リグ・ヴェーダ讃歌
諸川の中にただ独り、サラスヴァティーはきわだち勝れり、
山々より海へ清く流れつつ。
広大なる世界の富を知りて、ナフスの族(うから)にグリタ
と乳をいだしきたれり。
これらの(供物)を、汝ら(詩人の庇護者)よりのものとして
頂礼もて捧げ、−サラスヴァティーよこの讃頌を嘉せよ。
最も好ましき汝の庇護のもとに身を置き、われらねがわくは、
この避難所に達せんことを、あたかも木陰に入るごとくに。
「リグ・ヴェーダ讃歌 辻 直四郎訳」より抜粋
東京都 酒井嘉和さん奉納