更新日 1998年 1月 21日 Japanese only

フォトグラビア・ワークショップ



 フォトグラビアはオルタナティブ・プロセスの一技法で、だいたい次のような手順でプリントを作ります。

  1. オリジナルネガからグラビアポジを作る。
  2. 重クロム酸カリウムで感光性をもたせたカーボンティッシュに、このポジを焼き付ける。
  3. 露光したティッシュを銅板に接着し、温水で未硬化のゼラチンを洗い流すと、板面にポジの濃度に応じたゼラチン・レリーフが残る。
  4. 塩化第2鉄の腐食液で銅板を処理すると、アクアチントまたはスクリーンパターンのインクポケットに分解された画像ができる。
  5. こうしてできた版にインクをつめ、拭き取ってから、プレス機でプリントする。

 このワークショップでは、グラビアポジは参加者があらかじめ用意しました。


版の制作(1)

grav_1.jpg 講師の小林さん(左端)によるプロセスの説明。
grav_2.jpg 講師の持参したサンプル(プリントと銅版)。
grav_3.jpg カーボンティッシュをポジの大きさに合わせて切ります。
grav_4.jpg ピグメント・ペーパーを重クロム酸カリウム溶液に浸け、感光化します。
grav_5.jpg 感光化したピグメント・ペーパーを、ゼラチン面を下にしてアクリル板の上にねかせ、スキージを使って余分な感光液をとります。
grav_6.jpg スキージがけしたピグメント・ペーパーを、アクリル板ごと送風機の前に並べて乾燥させます。これは2時間ほどかかるので、その間に銅板の準備をします。
grav_7.jpg ピカール(研磨剤)とぼろきれで銅板を磨きます。

版の制作(2)へ続く)



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