『大アジア思想活劇 〜仏教が結んだもうひとつの近代史〜』
株式会社サンガより『大アジア思想活劇』増補改訂版が刊行されました。
大アジア思想活劇〜仏教が結んだ、もうひとつの近代史〜
著者:佐藤 哲朗
定価:4,725円(税込)
ISBN:9784901679954
店頭予定:2008年9月29日
<明治二十一年のインド旅行からオルコット来日まで>
大アジア思想活劇 第一部目次
更新情報:第二十一章まで掲載(2000/1/3) 最新項目へ
■はじめに
・御挨拶
・大アジア思想活劇 主な登場人物![]()
■イントロダクション
・明治二十一(1888)年の天竺武勇談
・近代仏教史の発見
・白人ブディストと講釈師と『佛教復興』
・アナガーリカ・ダルマパーラと日本
・近代アジアを貫くカルマ
・仏教史という『窓』を通じて
■第一章 オルコツト大佐来日まで
・キリスト教の大攻勢
・白人仏教徒からの手紙
・『仏教問答』の翻訳
《注釈》
■コラム:日本仏教と明治維新
・近世仏教の姿
・廃仏毀釈の惨状
・仏教再評価のジレンマ
・世界のなかの日本仏教
■第二章 オルコット招聘運動顛末
・オルコット招聘運動と平井金三
・オルコット来ないなら寄付金返せ
・義兄金三の窮地に復堂先生起つ!
《注釈》
■大アジア思想家列伝一 平井金三
・平井金三の生い立ち
・アメリカでの仏教講演・ユニテリアンへの参加
・日本語はアーリア系と主張
・心霊研究のパイオニア
・平井金三の宗教観
■大アジア思想家列伝二 野口復堂(未完)
・野口復堂の生い立ち
・アメリカでの仏教講演・ユニテリアンへの参加
・インド旅行・世界宗教会議出席
・教談の誕生
・教談全盛時代
・晩年の野口復堂
・野口復堂の宗教観
■第三章 神智学協会インドへ向かう
・スリランカ仏教の恩人〜その意外な素顔〜
・HPBとHSO
・スピリチュアリズムの時代
・運命の出会い
・『ラマ僧院』の理想主義者
・『ヴェールを脱いだアイシス』
・神智学協会インドへ!
《注釈》
■コラム「野口復堂インド道中教談」仏蘭西郵船編
・食卓の紛争 日仏談判英の仲裁
・脱線後日談 新潟山中異人の涙
■第四章 インド洋の「仏教国」スリランカの来歴
・光り輝く島
・インド文化圏への窓
・シンハラ人とタミル人
・仏教とナショナリズム
・“仏教国”の危機
《注釈》
■第五章 パーナドゥラ論戦〜グナーナンダの勝利〜
・パーナドゥラの論戦
・論争の行方
・グナーナンダの勝利
・神智学徒からの手紙
《注釈》
■第六章 白い仏教徒の闘い〜神智学協会と南アジア〜
・神智学協会インド上陸
・アーリヤ・サマージとの会見
・仏教徒となった神智学徒
・オカルティストの仏教理解
・アディヤールへの本部移転
・セイロン仏教の救世主
・仏教旗の制定・ウェーサクの祝日化
・プロテスタント仏教
《注釈》
■第七章 “ランカーの獅子”の誕生
・その生い立ち
・少年時代の原風景
・ミッションスクールでの葛藤
・神智学との出会い
・アディヤールヘの旅
・オカルトからパーリ語へ
■第八章 デヴィット青年がダルマパーラを名乗るまで
・ブラヴァッキー夫人のインド追放
・HPBロンドンに死す
・その後の神智学協会〜仏教からメシア信仰へ〜
・スリランカ奥地への旅
・シンハラ・ナショナリズムの目覚め
《注釈》
■第九章 野口復堂の印度旅行〜セイロン上陸編〜
・コロンボ上陸まで
・ダルマパーラとの出会い
・神智学協会の客人として
・アフマド・アラービーとの会見
《注釈》
■第十章 野口復堂の印度旅行〜セイロン珍談一〜
・スマンガラとの会見
・コロンボで出会った日本人僧侶
・スリランカ仏教のあらまし
・スリランカのカースト制
・スポーテーの戒律珍問答
・1999年のインド旅行より〜非時食戒〜
《注釈》
■第十一章 野口復堂の印度旅行〜セイロン珍談二 インド上陸〜
・ランチタイム〜椰子問答〜
・変な仏像
・宇源(うぎゃん)源智(ぎゃんちゃん)の観音ご利益コント
・南の島の天長節
・野口復堂いよいよインド上陸!
