ラーメン日記 2002年10月号



●10月31日(木) ゴマフアザラシがゴマちゃんなら、アゴヒゲアザラシはアゴちゃんだろ

  昼は横浜駅近くにあるビルの上の階にある「餃子屋台」という中華屋さん。
 ごまたっぷり坦々麺ミニチャーハンセット(\892)を注文。ごまはそれなりに多く
 感じたけど、麺は期待する方が難しいというところでしょうか。辛くてなかなか
 悪くなかったですけど。


●10月30日(水) はまんちゅの宝

  ラ博からの卒業が発表された「新福菜館」へ。京都新福そば(\850)は相変わらずの
 濃厚な醤油味が感じられました。でもヤキメシが売り切れ。また食べに来ようか。

  高速バスで溝の口に出て「遥遥屋」。盛岡に本店があるらしいが、メニューも
 いろいろ。おすすめという遥遥特製ラーメン(\700)を注文。魚ダシのすっきりした
 スープは印象に残らなそうで後味がよかった。チャーシューもいい出来でしたし。
 また来て他のメニューも食べてみたいところ。

  田園都市線を桜新町で降り、駅前に移転してきた「大八車」。東京にぼし麺(\600)
 を食べたけど、移転前のインパクトはほとんどなく、小鍋で温めているところ以外の
 共通点を感じるのは難しかったです。この店の名を継ぐなら、もう少し努力が…
 (その後閉店してしまいました。ちょっと残念)


●10月29日(火) もとあきときづかず

  夜の高田馬場、明治通り沿いの「泰彰」で、ごってい味付玉子付(\750)。
 熊本風だけど万人受けを狙ったつもりのインパクトの薄いとんこつラーメン。

  早稲田通り沿いの「SHOZO」。マヨ豚骨麺などというゲテモノを頼む勇気はなく、
 玉子入生醤油麺とグレープフルーツ入り杏仁豆腐(\714+\294)。味玉はそこそこいい
 けれど、ラーメン自体に特別な感慨は沸かない、人工的な味。

 (まあ、この日回った2軒ともすでに閉店してますが…)


●10月28日(月) 紫の桜

  昼は星川駅ビルの中に入っている「一品香」でマーボらーめん(\767)。
 全然辛くない…

  夜は伊勢佐木町に行き、繁華街の裏手にある新店「」へ。半額ということで
 醤油がらだしラーメン(\450)を注文。そこそこうまい味がするけど、スープの味が
 やや平坦だったような。まあ、この界隈にない味だからいいけど、半額セール
 終わったら900円?いくらなんでも…

  そのまま神奈川新町に出て、「桜花」でらーめん(\650)。前と同様に酸味が強い
 けど、スープの味も出てきていたのでだんだんと食べやすくなってきたかも。

  歩いて戻って「たまがった」でらあめん(\600)。悪くはないけど、ヒキになる
 強さをいまひとつ感じないのが残念。麺はかなり好きなほうなんだけど。


●10月27日(日) やせ薬を宣伝するTPO(笑)

  酒は飲んでも飲まれるな。朝まで飲んだりしなかったので無事行けました。
 で、麺休日。


●10月26日(土) 点棒と運

  いつもの池袋で麻雀大会。抜け番で「典座」。3回目なのでうま辛ラーメンに
 ゆずシャーベット(\780+\200)。スープは悪くはないが辛さがよくなくて台無し。
 まずくはないけど、普通のラーメンのほうがいいです。

  戻ってみたら「あ・うん」で新メニューというニュース。次の抜け番で行って、
 冬限定というイカシュウマイ入り鯛ラーメン(\1000)を注文。スープはあの鯛の味。
 イカシュウマイがたっぷり入ってボリュームも満足。ちょっと高いけど。


●10月25日(金) アキバヲタではないぞぇ

  夜、渋谷に出て「竹麓輔商店」のカレーつけめん(\800)。和風のカレーが
 しっかり締められた麺とよくあっている。期間限定なのは惜しいなあ。

  もう1軒、混んでいる「伝丸」。そりゃ、センター街の中心地なら若者で
 混むよな。伝ラーメン(\650)は、ここの母体である「ムジャキ」の味といわれる
 「家系風」にも近いものがある。とはいえ、食べ心地がよくない。最大の原因は、
 店内にテーブルをたくさん置きすぎていて、食事した気分にならないことかも。
 トイレに行く通路だもんな、ここ…


●10月24日(木) ダイナモンドに目が眩んだか!

  昼は横浜ダイヤモンド地下街の「横浜開航蔵」で五目そば(\819)。これは
 ダメダメ。スープだけでもガマンできない出来合いの味なのに、乗っかる具が
 全くスープに調和してない。

  夜は池袋西口の「紅豆飯店」で支那そば(\650)。中華風の店名と店構えで、
 店員も中国人風なのになぜ支那そば?
  それはともかく、前の天下一系の「西海⇒さいかい」と味は大差ない感じ。
 まあ、店舗改装しただけかな?

  その後、椎名町に出て「梯子」で、広島風激辛塩つけ麺(\700)。広島風とはいえ、
 ここの塩スープがベースなので、単に辛いものというわけではありません。辛さの
 中にもスープのじんわりした感じがありました。


●10月23日(水) マリモの部屋に、電話をかけて〜♪

  昼は横浜西口の「マリモ」で味噌ラーメン(\700)。まあ、味噌だからそこそこ
 食べられるかな、という感じ。

  夜は東長崎の中華屋さん「ふじ」で半チャンラーメン(\600)。値段も嬉しいが
 シンプルな味は決して悪くはない。ごく普通の醤油味ですけどね。

  駅に近い中華屋の「集香園」で酸辣麺(\800)。これはちょっと酸っぱすぎた。
 次があれば普通のを食べよう。


●10月22日(火) 藍の悲劇

  鶴見で降りて「信楽茶屋」へ。前にも一度来たことがありますが、綱島の某店の
 ご主人が、この店の前身で働いたことがあるとのことで、塩ラーメンが気になった
 わけで。塩と岩のり(\600+\120)で注文。確かにスープに魚貝系のエキスが入った
 感じですが、それがひたすらに濃くて、スープの味がわからなくなってます。
  このバランスの悪さと店内の活気のなさで、師匠風を吹かせたりしたら逆効果かも
 しれませんね。


●10月21日(月) プチ整形じゃダメかしら?

  夜、池袋の新店「いけめん」へ。…って、この店名のセンス、この日記のタイトル
 以下じゃないだろうか。と思いつつ、いけめん(\650)を注文。まあ、多少とんこつを
 効かせた醤油味という印象くらいしか残りませんでした。その後、この店が東京で
 和歌山ラーメンを出している店の出身と聞き、この店も「和歌山」とのぼりを出す
 ようになりましたが、少なくとも和歌山ラーメンを名乗るのは違うような…。


●10月20日(日) ダブル・スタンダード?

  ボーイズラッシュの取材で2軒。まずは大泉学園の「国上屋」現地集合。開店前に
 取材する予定が、お店の準備の都合で開店直後に撮影。ちょっと恥ずかしい(笑)。
 紹介したのは甘露ラーメン(白スープ)。変わらずシンプルながら、少し甘味の効いた
 スープが個性的です。
  食べ終わったらご主人が、「最近素材を変えて美味しくなったんですよ〜」と
 甘露ラーメン(清スープ)(\750)を薦めてくる。これは食べるしかないでしょう(笑)。
 鯛スープと鮪スープのブレンドというのは未体験。もちろんこれも魚系スープのみ。
 白スープよりもすっきりした感じがあってこれもいいですが、私としては白スープの
 方がよかったですね。

  2軒目の取材先は、あざみ野の「あまからや」ここでは何を紹介しようか迷って、
 スパイス味噌ラーメンを取り上げることに。味噌とスパイスの組み合わせが
 個性的だけど奇をてらうものではなく、食べ終わってから汗をかきはじめるという
 冬にぴったりの一品。とはいっても冬季限定というのはもったいないよなぁ。
  食べ終わったらご主人が「これもいいんですよ〜」と塩つけ麺(\700)を薦める。
 こうなったら、ここでも2杯目食べるしかないでしょう(笑)。麺はもちもちで、この
 太さがつけ麺としてよくあってます。つけダレもシンプルのようでスープの味自体が
 旨みに溢れていて、こちらも好印象。
  2軒で4杯食べた一日ですが、どれもが他にない個性を発揮してよかったです。


●10月19日(土) 寸胴の中の降りない麺麺

  ラーメン好きで車に乗り込んで食べ歩くオフ。気が付くと行く店は既食店ばかり
 ですが、それでも行きたいお店ばかり。
  まずは首都高に乗って…、と思ったらけっこう渋滞。先行する部隊に連絡したら、
 「第三京浜は混んでないよ」との情報。迂回しながらも結局第三京浜から横浜新道が
 早くて、一軒目の「カミカゼ」には余裕の到着。30分ほど開店を待って店に入り、
 塩焦がしねぎラーメンとミニチャーシュー丼を注文(\750+\350)。塩ラーメンは
 じんわりと染み込むスープの味わいが上々で、やはり醤油よりあってますね。
  もちろんチャーシュー丼も美味。ここに来たら欠かせません。

  2軒目は横浜市内に戻り、「味のほうさく」で、塩ワンタンメン(\600)。こちらは
 前回の醤油の方が、和風がしっかり感じられて好みだったかな…。なかなか美味しい
 のは間違いないですが。ワンタンは、つつましやかだけどおいしかったです。

  次は一気に厚木に出て「ZUND-BAR」。車がないと足が遠のいてしまう場所ですが、
 開店時以来久々に来ました。しおらーめんにタレご飯、デザートのブラマンジェも
 注文(\700+\280+\480)。ラーメンは、スープがぐぐっと美味くなってます。飲み飽き
 ないコクと香りがしっかりついていて上質。細麺との相性は抜群ですし。タレご飯も
 甘さが美味しさになっているのが嬉しいです。でも、ブラマンジェも含めてちょっと
 高いかもしれません。

  車は秦野市へ進み、「なんつッ亭」へ。目的は、新メニューの和風とんこつつけ麺
 (\700)。こってりのとんこつスープが、見事に和風のつけダレになって登場。
 自家製のしっかりした麺との相性もバツグンで、一気に食べることができました。

  246を戻って、伊勢原の「麺や楽」へ。ここも去年の末に来て以来。つけめん
 (\700)を注文。和風魚ダシという基本路線を維持しつつも、味わいをややあっさり
 させた感じ。その分、幅広い年代に愛される味になっているようです。

  この日最後は、厚木の「本丸亭」。鶏ラーメンとミニまんま(\800+\300)を注文。
 透明度の高い塩スープには、鶏の方がさっぱりしててあってるかもしれません。
 でも、ここのチャーシュー美味いんだよなぁ。ミニまんまに入っているチャーシュー
 とキムチ、どっちもうまいですよ。ただ、さすがにこの日6軒目で、おなかいっぱい
 いっぱいでした。


●10月18日(金) ひとつ山越しゃ〜♪

  会社帰り、久々に湯島の「大喜」へ。ひところの大行列はなく、ちょっと待って
 店内へ。手にはラーメンと味付玉子(\650+\100)の食券。のんびり飲めなくなった
 のは辛いけど、ラーメンの味は以前と同じ引き込まれるもの。この味ならば行列も
 納得です。

  もう1軒、九段下へ出て「斑鳩」へ。味玉らー麺と杏仁プリン(\750+\300)を
 注文。こちらも店の前で4〜5人が並んでましたが、やはり旨いです。濃厚で
 しつこすぎない、絶妙なバランスのスープ、とでもいいましょうか。一気に
 スープの世界に引き込まれてました。

  新店ができたと聞き、歩いて飯田橋(といっても九段下との中間)の「ひらを」。
 ラーメン(\600)を注文。努力をしているようではあるけど、スープのしょっぱさが
 ちょっと辛かったです。まあ、今日は最初の2軒がよすぎるというのもあったけど、
 もう少しトータルで味わえる一杯になってほしいかな…。


●10月17日(木) 店が馴染む・店に馴染む

  昼は横浜へ出て、ルミネの7階にできた「七匹の子ぶた」。ランチセットがある
 ので注文(\840)。内容は醤油ラーメンとミニチャーシュー丼。ラーメンは特に
 マイナスポイントはないけれど、また食べたくなるような引力も少ないのが最大の
 問題点のような一杯でした。まあ、駅ビルという場所柄もあるし、下手な店よりは
 いいのかもしれませんが。

  夜は、この店の常連という人に連れられて上永谷は環2沿いの「邦太郎」へ。
 とんこつラーメン(\500)は豚骨醤油味ですが、家系とはちょっと違って鶏油がない分
 口当たりがマイルド。チャーシューが柔らかく味が染みているのがポイントでした。


●10月16日(水) 登った梯子を外されて

  東京へ戻ってきて、会社に行ったら今日は第三水曜日。なので帰りは椎名町の
 「梯子」へ。土産話をしながら辛みそつけ麺(\700)。味噌の濃厚な味が辛さと
 絡んで心地よかったです。


●10月15日(火) 宇部ラーメンはスープがトロリン!?

  ホテルをチェックアウトし、ロビーで「九州ウォーカー」を購入。今日発売で、
 九州ラーメン特集が入っているのはうれしいけど、我々はこれで九州を離れます。
  博多8:53発の「こだま」で、厚狭から在来線、宇部からは2両の宇部線に乗って、
 10:28宇部新川着。まずはコインロッカーに荷物を置きます。駅前から各方面に
 バスが出てますが、本数の多い「八王子行」に乗り「松山町五丁目」で下車、一軒目
 の「ゆうちゃんラーメン」へ向かいます。平日の昼ということもあって我々の他に
 客はなく、注文したラーメン(\500)は、博多の麺よりはやや太めに感じますが、
 細麺の範疇です。濃厚だけど油が控えめなスープがうれしい味で、チャーシューにも
 しっかりと味がついています。寡黙そうなご主人が作るラーメンはマイルドで、
 やや旨みを強く感じますが、豚骨の味が上手にマスキングしていました。

  バスで来た道を歩いて少し戻り、「七福」へ。店構えはややひなびた感じがあり
 ますが、店内は清潔です。ラーメン(\450)の麺は細く、博多ラーメンといっても通用
 するかも。ただ、白濁している豚骨スープはかなりあっさりしていて物足りない。
 チャーシューに、切り置きしておいたような臭みがあるのは残念。どちらかというと
 雰囲気を味わうべき店なのかもしれません。

  七福を出る頃から急に曇り、突然土砂降り。商店街のアーケードになんとか入り、
 屋根の中を進んで「大阪屋」へ。宇部市随一の商店街と思われるが、閉まっている
 店も多く寂れている中、ほぼ満席の賑やかさを保っている店。ラーメン(\450)は
 スープの旨みがやや強く、飲み干すのはちょっと大変そう。柔らかめの中細麺は、
 口当たりがおとなしく、主張はないがクセになる。ラーメンの地方発送もしていて、
 地元での人気の高さを感じる店。実際来ていたお客も常連さんが多かったです。

  バスで宇部新川駅に戻り、駅前の「一久」へ。ラーメン(\450)はスープにとろみが
 あってなかなかのうまさが発揮されている。ただ、麺がちょっと柔らかすぎるなぁ。
 ここはラーメンだけでなく、大きな餃子やライスをあわせて食べている人の姿が
 目立ちました。

  宇部新川13:37発の宇部線で宇部、在来線で小郡。ここで「ひかりレールスター」
 に乗り換え、15:49に岡山着。コインロッカーに荷物を置いたら、集合時間を決めて
 それぞれ別行動。岡山でラーメンをけっこう食べている同行者はカレーをメインに、
 私は岡山の老舗ラーメン店をメインに回ります。
  まずは、せっかく平日に来たんだから、大好きな「天神そば」へ…行ってみると、
 昼だけの営業になっていて、夕方の部がなくなっている(t_t)。土日に加え祝日も
 定休日になったようで、敷居が高くなってしまったのが残念。

  岡山駅の反対側に出て、奉還町の2軒を訪ねることに。まずは「富士屋」で
 中華そば(\600)を注文。丼になみなみと注がれた醤油味のスープに特徴があります。
 麺は柔らかいけど力強く、固さの中に味が染みたチャーシューも好印象ですが、
 たっぷりのスープで後半飽きてしまうところもあります。とはいえ、やや古びた店内
 は掃除が行き届いていて、伝統だけでない力のある店でした。

  富士屋の目の前が「浅月」。54年前から出していたという「元祖岡山中華そば」の
 看板が目立ちます。トッピングやサイドメニューも多く、先ほどの富士屋とは好対照
 をなしている店です。中華そば(\600)は、白濁したタイプですがややあっさり。麺は
 するするとすすり上げる感じで一気に食べられましたが、スープに少し酸味が
 感じられたのは残念。とはいえ、伝統にあぐらをかかない姿勢は随所にありました。

  岡山駅から清輝橋まで路面電車に乗っていったのに、宿題店の「商人」は定休日が
 火曜になっていて休み。踵を返して再び岡山駅前。「あまいからい」は、岡山では
 多数派のマイルドな豚骨味のスープ。東京に一時期進出していた「大統領」に近い
 味わいですが、そこよりは旨みの過剰感が少なく、中華そば(\550)はなかなか。
 チャーシューも柔らかくて美味しかったですが、なぜか店員の一人だけ声が大きい。
 ちょっとこれはヒキました。スープを辛くしたい人の為に、醤油ダレとピリ辛ダレが
 卓上に置かれています。ピリ辛ダレは中南米のスパイスを使った甘辛味で独特。
 このタレで焼肉を食べてみたいなぁ。

  最後に選んだのは、19時開店の「丸天」。店に入ると「一人?」と聞かれ、
 答えると中華そば(\500)を作り出しています。メニューはこれだけ。スープは
 醤油の色が立った澄んだもの。チャーシューは小さいながらも枚数がけっこう
 あります。ただ、ちょっと脂が多かったのは残念。麺は白くて太くやや固め、
 この麺が柔らかかったら、鹿児島の「こむらさき」のようでもあります。

  岡山で集合して、最終の「のぞみ」で20:07岡山発。23:24に東京駅に着いて、4泊
 5日の長旅もラーメン38杯(+カレー2杯+芋焼酎+米焼酎+麦焼酎)の収穫。
 いろいろなものを食べられて楽しかったです。


●10月14日(月) 麦麦ロック

  朝はのんびり起きて、手荷物だけを持って出発。まずは中洲川端から地下鉄で貝塚
 に出て、そこから西鉄の2両編成で1駅行った名島へ。
  歩いて「名島亭」の前に着いたものの、時間に余裕があったのでコンビニで
 時間つぶし。そうしたら、開店時刻少し前に開店したようで、あわてて店内へ。
 地元の常連さんらしき人を中心に満席になろうかという勢いです。ラーメン(\450)を
 注文。やや平たい細麺はつるっと食べられ、思わず一気に完食しそうに。スープも
 濃厚だけどしつこくなく、毎日でも食べたくなる味わいにあふれていました。
  替玉もしたかったし、卓上の高菜や漬物も気になっていたけど、心を残すために
 今日はラーメン一杯だけ。ここは何度でも行きたい店ですね。

  来た電車で戻り、馬出で「博龍軒」を探したものの休みの様子。さらに地下鉄と
 バスを乗り継いで、「ふくちゃんラーメン」へ来たものの、ここも休み。そういえば
 バス停の近くに「亀松」という店があったな…と思い行ってみたら
 「移転しました」(--;
  バスに乗って六本松で乗り換え、友丘というところにあるカレーの店「辛樹」へ。
 最近出版されたカレー本にも載る有名店で、駐車場の車も大阪ナンバーだったり。
 昼過ぎて混んではいませんでした。特製ビーフカレー(小盛り、やや辛口)(\740)を
 注文。マイルドなカレーの味の中にしっかりとした辛さがあってなかなかよかった
 です。ただ、これ以上の辛さのメニューはちょっと人を選ぶかも。

  歩いて丘を越え、友泉にある「ラーメン基峰」。飾ったところのない静かな店は、
 地元の人にしっかり愛されているようで、夕方にかかろうかという時間帯でもお客が
 入ってきます。ラーメン(\400)を注文。店内にはしっかり豚骨臭が漂っています。
 スープには醤油ダレがけっこう入っていて、見た目には茶濁の豚骨醤油の風情。
 そして、スープが妙に甘いです。私は嫌いではないですが、ややクセがあります。
 麺は細いけれどもしっかりとした食感があってよかったです。

  バスで薬院へ戻ると、さっき移転したはずの「亀松」が今日オープンとのこと。
 これも何かの縁なので店内に入り、煮玉子ラーメン(\650)を注文。豚骨の匂いが
 少ないけれど、旨みもちょっと物足りない感じ。麺がダマになって固まっているのは
 残念でした。煮玉子は東京で流行りの半熟ですが、とろとろと流れ出る黄身は
 ちょっと柔らかすぎるような気もします。

  一度ホテルに戻って休憩し夜の部へ出発。今夜のテーマは「飲めるラーメン屋」。
 まずは祇園町へ出て、「うま馬」へ。博多最古のラーメン屋「三馬路」の流れを汲む
 店で、メインはラーメンと串焼き。ここで麦焼酎を飲みながらつまみを楽しみます。
 もちろん締めは、うま馬ラーメン(\550)。長浜ラーメンで一般的な極細麺ではなく、
 平麺と呼べそうな細麺。「赤のれん節ちゃん」がこんな感じだったかな。スープは
 見た目には澄んでいますが、豚骨特有の臭みがしっかり感じられる、博多独特の
 味わいがあるものでした。

  続いて、天神でもう1軒と考えて回り、「やまちゃん」が営業していたので行列の
 最後尾へ。しかし、テーブル席を団体さんが貸し切っていて回転はかなり悪く、
 店に入るまでに2時間ほどかかりました。ようやく入り、麦焼酎とつまみを楽しむ。
 つまみがなかなか美味しくて、これと酒だけでも十分満足してしまいそう。特に、
 にら玉がよかったです。でも、やはり締めはラーメン(\500)。濃厚な豚骨スープが
 しっかりと自己主張しながら口当たりにマイルドさがあります。ほどよい固さの麺も
 好み。最近東京銀座に出店した支店も行ってますが、本店とはメニューも味も別物に
 思えました。それにしてもこちら、福岡の中心部にありながら常連さんが多く、若者
 をコアターゲットにしながら幅広い支持を得ている店でした。

  というわけでホテルへ帰着。


●10月13日(日) 第七回 渡辺通選手権

  宿を出て熊本駅集合。特急有明は熊本9:20発、博多10:44着。コインロッカーに
 荷物を預け、1軒目の「友心亭」まで歩きます。博多駅から10分くらい歩くと、
 すっかり住宅街といった雰囲気の街に静かに佇む店は、ラーメンがメインですが、
 チヂミやおでんも用意していて、夜は居酒屋としても活躍します。開店直後に入店し
 ラーメン(\500)を注文。しっかりした豚骨スープはその臭いもうれしい。麺も
 シャッキリ固めの茹で加減で、シンプルながらも実力がある店でした。ネギがスープ
 にマッチしてましたし、卓上の辛子高菜はしっかり辛い。

  地下鉄に乗って西新へ向かい、12時開店の「しばらく」へ。直前に着いたら店は
 閉まっていて、特に待っている人もいなかったんですが、開店と同時に客が一斉に
 入ってきて満席に。ラーメン(\504)は、丼にまず化調がしっかり入れられてますが、
 食べるときはそこまではしつこくなく、豚骨のクセがしっかり出ています。やや
 平打ちの麺もするすると口に入っていきます。地元の常連さんが多いことも納得の、
 シンプルでてらいのない博多ラーメンでした。

  天神から薬院に出て、「博多だるま」まで歩きます。箱崎にあった人気店の
 二代目と言える存在でしょうか。店内の雰囲気は、若者に人気のある雑貨屋のよう。
 店内には、東京に開店した「秀」の案内ポスターも貼られています。ラーメン(\650)
 を注文。博多にしては値段が高めですが、ボリュームたっぷりで、背脂もしっかり。
 厚めのチャーシューが2枚と、角煮風の小さい肉が更に乗っていて、博多の豚骨味の
 上から更に重ねられたインパクトが濃厚な一杯でした。

  そのまま天神へ戻るように5分くらい歩くと、「郷家」を発見。本店は郊外にある
 醤油ラーメンの店が天神に出店。満席状態で少し待ってから店内へ。らーめん(\500)
 を注文。スープは豚骨鶏ガラのブレンドで、生姜の風味がバランスよくあってます。
 とはいえ、底に沈んだ胡椒がちょっと多かったかな。チャーシューは丁寧に作られた
 ようで旨みが閉じ込められているのがポイント。デフォで入る味玉ですが、台湾風
 とのことで、ちょっと固いのが残念。

  天神の駅に戻る途中に「赤のれん節ちゃんラーメン」の近くを通るけど、日曜定休
 なので場所確認だけ…、と思ったら営業してました(笑)。ここまで4杯を食べたので
 やや厳しいですが、せっかくのチャンスだし、ラーメン(\450)ならボリュームは心配
 ないだろうと二人で店内へ。ラーメン以外のメニューは普通に中華のものが並んでる
 ので油断してましたが、ここは博多の有名店「赤のれん」の二代目。なので当然、
 ガツンと来るうまみのとんこつスープでした。麺は平麺で、スープをしっかり
 引き上げる味がありました。しかし、昼に豚骨中心で5軒はちょっとハイペース。

  すっかりグロッキーで、荷物を取りに行ってから、中洲川端のホテルで2泊分の
 チェックイン。少し休憩して、夕方から改めて出発。
  まずは、天神の裏手にある「風来軒」。宮崎ラーメンの人気店ですが、キャナル
 シティの「ラーメンスタジアム」に出店。その卒業と入れ替わりで独立店を開店
 しました。場所がちょっと分かりづらくて探してしまいましたが、そういう場所の
 ためか、混んではいません。とんこつ半熟玉子入り(\650)を注文。スープは口当たり
 がやや甘いものの、その濃厚さで引き込まれる味があります。味玉やチャーシューの
 出来栄えはさすが。他のメニューも食べたくなる良店でした。

  更に歩いて「一風堂」へ。といっても、行列ができている西通り店ではなく、
 大名本店。ここにはおなじみの「白丸」「赤丸」はなく、醤油ラーメン(\650)と、
 豚骨味をブレンドした「かさね味」の2種類。今回は醤油ラーメンを注文。
 醤油味の澄んだスープにはしっかりと旨みがあり、力強さはありますが
 しつこくはないです。ただ、一風堂らしさはちょっと見えづらいかも。今度は
 かさね味を食べに行きたいところです。出てくる頃にはしっかり行列もできて
 ました。

  天神駅に一度戻り、出張で博多に来ているラーメン仲間&その会社の方と合流。
 4人で向かったのは「五行」。前回来た時は、一風堂西通り店2階にありましたが、
 そこは串焼きの店になっていて、五行は中2階。しかし、五行は貸切中とのことで、
 しばらく2階で飲んで待機してました。貸切が終わりそうな頃を見計らって五行に
 入ると、借り切っていたのは一風堂の河原さんご本人(笑)。同窓会の2次会を自分の
 店でやっていたそうで。というわけで、入れ替わりで入ることができ、お酒を飲み
 ながら、4人で4種類の麺メニューを注文します。私が頼んだのは塩麺(\700)。
 去年来た時も美味しかったけど、今年の味はさらに良くなっています。パッと見には
 最近首都圏に多い無化調ダブルスープの塩ラーメンのようですが、それらに感じる
 物足りなさが、ここでは見事に払拭されています。引き込まれるような旨みと口に
 広がる香りが両立して、一気に食べられます。同行者の醤油麺と味噌麺は、鍋で
 アツアツにされたスープが特徴。河原さんが「すみれ」のスタイルを参考にしたと
 いうだけあり、濃厚さが最後まで舌に残るラーメンです。つけ麺は、去年ここで
 食べた麺にはちょっと負ける感じですが、密度の濃い麺は清冽な印象を残すつけダレ
 と独特の出会いをしています。豚骨全盛の九州に新しいラーメン文化を創造しようと
 する河原さんの試みですが、すでに全国にも誇れる独自の味を作り出しています。

  薬院に向かい、八ちゃんラーメンを目指すもシャッターは閉まったまま。そのまま
 歩いて中洲へ向かい、「めんちゃん」へ。ラーメン(\550)は豚骨が濃厚に効きつつ、
 しつこさがなくて食べやすい一杯。ネギもしっかり味が出ていて美味しい。同行者の
 味噌ラーメンは、豚骨の濃厚さに味がしっかりついた味噌ダレも濃厚でさらに味わい
 がありました。ここも再食必至の店ですね。

  中洲の屋台街から1軒を選び、焼酎を飲みながら軽くつまみを食べて打ち上げ。
 私はそのまま歩いてホテルに戻りました。


●10月12日(土) 熊本は1日ばってん、あらかた食べてきました

  朝早く起きて、市電で西駅(西鹿児島駅)へ。新幹線工事中で駅の周りに
 囲いが多くあり、駅もすでに近代的なものになっていました。切符売り場へ行き、
 「熊本までの特急指定席と、東京までの乗車券」を購入。ここから東京まで、
 1枚の乗車券で途中下車を繰り返す作戦です。ホームに下りると、博多行11両編成の
 「つばめ」と、宮崎行3両編成の特急が並んでます。西鹿児島7:25発、熊本着9:58。

  書店に立ち寄った後、10:30開店の「黒亭」まで歩きます。開店時刻少し前に
 到着したら、店員さんがこちらに気づいて入れてくれました。店内はまだ開店準備中
 で、チャーシューの紐を解いたりモヤシのヒゲを除いたりする店員さんの姿も。
 鹿児島では店員さんはほとんど女性でしたが、ここも妙齢の女性がメインのよう。
 もやしラーメン(\590)を注文。豚頭も使ってしっかり煮出した豚骨ですが、臭みは
 少なく、食べやすいがちゃんと濃さもあります。麺は固すぎずほどよい茹で加減。
 固いが味のあるチャーシューもいい印象でした。


  市街地から離れているのでどうやって行くかを思案している時、やってきたバスが
 どうも近くまで行ってくれそうなので飛び乗ったらこれが正解。北部の「NTT研修
 センター」を目印に来れば、「大黒ラーメン」まではすぐ。先ほどの黒亭出身の店。
 店内は7割くらいの席が埋まってましたが、その後お客さんが次々と来て、帰る頃は
 すっかり行列店。限定メニューと張り紙があった半熟玉子入ラーメン(\750)を注文。
 しっかりした豚骨の味が、やや濃い目で自己主張してます。麺やチャーシューも
 なかなかの味わいがありましたが、半熟玉子はあまり味が漬かってなくて、今ひとつ
 だったかも。しかも、普通のラーメンが550円。プラス200円にするほどのものでは
 なかったです。550円のラーメンならば大いに喜べます。

  大黒ラーメンを出ると目の前にあるのが「北熊」の池田店。熊本近郊に17店の
 直営店を持つチェーンです。本店はスケジュール上パスする予定でしたが、気に
 なっていた店なので入ることに。北熊支那そば(\630)を注文。豚骨を使っていない
 のに白濁したスープは、鶏ガラと野菜を煮込んだものとのこと。スープに油などの
 くどさはなく、すっきりした感じがありますが、見た目の白さがちょっと不自然。
 麺は少し柔らかめだったかな。チャーシューは悪くはないけど、その上に乗って
 いる物体が不思議。白いのは脂らしく、それにニンジン等が入っているようだけど、
 どうにも食欲をそそらない物体でした。

  近くでタクシーに乗って、向かったのが「松葉軒」。熊本で一番古いラーメン店
 とのことですが、豚骨発祥の地久留米から移転してきたという歴史のためか、熊本
 よりも久留米のラーメンに近い感じがあります。注文したらーめん(\500)は、麺が
 ここまでの2軒よりは細く、スープもあっさりしたとんこつという感じ。紅生姜が
 入っているのが一番の違いでしょうか。悪くはないけど、熊本風のインパクトを
 求めてはいけない店かもしれません。

