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詩 石ころ  第3時


学校図書「こくご 2年下」最初ページの詩の授業。
前時の発問「第4連は昼ですか、夜ですか」の答えが2つに分かれたので
子どもたちに自分の考えを発表させて討論?を行った。全3時間の3時目。


指示1 机をコの字型にしなさい。
     全員起立。一回読んだら、座って口に出して読みます。はじめ。

指示2 昨日「第4連は昼ですか、夜ですか」と質問して答えをノートに書いてもらいました。
     今日は自分の考えを発表してもらいます。
     今回は友だちが言った意見と全く同じだったら言わないようにして下さい。

低学年の子は発表したがる。友だちと同じでも延々としたがるので、今回は上記のように話した。
そうすることで、「それ言ったよ」という声が上がるようになり、他の子の意見も聞くようになる。

指示3 その前にどんな風に意見が分かれているか、手を挙げてもらいます。
     「夜だと思う人」10名「昼だと思う人」23名 
     では夜だという考えの人から発表して下さい。    

子どもから質問
 「メモしていっていいですか。」
 「とってもいいことです。自分の考えが新しく浮かんだら書いておくといいね。」と話す。

授業記録が不十分なので主な意見のみ載せる。

・星が見えると書いてあるから、夜だと思います。
・ぼくも夜だと思います。詩の終わりだから、だんだん夜になっていると思います。

・○○くんの意見は間違っていると思います。もし夜だったら、ぼくはもう家に帰っていると思います。
・ぼくも昼だと思います。4連に「あかるいあかるい空を見てる」と書いているからです。
・私も昼だと思います。
 もし夜だったら「暗い暗い」と書くと思います。
・ぼくも昼だと思います。石ころは岩山だったから、昼でも星が見えるんだと思います。 
 人間に見えないだけで、星には見えていると思います。
・私も昼だと思います。「ように」と書いてあるから、本当のことではなくて想像だから、夜じゃないと思います。
・ぼくも昼です。昼にも星は出ていて、太陽の光に当たって消えているから、人間に見えないだけで、
 昼でも石ころには見えるんだと思います。もし夜だったら、ちょっと暗く書いているはずです。

討論の最後に、教師の考えを述べて終わった。
「先生の考えは昼です。みんなから出された意見にもあるように、明るい空と書いてますし、「星が見えるというように」
の「ように」は話者の想像だと思います。「人間たちには見えないけど、石ころには星が見えているのかなあ」と言っているんでしょう。
ですから先生は昼だと思います。

 発表の際の指導事項 
1 初めに「・・は○○だと思います。」と立場をはっきりさせてから理由を述べる。最初はこういう言い方をしている子をほめた。
  あとは子ども同士で修正してくれるようになった。
2 同じ立場の意見を言うときは「ぼくも」「私も」と発言する。
  これもまた、よく子どもたち同士が修正させてくれていた。
3 「○○くんの意見は間違っていると思います」という意見はほめた。考えの発表のしあいから討論に高めていくためである。

感想

・討論というには恥ずかしい、意見の言い合いだが、子どもたちは教師が思いつかないような意見をノートに書いていて
 驚かされた。今回は夜派はかなり少数だったが、討論的な授業を仕組むことで、多様な根拠が教材から掘り起こされ、
 多くの観点に気づかされた。
 また指名なし発表の形をとることで意見の発表が、今までとは比べものにならないほど多様で活発になった。
 

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