更新日 1999年 4月 18日 Japanese only
スポットメーター濃度計
ファインダーをなるべくまっすぐ覗き込むようにすると精度が向上するようです。
左は透過濃度を測るためのセッティング、右は反射濃度を測るためのセッティングです。透過濃度モードでは、光源を出た光は鏡によって反射され、乳白色のアクリル板・ネガ・クローズアップレンズの順に通過して露出計に入ります。反射濃度モードでは、光源を出た光は鏡胴部にあいている穴を通り、印画紙によって反射されてから、クローズアップレンズを通過して露出計に入ります。
透過濃度の測定
- 作業台の上にライトテーブルをおく。濃度計が動くと正確な指示値が得られないので、テープなどで足を固定するとよい。
- スタンドに透過濃度用の鏡胴をおき、露出計を取り付けて固定する。
- ライトテーブルにスタンドをのせる。
- ライトテーブルの下に鏡を、また、正面に電気スタンドをおく。
- 明かりをつけ、スポットメーターのファインダーを見ながら光源を前後に移動させる。露出計の針がいちばん近い指標と重なるようにして、そこをゼロ点とする。
- スタンドを持ち上げ、ライトテーブルとの間に試料(ネガ)をはさむ。ファインダーを覗きながら試料を動かして、濃度を測定する場所が中央のスポットにくるようにする。
- このときの露出計の指示値が、ゼロ点から何絞り落ちたかを読む。濃度へは1絞り=0.3(1/3絞り=0.1)として換算する。たとえばゼロ点がf11、試料を測ったときの指示値がf5.6 2/3なら、その透過濃度は0.4になる。
- 大型の透過原稿は、スタンド部だけを使い、イルミックスのようなライトボックスの上にのせて測ります。
反射濃度の測定
- 作業台の上にライトテーブルをおく。濃度計が動くと正確な指示値が得られないので、テープなどで足を固定するとよい。
- スタンドに反射濃度用の鏡胴をおき、露出計を取り付けて固定する。
- ライトテーブルにスタンドをのせる。
- ライトテーブルの正面に電気スタンドをおく。ライトテーブル上の試料(プリント)に対して光が45度の角度であたるよう、電気スタンドの高さを調節する。
- ゼロ合わせには、試料の余白(真っ白な部分)を利用する。スタンドとライトテーブルの間に試料をはさんで明かりをつけ、ファインダー中央のスポット測光域に余白がくるようにする。次にスポットメーターのファインダーを見ながら光源を前後に移動させる。露出計の針がいちばん近い指標と重なるようにして、そこをゼロ点とする。
- ファインダーを覗きながら試料を動かして、濃度を測定する場所が中央のスポットにくるようにする。
- このときの露出計の指示値が、ゼロ点から何絞り落ちたかを読む。濃度へは1絞り=0.3(1/3絞り=0.1)として換算する。たとえばゼロ点がf11、試料を測ったときの指示値がf5.6 2/3なら、その反射濃度は0.4になる。
Copyright (C) Tomohisa Takahashi 1998-1999 All rights reserved
(Spotmeter adaptor is originally designed by Phil Davis.)