々と歩いて「春夏冬」へ。夜のみ営業で駅から遠いため、これが
初訪問。なので、らぁ麺と薫るあじたま(\600+\100)を注文。もちろん
魚ダシが出ていますが、それに負けないだけの動物系スープの味が相乗効果を
生んでいます。すすりがいのあるしなやかな麺といい、しっかり燻製された
半熟味玉といい、人気店になるのもむべなるかな。いいですね。
バスもない時間になったので、そのまま淵野辺駅まで歩きました(笑)。
●5月1日(木) 魁よりはじめよ
午後から出勤だったので、まずは池袋西武に行って、催事場に出店している
「魁龍」へ。着くと、店主の森山さんが声を嗄らして呼び込みと持ち帰り品の
おすすめをしていました。どトンコツラーメン(\787)を注文。催事場は初めて
とのことですが、本店やラ博に負けず劣らずの豚骨だらけのスープで、一気に
完食。好き嫌いが分かれる味を呼んできた百貨店もすごければ、それに応えて
しっかり味を出してくるご主人もすごいです。
続いて池袋東武(笑)。こちらは北海道展で、函館の「あじさい」が出店。
塩ラーメン(\630)を注文。あっさりしたシンプルな塩ラーメンで食べやすく、
現地で食べた時よりは好きかも。とはいえ、直前が魁龍で味がよくわかって
いなかったのも事実。これは順番逆だったなぁ。
蒲田に立ち寄り「和鉄」で中華そば(\600)。しっかり丁寧な和風豚骨醤油。
変わったことをしていないと話題にはのぼりづらいですが、ここのスープは
やはりいいです。麺も食べごたえのある固さですし。
夜は秋葉原へ向かい、まずは「玄」。相変わらずメニューが多いんですが、
玄流塩ラーメン(\680)を注文。無化調で健康食品のようなコメントを入れ
つつ、しっかりした旨味を出している玄のスタイルは塩味でも健在でした。
続いて昭和通りに出て「あ・うん」。開店当初は鴨ラーメンをメインにして
いましたが、今は本店同様の鯛ラーメン(\700)がメインに。ただ味は異なり、
こちらは塩味がやや強めでした。
日暮里駅で降り、駅前の「馬賊」へ。浅草では食べましたがこちらは初。
坦々麺(\800)を注文。手で伸ばす「拉麺(ラォミェン)」は、麺自体のコシが
すばらしいです。一度つけ麺で食べてみたいなぁ。あと、この店の餃子も
美味しそうだったので、今度はゆっくり食べにきたいです。