新幹線アトラス
新幹線試作車B編成
■宮沢模型製品改造日記■

工作が進み次第,随時更新予定!



表紙
序章:最近のトピック
第1章:0系量産型
第2章:試作A・B編成
1:基礎知識
2:宮沢模型製品について
 1)試作A編成
 2)試作B編成
   ■オリジナル
   ■改造日記
第3章:新幹線の骨董品
第4章:新幹線年表
掲示板
リンク(未稿)
参考文献
更新履歴

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【宮沢模型製1000形B編成のレストア】

手に入れたB編成には,許し難い問題があった.手に入れる時に,「2枚窓の1006はメーカーでも作られて無く,1002が付属している.」とは聞いていた.で,購入時にはB編成について,そんなに詳しくもなかったため,何も考えずに購入してしまった.
 今回HPを作成中に久しぶりに模型を列べていると,何かが違うのであった.1006の屋根板にはパンタ取り付けようの穴があいていたのだが….なんとBODYが1002の物ではなく,1001の物であった.1001と1002では連結面よりのドアの位置がまるで違うのである.
 というわけで,悩んだ末,残っていた半端のA編成用1002を使用し,塗装し直してB編成用とすることに決めた.一度決心してしまうと,パンタ周りの改造と塗装だけではなく,どうせならメーカーでは作られなかったらしい2枚窓の1006に改造しようと,考えは流れていった.

 そこで,改造の記録として日記風に残すことにしたので,お暇な方はおつきあい下さい.(多分遅々として進まない事は周知の事実ではあるが…,なにしろ組かけの車輛がたんとあるのだから…)

(記:2000年10月19日)

今回の改造の目玉!目標となるB編成の1006である.側面に続く台形の窓が0系とも形が違う.
 他の写真などを参考にしても,1001などの丸窓とも前方への傾斜が違うことが判明!他の車輛は(型なのに対し,1006は<型のようである.


(写真は”栄光の名車両 新幹線0系電車”:イカロス出版1998年12月10日発行,23Pより引用)

2000年9月某日

まずは塗装を剥ぐ.餌食になったのは件の1002と,アンテナが折れ,屋根がサビ,パンタが壊れてしまっている22形である.(22形の方は塗装剥離時には単なる試しであったのだが…)

写真は1002である.
▲今回,B編成加工用に塗装を剥離した1002. ▲カツミ製旧0系22形.
▲乗務員ドアの後ろの部分まで頭の部品.後ろの本体部分がエッチングで作られている. ▲乗務員ドアの真ん中で,頭の部分と胴体を継いでいるのがわかる.

2000年10月15日(日)

塗装を剥離するまでは,わからなかった大きな痛手!
塗膜が厚くて隠れていたのだが,エッチングのミスによる窓枠の縁が側板に…
その拡大写真である.これをどうやって処理するかは今後の課題とすることにした.

救いは凸状にエッチングされていることだろう.
まずは手を付けやすい所から.ここはA編成改造時点で経験済み.これを1004の分も含めて2輛分切り出した.本日は模試の疲れもあるのでここまで.

2000年10月18日(水)

突然休講になったため,多少進めることにした.鋸を手に一気に窓部分を切り出し.
転がっているのが切り出した窓部分である.
切り出した0系の窓周りを1002に合わせて加工.結構アバウトである.どちらを削るかは現物合わせ.
 当然2社の製品でボンネット・屋根カーブは合わないため,指・プライヤーでなじませて合わせていく.

写真はただ載せているだけ.結構しっくりくることに驚きである.

2000年11月3日(金)〜5日(日)

連休である.昼は勉強!夜は模型製作と自分に言い聞かせ決行.形が見えてきたことから多少進んだと安心.
18日の載せてテープで留めただけの状態からここまで進行!裏側を補強しハンダ付け,その後ヤスリで各窓の形を整えました.
 真鍮も溶体化処理(軟化熱処理・焼き入れ)を行うとやらかく,良く曲がるようになるんですねー.屋根・ボンネット部の曲げを合わすのに行いました.方法は簡単.コンロであぶり,水中にぼちゃんです.
 そのままではいつまでも柔らかいため,形が決まると今度は時効効果(焼もどし)を行いました.これは熱した物を熱いフライパン上でゆっくりとさまします.
 って,本当に真鍮で金合金などと同じ効果があるのかはなぞである.
前から見た状態である.運転室のユニットも200系などのカツミ製品を参考に付けてみました.
 光前頭から見えているのはアルミ製の床板です.なぜアルミかというと,16番の製品に見られるような「T車の軽量化」等という大層な目的はなく,加工が楽だったからである.
目標写真と同じアングルから…まだ正面窓ガラスが凹レンズ状に見えている.しかし印象はかなり近づいてきた(と自己満足).


2001年元旦(月)〜1月17日(火)

21世紀になってしまった.昨年はあまりよろしくない年だった,今年こそ良い年にしたい.
 掲示板でも書いていたように,昨年12月始めに腰を壊し,立てない座れない状態が続いていた.
そのため折角の休みにも関わらず,あまり進行はしていない.
一応,運転席をユニットにしてみた.室内色に塗れば多少は見えるかも?
今回の一番の悩みの種!ヘッド・テールライトケースである.赤2本・透明3本が収まるように作ってみた.
最近のカツミの新幹線の製品でも,このようにユニットにして電球を付けている.
▲右写真はオリジナル.左写真はライトユニットを取り付けた状態.
このような改造をすることになったのは,先頭車の4個のライトのうち2カ所で絞り込まれた部分が裂けていたからである.結構いい感じに仕上がったと思うのだが…

▼右写真はオリジナルのライトケース.左写真は全て削り取りツライチにした状態.オリジナルではヘッド・テールの切換が出来ない.
3個上の写真のライトユニットの出来るまで.(笑)
ロストワックスと同じ要領で,真鍮の代わりにホワイトメタル(ハンダ)を流した物であるが,どれも失敗作である.
鋳込んだ順に左から列べてみたが,回をへるごとにランナーが増えていった.手前にあるのは原型である.
ライトユニットの原型とシリコン型.このシリコン型に融けたワックス(ロウ)を流し込み複製を大量生産した後,埋没・鋳造!失敗作の大量生産となった.
独身だから出来る荒技!台所が汚れても,鍋が一つパーになってもお構いなしである.
これはメタルを溶かしているところ.
これは埋没用の石膏(本当は埋没材を使用するべきだが,コンロで加熱するだけなので,安価な普通石膏で流用)と,鋳造リングとその台.
エッチングミスによる窓枠の後は,結局丁寧にやすりがけしていった.耐水ペーパーを順番にかけていくとほぼ目立たなくなったので良しとした.
パンタ周りはこの様に仕上がった.おまけで貫通ホロまで付けてしまった.後はここに載るパンタをどうするか…