  バスで市街中心部に向かい、同行者とは一旦離脱。私は熊本ラーメンの基本的な
 有名店を回るルートです。まずは上町のアーケードの中にある「山水亭」に入り、
 山水亭ラーメン(\500)を注文。土曜日の昼過ぎという時間帯のせいか、店内にいた
 11人の客のうち10人が女子高生というのにはビックリ(笑)。通学路の定番としている
 生徒もいるようです。メニューが豊富なのがちょっと不安でしたが、豚骨がしっかり
 出ていて、油もくどすぎない味わいでよかったです。肉まんが人気あるらしいので
 来ることがあれば次は食べてみるかも。

  さらにアーケードを北上すると、アーケードが終わる少し手前に「こむらさき」が
 ありますが、ここは通過。さらに先に進んで、屋根のなくなった商店街が終わる少し
 手前の「こむらさき」に入ります。手前の店は支店で、ここが本店。ラーメン博物館
 に出店していることで知られる有名店で、ほぼ満員の盛況ぶり。王様ラーメン(\560)
 を注文しました。チャーシューとモヤシが増えて、マイルドな豚骨スープと少し
 柔らかい麺がなかなかにマッチしてますが、豚骨の濃さや油との相性という面では、
 ラーメン博物館の味の方が好みかもしれません。それだけラー博の店が頑張っている
 ということでもあります。

  市内の繁華街を歩いて「桂花」へ。東京進出で知らぬ人のない、あの桂花の本店。
 昼もやや過ぎてお客さんは少ないけど途切れはしません。関東にはない、各ラーメン
 のミニサイズがあります(一部店舗で太肉麺のミニ「こたろう」は売ってますが)。
 そろそろ満腹なので、こけいか(\420)を注文。東京横浜で、これまでに6軒の桂花を
 食べてますが、それと比べて大きな差は感じなかったです。新宿三丁目の方がいい
 かもしれない(笑)。いろんな店で食べ比べてみると、「麺が固い」とか
 「麻油がかかる」といった特徴は、桂花の特徴である気がしますね。

  お腹もふくれてきて、宿を探すことにしましたが、3連休で団体客が多く、
 空いている宿を探すだけで一苦労。結局、古びた旅館のちょっと薄暗い部屋を
 取って休憩。夜の部に備えます。

  夜の部は熊本城前の電停で合流し、まずは「こだいこ」へ向かいます。玉名で開業
 して熊本に移転してきた、熊本でも最古の部類に入る歴史があるとか。注文した
 こだいこラーメン(あっさり)(\580)は、熊本より久留米や博多の印象に近いスープ。
 悪くはないけど、記憶に残るほどの味はなかったです。こってりは、単に油が多くて
 私は苦手なタイプでした。

  居酒屋で2日目の打ち上げをした後、辛島町の「里屋」へ。ここはスープが2種類
 なので、私は豚骨コク丸ラーメン(\550)を、同行者は鶏ガラベースの醤油ラーメンを
 注文。豚骨はスープがそれなりに濃いものの、やや深みに欠ける印象です。一方の
 醤油味は、東京でもちょっと気になるレベルのさっぱり味。2日間の豚骨漬けで
 さっぱり味に飢えていたのかもしれませんが、印象はなかなかよかったです。

  その後、古びた建物の二階にある「ぶらうん」という音楽バーへ。ここは直前に
 通りがかったときに、カレーのいい匂いが店の外に出ていたので、最後に寄ろうと
 決めていました。家庭的な雰囲気で、ウイスキーもオールド。カレーライス(\600)
 は、野菜や肉をしっかり裏ごししているので具の姿はありませんが、ルーにその分
 反映されている味わいが素敵です。飛び込みで入った店なのに大当たりでした。


●10月11日(金) ボリュームは「まんてん」

  夏休みが2日残っているので、3連休の前後に1日ずつ休みを取って5日間。
 行ったことのない鹿児島・熊本県を主目的に同行者を募ったら、ラーメン仲間との
 2人旅になりました。
  初電で羽田空港に向かい、羽田発7:00のスカイマークで一気に鹿児島空港へ。
 8:40に着きましたが、ここから市内までは1時間近い連絡バスに乗らなくては
 いけません。市内中心部の天文館に着いたのは10時少し前。

  書店をチェックして時間をつぶした後、その裏のアーケードに入り、10:30開店の
 「くろいわラーメン」へ。同行者がラーメンを頼んだので、私は味噌ラーメン(\800)
 を注文。妙齢の女性店員数人が厨房にいますが、ちょっとご機嫌ナナメのご様子。
 太めの麺は柔らかく、白いのでかん水は使っていても少なそう。やや角煮っぽい
 チャーシューは柔らかく、味も染みていてなかなか好みでした。豚骨スープだけでも
 マイルドな感じが出ていましたが、味噌を加えるとさらに濃厚な味わいが加わって、
 東京ではあまり馴染みのない「味噌豚骨」もアリなんだぁ、と感じた次第です。
 でも、ナスの水煮がなぜ味噌ラーメンだけに乗ってくるのかはわかりませんでした。
 まあ、あれは豚骨にはあわないかなぁ。

  市電で終点の谷山へ向かいます。途中から専用軌道を走る市電は、遠慮を忘れて
 けっこう飛ばしたりもします。そこから歩いて「海乃屋」へ。芸能人のサインも
 飾られている有名店ですが、平日の昼ということもあって空いてます。前にいた
 お客さんは、お弁当を持ち込んで食べていました。ラーメン(\600)を注文。まずは
 粉とタレを丼に入れ、ちょっと固めの麺、茹でモヤシ、茹でキャベツの順に入れて、
 スープをかけてからチャーシューと揚げネギを乗せて出来上がります。やや甘めの
 スープで、この作り方だとタレが下のほうにたまるため、よくかき混ぜないと
 いけませんが、なかなかクセになる味があります。そして、鹿児島では付け合せに
 漬物が出てくるのがなぜか定番。ここの漬物は特に私好みで、これならばお弁当も
 持ち込んで、一緒に食べたくなる気持ちもわかります。