・夢想兵衛が栄華の夢か〜トゥティコリンの熱狂〜
・一路アディヤールへ!
《注釈》
■コラム:明治日印交流史〜仏僧の巡礼からインド人婿養子まで〜
・明治人とインド(1) 島地黙雷の欧州歴訪とインド上陸
・明治人とインド(2) 北畠道龍のブッダガヤ巡礼
・明治人とインド(3) インド公式訪問第一号 多田元吉
・明治人とインド(4) お雇い外人モレルについて
・明治人とインド(5) 外国人婿養子第一号になったインド人
・詫び口上と予告
■第十二章 野口復堂の印度旅行〜マドラス寄席 長名話〜
・トゥティコリンからマドラスへ
・マドラス改名とタミル・ナショナリズムについて
・ついにオルコットとまみえる!
・オルコットの牛車
・史上初!インドで落語「長名話」を披露
・インド随一のサンスクリット学者をサンスクリット語で泣かす!
・「長名話」にマドラス中がバカ受け?
■第十三章 長名話の縁起
・笑福亭 梅香 バッシヤチャリヤ
・長名話の系譜
・桂米朝と長名話
・ダラニの由縁と法華経『陀羅尼品』について
・長名話の盛衰に関する考察
・スペシャル・デレゲート野口復堂
《注釈》
■第十四章 野口復堂の印度旅行 〜明治人が見たインド〜
・分断されたインド社会
・百六歳の老翁との対話
■コラム「野口復堂インド道中教談」ミールズ礼賛&印度トイレ奇譚
・復堂師匠カレーを食べるの巻
・復堂師匠トイレに行くの巻
・ちょっと解説
■第十五章 野口復堂の印度旅行 〜凱旋帰国まで〜
・パッチャパス・ホールでの大演説
・野口復堂は日印交流の先駆け
・南北仏教徒を結んだミッション
・スマンガラ僧正の公式書簡
・ついに凱旋帰国!
《注釈》
■第十六章 釈興然 〜日本に上座部仏教を伝えた留学僧(一)〜
・日本スリランカ仏教交流の始まり 釈雲照の祈願
・釈興然をセイロンに導いた人々
・森鴎外より漢詩を送られる
・日本人初の上座仏教僧侶の誕生
《注釈》
■大アジア思想家列伝三 林董(はやしただす)
・旧幕府軍と函館に拠る
・ロンドンで仏教に関心を抱く
・イスラム教・ゾロアスター教を日本に紹介
・日英同盟締結に尽力
■第十七章 釈興然 〜日本に上座部仏教を伝えた留学僧(二)〜
・日本初!上座部仏教教団の設立へ
・日本は“大乗相応の地”か?興然の孤独
・河口彗海をスカウトする
・「小乗仏教」を信じるということ
・興然と宗演 セイロン留学僧の対照的な生き様
・タイ王室に招かれる 晩年
・ボダイジュの浮き彫り 釈迦牟尼ヘの追慕
・墓碑
《注釈》
■第十八章 十九世紀の菩薩?オルコット大佐の日本来訪(一)
・オルコットの上陸
・日本仏教界の大歓迎
・オルコットの戸惑い 先祖にあわす顔がない?
・知恩院での最初の演説 ペリー総督の再来
・管長会議で仏教統一を説く
・オルコットの日本行脚
《注釈》
■第十九章 十九世紀の菩薩?オルコット大佐の日本来訪(二)
・オルコットの上京
・日本仏教への苦言
・『反省会』のネットワーク
・『海外仏教事情』と高楠順次郎
《注釈》
■第二十章 病床のダルマパーラ
・ダルマパーラの入院
・オルコットの霊能力
・日本人の熱心な称賛者
・仏教復興は民族独立ヘの道
《注釈》
■第二十一章 オルコット来日がもたらしたもの
・オルコット帰国と日本人留学僧渡印
・南北仏教を結んだ功労者
・オルコット・ブームへの警戒
・お雇い外人ベルツの見たオルコット
・川合清丸とオルコットの『論争』
・国粋主義と仏教
・普遍への窓としての仏教
・忘れられた“救世主”
《注釈》