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詩 石ころ  第1時

pretty九九の会 宇賀求哉 

学校図書「こくご 2年下」最初の詩の授業。
おもしろいと思ったこと、分からないこと、気づいたことを数多く書かせた。
取り上げるべき詩の重要ポイントを見つけ、次時に生かすためである。全3時間の1時目。



1 教師の後を追い読み 2回(宿題の音読でもすでに読んでいる)

指示1 全員起立。 一回読んだら、窓の方を向いて読みます、読み終わったら後ろを向いて読みます。それも終わった人は座って読みます。

発問1  詩を読んで、おもしろいと思ったこと、分からないこと、気づいたことを書きなさい。(板書も行う)
      できるだけたくさん箇条書きで書きます。3つ書けたら持ってきなさい。      

  先生に持ってこさせて、まだ書かれていないものを教師が選び指示して、黒板に書かせていった。
  ある程度子どもたちがノートを一度は持ってきて終わったら、(黒板も書けないほど埋まっているので)
  右から発表させていった。簡単な疑問はその場で確認して、答えを出した。
  いいことに気づいているものは具体的にほめながら進めた。
  最後に最も疑問の多かった部分を発問してチャイム終了。以下は子どもが書いたものの一部である。

<雲をぼうしにかぶってね>

  雲をぼうしにかぶってねというところが分からない。
  雲をぼうしにかぶってねってどういうことなのかなあ。
  何でくもがぼうしなんだろう。
  ■ この部分の疑問は多かった。昔石ころは山で頂が雲にかかっていたんだよ、ということがよく分かってない子が多かったことが分かる。

<表記への着目>
   ーーーー(傍線)を引いていることろの下が、全部「いうように」だった。
  ■ よく見つけたね。とほめた。詩の重要技法リフレインである。

<感想といえるもの>

石ころがしゃべっているみたいでおもしろかったです。
ちょこんと止まるのがおもしろい。
石が生きているみたい。
石ころは空を2回続けて見ているから、空がすきなのかな、ふしぎだな。

<話者に関するもの>

雲をぼうしにかぶってねって誰が言っているのかな。
■ 誰が言っているのか。「ぼく」ではなく話者である。今度取り上げようと思った。
この石はしゃべらないけど、まどみちおさんが石の気持ちを書いているからいいです。
■ これも感想のようだが、話者に関わるものを持っている。

<おもしろい感想>
地面から宇宙まで離れているのにどうして星が見えるのだろう。
■ この感想は面白いと思った。この子は石の視点から詩を読んでいる。
  次時以降の発問にどう生かそうかと思った。

 書かれたものを読ませる。
 読ませながらすぐ分かる疑問は発問して答えた。

  
  「なぜ題が石ころなんだろう。」
  → 教師 どうしてですか? 子ども 石ころのことを書いているから 教師  そうだね。
  
  「昔は天まで届いたのに、どうして今は小さい石ころなんだろう。」
  → 教師 これはとてもいい疑問です。  
        石ころは昔は何だったんですか。岩山
        絵に描いて説明 昔はこんな高い岩山の大きな岩だったんです。
        それが何千年も前に台風や大雨でがけが崩れて、大きな岩がころがって川に流れて
        何百年もかけてころころ転がっていくうちに角がとれて小さくなって石ころになったんです。

発問2  雲をぼうしにかぶっていたのはだれですか。ノートに書きなさい。

  岩山が多かった。石ころという答えも多少あったが、子どもの中から、「かぶった」だから前のことだよという声が出ていたので
  それを受けて、答えは岩山だね、と終わった。

<感想>
国語の指導は苦手である。子どもがどこでつまずき、どんな感想をもっているか分かりにくく
どこを授業のポイントとすれば分かりにくいからである。
ベテランの方ならすぐ分かるかもしれないが、今日のように子どもに書かせる中でポイントをこちらがつかむ指導も有効だと感じた。

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