  市電で繁華街へ戻り、いづろ通で下車。鹿児島で一番歴史のあるラーメン店
 「のぼる屋」へ向かいます。ちょうど満席で、出てくるお客さんと入れ替わりに
 入ります。横に細長い厨房には、やや高齢の女性が数人で働いていて、男性店員の
 姿はありません。中でも最高齢らしい女性は、曲がった腰のまま麺上げをされて
 いて、その姿には敬服せずにはいられません。さて、メニューがラーメン(\1000)
 だけなので、入るなりおしぼりとお新香が出て、聞かれるのは水とお茶、どっちを
 出すかだけです。かん水を使わない麺は白くて柔らか。旨みが強いけどあっさりした
 スープとともに、個人的にはちょっと苦手でしたが、見た目で感じられるビーフンや
 そうめんとも違う、独特の麺でした。チャーシューはしっかり味が染みていて、
 スープにもう一つの味を出していました。食べ終わったら店員さんに話し掛けられて
 「どこから来たの?」「東京から〜」と会話していたら、噴煙を上げる桜島が写った
 写真をくれました。店を出るとちょうど桜島が噴火していて、灰も降ってきました。

  隣の金生町まで歩き、鹿児島の中心、山形屋百貨店の裏にある「ラーメン鷹」へ。
 ここも店員さんは全員女性。大きさを伝えるだけなので、普通サイズのラーメン
 (\650)を注文。昼過ぎで空いてくるかと思いきや、今日は山形屋のバーゲンで、
 買い物後のお客さんや混雑の合間に食事をとる山形屋の店員さんがひっきりなしに
 やってきて賑やかでした。タレを入れた丼に麺を入れるまでは他の店と一緒ですが、
 スープを入れる前に麺をタレによく馴染ませています。まるで油そばのようになった
 麺にスープがかかるわけで、けっこう濃厚な味です。ただ、豚骨スープがやや薄口な
 ため、麺が主張しすぎるきらいもあって、私には少し苦手なタイプだったかも。

  天文館のビジネスホテルに投宿し、とりあえず休憩。ところが、手帳を前の店に
 忘れたことに気づき、戻って回収してから次の店へ。天文館通の「こむらさき」は、
 鹿児島でも最も知名度の高いラーメン屋といってもいいかも。ただし、熊本の有名店
 「こむらさき」とは無関係だそうで。中休みに入るお店も多い時間帯なので、
 「一度に20人前を作る」という噂を確認できなかったのは残念。店員さんは数人
 いますが、ここも1人以外は皆女性。これは地域性なんでしょうか?
  ラーメン(\900)を注文。麺を先に丼に入れて、後からスープをかけるスタイルは
 ここでも健在。チャーシューが少し油っぽい気もしたけど、麺もスープも独特で、
 小さい丼だけどどうにも気になる感じの一杯でした。ここでも漬物が出てきます。

  西駅方面へ向かい、加冶屋町から少し歩いて「三平ラーメン」。東京は大久保の
 駅前に「六白三平ラーメン」を出店したのがここ。黒味噌ラーメンが独自で、人気
 メニュー。私は普通の白三平ラーメン(小)(\550)を頼み、同行者が黒味噌(小)を
 注文。卓上にはやはり大根の漬物が置かれていて、これがなかなかいい感じ。
  スープはとろみがほどほどにある豚骨味で、この日の中では濃厚な方。黒味噌は
 これにインパクトのある味噌の味がプラスされていて、やはりこっちの方が看板
 メニューなのかな。黒味噌は大久保の「六白三平」より濃い味で、濃すぎると思った
 人のために、スープ割り用のスープが最初からついています。つけ麺でもないのに
 出てくるのは、新潟の東横とここくらいかも。どちらも特徴のあるラーメンで、
 よかったです。

  天文館通へ戻って「和田屋」へ。あまり混んではいませんが、深夜になると結構
 人気があるとか。二人で両方を食べるため、私はみそラーメン(\800)を注文。
 丼を持ってくる時に、一緒に辛味噌もつけてくれました。悪くはないですが、味噌の
 味に少し塗りつぶされているような感じがして、同行者のラーメンを一口…、
 こちらの方が素直に美味しい豚骨ラーメンで、個人的にはこちらに軍配です。

  最後に焼鳥屋に入って、芋焼酎で初日の打ち上げ。でも、二人とも腹いっぱいで、
 ぜんぜん焼鳥が食べられませんでした。宿に戻って寝てしまいましたが、同行者は
 深夜に目を覚ましてさらに3軒のラーメン屋に行ったとか…。


●10月10日(木) パイクー倍食うわけにはいかない

  昼は星川の16号沿い、「吉兆」でラーメン+チャーハン(\750)。確かチェーン店だ
 と思ったけど、おんぼろな店構えはちょっと意外です。まあ、味はこれといった
 特徴のないラーメンですが、チャーハンはそこそこ美味しかったような気もします。

  夜は高田馬場へ。戸山口から歩いて「餃子荘ムロ」へ。餃子の世界では知らぬ人の
 ない有名店。行列も珍しくないけどこの日は席に余裕があったので店内へ。
 「餃子だけでもいいか」と思いつつメニューをよく見たら、麺類もあったので思わず
 野菜そばとニンニク餃子(\700+\700)を注文。そばの作り方は少し変わっていて、
 餃子メインの厨房を邪魔しないように、麺をゆで終わってから野菜を茹でてスープを
 作ってます。餃子はニンニクが丸ごと入っていてインパクトがありましたが、
 野菜そばは野菜がやや固く、麺も弱くなっていて今ひとつでした。餃子屋さんは
 餃子に限るのかもしれません。

  その近くにあった「味千ラーメン」で、パイクー麺が期間限定で580円だったので
 思わず店内に。なんで明日から九州行くのにここで食べてるんだろう…、と思いつつ
 食べました。パイクーはもう少し量がほしいなぁ。安いからともかく、通常でこの
 量はちょっと不満かも。スープと麺はいまさら言及しても…のレベル。池袋に
 出てきたばかりのころはここまで悪くはなかった気がするんですが。


●10月9日(水) 洗ってる場合ですよ!

