改正入管法成立:16歳以上の外国人、指紋提供義務付け  

入国する16歳以上の外国人に対し、指紋や顔画像の提供を義務付ける改正出入国 管理・難民認定法が17日午前の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立し た。  指紋情報はデータベース化され、在留管理や犯罪捜査にも利用する。また法相がテ ロリストと認定した人物を退去させる規定も新設された。改正法のうち、指紋採取や テロリスト認定に関する部分は、来年11月までに施行される。  政府は「その間に諸外国の理解が得られるよう十分説明したい」としている。

【森 本英彦】 毎日新聞 2006年5月17日 12時01分

 

 

2006516日 京都新聞

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006051600016&genre=Z1&area=Z10

入管法改正案17日成立へ
参院法務委で可決

 16歳以上の外国人に入国審査時の指紋採取や顔写真撮影を原則義務付ける入管難民法改正案が16日昼、参院法務委員会で与党などの賛成多数で可決される。指紋採取を当分の間凍結することを柱とした民主党提出の修正案は否決。同改正案は17日の参院本会議で可決、成立の運びだ。

 改正案は、米中枢同時テロなどを受け、政府が2004年12月に策定した「テロの未然防止に関する行動計画」を踏まえた内容。

 テロリストが別人に成り済まして入国するのを阻止する目的で、指紋などの生体情報をコンピューターに登録し、過去の強制退去者らと照合することを想定。法相がテロリストと認定した人物を、退去させることができる規定も盛り込んだ。

 ただ在日韓国・朝鮮人ら特別永住者や公用で来日する外国人などは対象外としている。

 審議を通じ野党側は生体情報の扱いについて「プライバシー侵害の危険性がある」と批判した。(共同通信)