更新日 1999年 4月 18日 Japanese only

スポットメーター濃度計




概要|パーツと工具のリスト|組立て|濃度の測り方|他の露出計の利用など


■ 他の露出計の利用など

 下の写真は、山崎和夫さんの作られた反射濃度専用のスポットメーター濃度計です。ご紹介したクローズアップレンズを利用する方法のほかに、このように変換リングで一眼レフの標準レンズを逆向きに取り付ける方法もあります。

 ただし違うレンズを使うと、試料と露出計の距離が変わることがあります。その場合は、リストにあるパーツの寸法を変える必要があります。


山崎さん製作のスポットメーター濃度計(反射濃度測定専用)


 以下は山崎さんから寄せられたコメントです。

 合板にL字金具で三脚ネジを立てただけのものです。台座となる合板の測定部付近には、黒紙を貼っています。スポットメータには、一眼レフのレンズ(ペンタックスM50mm/F1.7)を逆向きに取り付けています。こうするとかなり拡大倍率が高くなるので、ファインダーを見ながらしっかりをピント合わせる必要がありますが、直径1mmほどのスポットを測定できるようになりました。

 スポットメータとレンズの取り付けには、ケンコーのオス<->オスの変換リングを使用しています。ただ、このリングは52mm径なので、ステップアップリングも使用しています。

 実際の使用時には、斜め45度からライトスタンドの光を当てて測定します。オリジナルに見られるようなフレア対策の筒などは特別用意していないのですが、一眼レフのレンズの絞りをちょいと絞ると実に具合良く働きます。コダックの標準グレースケールでチェックしてみたのですが、だいたい反射濃度1.8くらいまでは、フレアの影響もなく正確に測定できるようです。

 これまで書いてきたように、濃度計アダプターの構造はとても単純なものですから、ペンタックス以外のスポットメーターをお持ちの方でも、少し設計を変更すれば濃度計として使うことができます。細かい読み取りにはここで使用したペンタックスV型のようなアナログ式の露出計が適しているのですが、デジタル式の露出計でも1/10絞り程度の細かさで読めるものなら使うことができるはずです。1/3絞りで露出を表示する、古いタイプのデジタル露出計はこの工作には向かないと思われます。


■ 謝辞

 遮光クロスを提供していただいた青野一彦さん、作例写真とコメントをお寄せいただいた山崎和夫さん、この場をかりてお礼を申し上げます。




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(Spotmeter adaptor is originally designed by Phil Davis.)
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