
| opening act : 柴山一幸 01.IT'S ONLY LOVE 02.浅い夢 03.ラセンカイダン |
トップバッターの柴山さんは、この日が初のお披露目ライブ。かなり緊張されていたようですが、伸びやかな声で3曲を弾き語ってくれました。博文さんが「彼の、伸びのある高音に魅せられて、作ろうと思った」ということで、これからレコーディングも始まったりするようですので、要注目ですね。
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i.鈴木博文 with 濱田理恵
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続いて、主宰者・鈴木博文氏の登場。サポートにダリエさんが入っています。力強いエレキ・ギターとアコーディオンで印象的なフレーズが繰り返される「RED MOON TRIP」。久々のエレキだけあって、博文さんも遠慮なく声を張り上げています。今日のボーカルは、切なさ倍増かも。「ずっと去年は生ギターばっかりだったんで、久し振りにエレキなんですけどうるさいでしょ?そんな事は気にせずやります。若乃花、引退しましたね。オレもそろそろ引退の時期なんだけど、なんて考えつつ毎日暮らしてますが…そんな事はない、皆さんが死んでからも青山墓地で弾き語っているかもしれません」と笑いをとってから唐突に「Bomb」。ダリエさんのピアニカがギターのカッティングに軽妙に絡みつきます。続く「柵を越えて」は最近よくやってくれてますね。お気に入りなのかな。ダリエさんが退出して、最後の「Breath」はソロで。突然ブレイクいれたりしながら、ブルースハープも拭きまくってフリースタイルな叙情節。エレキ以上に久しぶりな5/18のバンド・ライブが本当に楽しみです。 ![]() |
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ii.加藤千晶
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次は加藤千晶さん。ちょっとウエスタンなハットなどかぶって、カウガールなイメージで登場です。バンド編成でのライブは、すごく久し振り。新譜の1曲目「暮らしのリズム」からスタート。加藤さんのピアノのほかに、伊藤さんのキーボードもあってゴージャス。ギターはカーネーションから、この日発売のニューアルバム『ライラック・アパート一〇三』のプロデューサーでもある鳥羽さんが参加です。「ノービ、シベリヤ、メリヤス考」「チョコレートの人生」など、『ドロップ横丁』よりちょっと大人になって落ち着いたようなイメージの新譜ですが、透明度は上がっていて光をあつめてキラキラしたような…そんなまぶしい雰囲気の溢れるステージでした。「南雲通り交差点」は、加藤さんにしか出せない味の曲ですよね。大好きです。そうそう「ノービ」ってのは愛知から岐阜にまたがるの濃尾平野のことらしいですよ。 ![]() |
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iii.青山陽一
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![]() 一転、独りアコギで弾き語りの青山陽一さん。今年に入ってから数ヶ月やってた全国インストアライブの総括的な印象すら感じさせる余裕が見えます。まずはニューシングル「STARLAB」から。後奏でのギターとフェイクにものすごい色気が…。チューニングを変えて「Drop
The Face」ではシブシブのスライド弾きまくり。「Hideaway」ではBM'sのメンバーでもある伊藤さんがアコーディオンで参加し、歌詞やコードなど色んな意味で「和」の名曲を彩ります。 |
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iv.青木孝明
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![]() そして、こちらも新譜『PHASE FOUR』発売記念である青木孝明さんが登場。これまでのメトロトロン・ワークスなどで彼のことを"ギタポ青年"と認識されていた方は、ちょっとビックリしたかもしれませんね。「All Around The World In A Day」「Stagazer」と大上段に振りかぶったメロウ大作ですから。続く「Here Today」はピアノの弾き語り。A&M調の空気を漂わす極上ポップス、伊藤さんのトロンボーンが大活躍。そして「いつのまにか、青空」ではこれまたミキシングで大活躍の鳥羽さんが、余すところなくノイジーなギターサウンドを叩き付けてステージの陰影がグッと濃く…。アルバムでは難しいリズムの曲ばかりを叩かされた夏秋さんのドラムも堪能できまして、4beatは青木さんが自分で叩いているので「その違いを聴き較べるのも一興」とのMCがありました。最後は「君を迎えに行く」とセンチメンタルに畳みかける構成で締めくくってました。
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v.DARIE with 鈴木博文 ![]() |
![]() お次は先に登場したダリエさんのソロ・アクト。「今日は普段のライブではあまり出来ない曲をやります」と言って、カラオケ・バックの演奏でした。1曲目はものすご〜くお久し振りの「光冠〜コロナ〜」!打ち込みが古くなったので、コツコツと自宅で打ち込み作業をやり直したとのことで、オケはがらりとリニューアル。数年前に原田知世ちゃんのJA共済のTVCMで流れていたので、どこかで聞いたような???って思われた方もいたかもしれませんね。ライブでやったのはいったい何年ぶりだろう、とっても嬉しかったです。そしてダリエさんが販促MCをしている後ろでギターアンプの前にしゃがみ込んだ博文さんがギターを思いきりハウらせています。「もう実は次の曲が始まっているんです」と2曲目は「天まで飛ばそ」、…これは確かに通常のライブではやれませんわぁ(苦笑)。そして最後はこの日のために作ったという新曲「テツボー」。わずか3曲と、時間的にはやや短めではありましたが、その分グッと凝縮された高密度の歌を聴かせてくれました。 |
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vi.西村哲也
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![]() そして、今回のワークスのメイン・トリオのラストである西村哲也さんの登場。「いつも人の後ろでサポートばっかりやってきた私ではございますが、今日はなんと珍しくリーダーバンド【ジェロニモ太郎ズ】で一発かまさしていただきましょうかね」と笑いながらご挨拶の後に、どっかーーーーんと火を吹くバンドサウンド!今までの音像が吹き飛ばされてしまうくらいの音圧です。う〜ん、ロック〜!自分がメインだけに、遠慮は無用とばかりにとにかく弾き倒しまくり、1曲目の「ジェロニモ太郎」だけでチューニングが目茶苦茶になってしまったくらいの豪快なギタープレイです。夏秋さんのドラムと吉川さんのベースも堪能できました。とにかくかっこいい。そして堂々とした歌いっぷりももはや貫録。わずか1年半でこんなににょきにょきと成長したアーティスト魂に目を見張る思いです。「snowbird」はほんとに名曲。青山さんのコーラス入りで聴きたかったなあ。「何でもいい」での炸裂ギターに負けない、吉川さんの唸るベース。grandfathersのギターの人だっけ、程度の認識の方にもぜひぜひお奨めしたいアルバム『ヘンリーの憂鬱』、何かの機会にぜひ聴いてみて下さいね。タイトかつ変幻自在な折り紙付きのギタープレイと深い味のあるボーカル、そしてその詞世界までもが堪能できた6曲でした。(個人的にはもう1曲「悩みの種」がバンドで聴きたかったですー!) |
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vii.鈴木慶一
![]() L to R >>> |
オーラスは、鈴木慶一御大の登場です。「熱狂のギターバトルの後は、アンビエントホラーを…」とかっこよく始めたものの、「…ギターが鳴らない」といきなりの機材トラブルにMCからのスタートとなりました。「一時、アウトドアとか釣とかやってましたけど、最近はまた引きこもりがちなんですね。シェンムーというゲームに夢中になってます」などと私生活吐露モード。まず映画「うずまき」のサントラから「Red Flood」…めちