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1年生 とけいの授業

  
SGY00141@nifty.ne.jp
2000/02/12 作成
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とけいの授業(長い針と短い針の読み方)
 1 短い針の読み方
 2 長い針の読み方
 3 時計の読み方、表し方

[授業のポイント]
 ・長い針と短い針の読み方を、それぞれ別に分けて指導した。
  その際、変化のある繰り返しを通して、時計の針の読み方に習熟するように
  指導のプロセスを設定した。
  長い針の読み方指導を、時計の文字盤をノートに書かせて行った。

[授業にあたって]
 ・時計の時間配当は教科書(学校図書)2ページを3時間扱いである。
  ただ、少しずつ長い時間をかけて扱っていった方が、習熟定着するのではないかと考え、
  前単元の「おおきな数」のまとめと平行しながら、時計の指導をすることにした。
 ・本時は時計の授業の2日目。
  前時には、算数セットの時計を使って「何時」の読み方表し方を指導した。

本時の指導

指示1  教科書の102ページを開けなさい。黄色い色のところの文を読みます。
    「みじかい はりで なんじを よみます。ながい はりで なんぷんを よみます。」
    もう一回、男子だけで。
     ノートを開けなさい。先生が書くように、写しなさい。
    「みじかい はりで 
     なんじを よみます。
     ながい はりで
     なんぷんを よみます。」
    

1 短い針の読み方

発問1 [〜時ちょうどの場合の短針]
     (教師用時計を提示)
     (短い針を1にさして)時計の短いはりが1のところを指していたら何時ですか。
     「1時です」
     (短い針を5にさして)じゃ、短い針が5のところだったら何時かな。「5時です」
     (短い針を5と6の間にさして)では、今何時だいですか。「5時だいです」

説明1 そうだね。短い針は1時間かけて5から6に動くから、5時何分かってことになるね。
発問2 [〜時〜分の場合の短針の読み方]
     (短い針を8と9の間にさして)今、何時だいですか。「8時だいです」
     (短い針を11と12の間にさして)今、何時だいですか。「11時だいです」
     じゃあね。ちょっと難しくするよ。
     (短い針を11と12のちょうど半分に指して)はい真ん中です。今何時何分ですか
     「11時30分です」

     どうしてそう思ったんですか。
     「短い針が真ん中だから」←1年生だから言葉では、あまりうまく言えない。
説明2 そうです。短い針は1時間かけてこれだけ動いていくけど、
     11時半のときはちょうど真ん中にいるんだね。
発問3 [〜時30分の短針の形]
     ということは、(短い針を6と7のちょうど半分に指して)はい、ここ真ん中です。
     今何時何分ですか。「6時半です」
     (短い針を9と10のちょうど半分に指して)今何時何分ですか。「9時半です」

  問答はテンポよく、短く力強く、ほめながら進める。
  発問2は、「〜時ちょうど」でなく、短い針が文字盤の数字の間にある場合の読み方である。
  現実には、こういう場合の時刻の読みとりが多いので、短針に限定した問題を設定した。
 
  発問3は、ちょっとひねりを加えた問題である。最初はちょっと意味が分からない子も、答えを聞けば
  「なーんだ、かんたん」である。

2 長い針の読み方

指示2   [時計の文字盤を書かせる]
      ・ノートに、ページ半分くらいの丸を書きなさい。
      一番上の端に目盛りを打ちます。時計はここの数字は何ですか?
       「12」「0」という声も混じる。12ですよ。
      一番下の端に目盛りを打ちます。時計はここの数字は何ですか?「6」
      一番右の端に目盛りを打ちます。時計はここの数字は何ですか?「3」
      一番下の端に目盛りを打ちます。時計はここの数字は何ですか?「9」

      では12と3の間にはどの数字が入りますか。「1と2」
      「12と3の間を、ちょうど3つに分けるように目盛りを打って、1,2と書きなさい。」
      3と6の間にはどの数字が入りますか。「4と5」
      「3と6の間を、ちょうど3つに分けるように目盛りを打って、4,5と書きなさい。」
      6と9の間にはどの数字が入りますか。「7と8」
      「6と9の間を、同じように目盛りを打って、7,8と書きなさい。」
      では、9と12の間にはどの数字が入りますか。「10と11」
      その通り。「9と12の間を、同じように目盛りを打って、10、11と書きなさい。」

指示3  赤鉛筆を持ちなさい。
発問4  [長針が表す時こくを書く]
      長い針が1のところを指していたら、何分なんですか。「5分です」
      そう5分です。赤で(1の外側に)こうやって5と書きなさい。
      長い針が2を指していたら、何分ですか。「10分です」
      そうです。赤で10と書きなさい。
      では、長い針が3だったら?「15分です」 
      はい、15と書きます。
      4は?「20」 5は?「25」と問答しながら、11まで進む。
      長い針が12を指していたら、何分なんですか。「0分」
説明3  そうです。60分かけて、一回りしたら0分に戻ります。

 時計を書きなさいと言われても、一年生はその通りに再現できないのではないだろうか。
 あれども見えずである。
 実際に5分ごとの目盛りの時計を書かせて、それぞれの数字の部分が「何分を表すか」
 を書かせることで、時計の読み方の原理の理解と習熟をねらった指導である。
 ちなみに教科書(学校図書)には大きめの時計の文字盤の外側に、「1分刻みで何分なのか」
 数字で書いてある。
 なお時計の文字盤を書かせる時、上下右左の順にした。

3 時計の読み方、表し方

発問5  [長針の読み方]
      時計の長い針が、1を指しています。何分ですか(全体に対して)。
      「5分」
      長い針が、2を指しています。何分ですか。
      「10分」 テンポよく、5分ずつ指して55分まで言わせる。
      では、長い針が、2を指していたら何分ですか。「10分」
      4だったら?「20分」等のいうようにランダムに指示して言わせる。

発問6  [長針と短針を同時に読む問題]
      では問題。(短針を3、長針を1にして)これは何時何分ですか。「3時5分です」
      (短針を5、長針を8にして)これは何時何分ですか。「5時40分です」
指示4   算数セットの時計を出しなさい。
      2時30分にしなさい。「できました」おとなりさんと同じか、見てごらん。
      次は4時5分。お隣と比べなさい。

指示5   隣同士で、問題の出し合いっこをします。
      右の人が時刻を言って、左の人が時計を動かします。言った人も動かします。
      ふたりともできたら「せーの」で見せます。
      交代でやるんですよ。はじめ。

指示6   今日の宿題。「時計を持って帰っておうちの人に問題を3問出してもらいなさい。」
      終わります。

 発問の6は、長針の場合の読み方である。
 最初は、5分ずつ。次にランダムに問うていく。
 隣同士で、3問ずつ問題を出しあいっこさせるのもいいだろう。
 発問の7にきて初めて、長針と短針を同時に設定して発問した。

 まとめのテストの時、長針より短針の読み間違いがやや多かった。
 やはり「短針が途中にある時、何時か問うこと」はかなり大事なのではないだろうか。


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