  夜、江古田北口の食堂でラーメン(\480)。味はひどいというほどではないけど、
 化調はかなり感じます。あと、コップに洗剤が少し残っているのが残念。

  もう1軒、「どっと屋」で油そば(\650)。この麺がごわごわしてて好きですね。
 油のインパクトも上々。というかこれでお腹いっぱい。


●10月8日(火) ためてもためても

  何したかもわからない麺休日。


●10月7日(月) 分け入っても分け入っても脂身

  昼は天王町の中華屋でチャーハンセット(\850)。特にコメントなし。

  夜は京浜東北線を新子安で下車、駅前にできた新しいショッピングモールの2階に
 入った「とんぱた亭」へ。ラーメン(\550)を注文。まあ、豚骨もそれなりに感じて、
 醤油の味が立った家系の味ですが、本店で食べた時の豚骨のインパクトはなかった
 です。

  蒲田へ向かい、「旭屋」で塩ラーメン(\650)。山頭火出身とのことですが、
 何やら背脂がたっぷり乗っていて、意外な感じ。味もスープがちょっと脂に負けて
 いるようなのが残念でした。


●10月6日(日) 大勢に影響なし

  夕方家から這い出して、江古田の「大盛軒」へ。ジュウジュウ焼セット(\730)は、
 昔は「鉄板麺」と言われてたここの人気メニュー。鉄板でアツアツの焼肉とライス、
 そして半ラーメン。まあ、半ラーメンもまずくはないけど、この値段だとどちらも
 中途半端に感じられるかも。


●10月5日(土) バイコ16歳

  朝、池袋東武へ行って、北海道展に催事出店している「梅光軒」。塩ラーメン
 (\735)は、最初のさっぱりとした口当たりから徐々に味わいが広がる感じ。
 支店が名古屋と奈良にありますが、この味なら関東にも出てきてほしいです。

  ふと思い立ち、「十六」へ歩いて10:30着。でも、すでに前に16人います。
 ということで、開店から3巡目にようやく店内へ。久々につけそばと味玉子を注文
 (\550+\100)。つけダレが少しあっさりになった気もしますが、魚ダシと動物系
 スープの組み合わせは変わらず強いです。もちろん、麺の強さやスープ割り後の
 しなやかな味も良かったです。

  大泉学園に出て、「国上屋」へ。前回大変印象が良かったので、白スープの次は
 清スープと思っていたら、清スープのラーメンが売り切れとの事。代案として
 甘露つけめんを白スープで注文(\800)。麺がくっつかないよう、最後に油を絡めて
 出しているようなのですが、これがやや多く感じられ、さっぱりしてるはずの
 つけダレとの絡みがよくないように思われました。悪いとまでは言えませんが、
 ラーメンに比べると、改善の余地が若干あるのではないかと。


●10月4日(金) 鼻血ブー伝説

  昼は西横浜駅前、国道沿いの札幌ラーメンチェーンで味噌ラーメン(\630)。まあ、
 ラーメン以外のメニューも揃っていて、無理にラーメンを食べなくてもいいのかも。
 実際、味噌の味がややえぐみを出してて、麺がひたすらに柔らかかったですから。

  夜は高田馬場で下車して、早稲田に続く2店目を出した「高木や」へ。地下にある
 こともあり、近くのラーメンチェーンが満員になる夜でも、けっこう空いてました。
 中本を意識した激辛メニューが揃ってますが、一番辛い「辛子みそつけめん」よりは
 ややおとなしい辛しみそあわせつけめん(\600)を注文。これでも辛いことに違いは
 ないのですが、慣れてくると少しマイルドに感じられて奥行きのあるつけダレです。
 辛いのが好みの人には食べてみてほしい味です。


●10月3日(木) ラーメン好きのこころ

  昼は和田町へ出て、中華屋の「富士屋」へ。一押しはタンメン(\700)らしいので
 注文。少し待たされましたが、ニンニクがけっこう効いた食べごたえのある味に
 野菜もたっぷり。飾らない接客も含め、地元での人気ぶりを知りました。

  夜は神田から歩いて「きび」へ行き、梅塩つけめん(\650)を注文。さっぱりした
 梅の香りと味が、やや濃いめの塩つけダレとよくあっていて、しゃきっとした麺は
 つるつると食べられました。限定にするにはもったいないかも。

  そのまま少し歩いて、「」。いや、伏せ字じゃなくてこれで店名です。半地下に
 なった店は白を基調にした明るい雰囲気。白湯と味玉(\750+\100)を注文。コテコテ
 とまではいかないけどマイルドなこってり味といったスープはなかなか個性的。
 値段がちょっと高いけど、近くにあったら時折行きそうです。

  歩いて「八島」へ戻り、ラーメン仲間と合流。楽しいトークの最後に、
 エビ塩ワンタンメン(\1050)を注文。いやぁ、やっぱりこれは食べ飽きません。
 これだけ美味しい状態で安定しているのが嬉しいです。


●10月2日(水) 怪人が「イー!」<それは戦闘員

  昼は横浜に出て、ファッションビル「ビブレ」の地下にある「桂花」。
 池袋・新宿・渋谷・桜木町で食べてますが、ここ限定のターロードンセット(\900)と
 いうのがあったので注文。ラーメンは都内と大きな違いはなく、桜木町よりは
 濃く感じました。太肉丼は、ターローメンに入っている角煮よりはボリューム控えめ
 だけど、味はまあまあ。このセットでこの値段なら、たまに食べてみてもいいかも。

  夜は京急を井土ヶ谷で下車、少し歩いて「海神」へ向かいます。木を多用した
 懐かしさを感じさせる雰囲気の中、中華そば(\600)を注文。あっさりというより
 すっきりといった感じのスープは飲みやすく、口にすると爽やか。しゃっきりと
 仕上げられた細麺は丁寧に扱われていて好印象。ただ、あまりにシンプルが故に、
 インパクトのある味が好まれるこの界隈では難しかったのか、その後閉店して
 しまったのは残念至極。別の場所で再開を希望しているそうなので、復活が
 望まれます。

  さらに京急で快特停車駅に出て、一杯食べましたが、大して美味くもなかったし、
 諸般の事情があるので省略。
  で、快特停車駅だからと京急川崎まで出て、ビルのレストラン街に入っている
 「屯ちん」へ。なんでも、ここのオーナーが気に入ったので出店を要請したとか。
 まあ、池袋で食べ慣れている店ではありますが、蕨店のほうが池袋よりも昔の味を
 出していたりするので、そういったことを少し期待もしたりして。ラーメン(並)を
 食べましたが(\600)、まあ、普通に最近の屯ちんだったかな。


●10月1日(火) 「二天一流」…あ、「天一の日」だったじゃん!(笑)

  夜、池袋「二天」の2回目。玉豚天らー麺と、今回は売り切れてなかった豚天丼
 を注文(\850+\300)。豚天丼は、あの豚肉の磯辺揚げにタレをかけてご飯に乗せて
 いて、ラーメンに乗せるよりもあってるかもしれません。特に、磯辺の海苔の
 香りが、スープにはどうも強すぎるような気がして…。悪くはないんだけど、
 もう少しでスィートスポットにはまりそうなところですね。



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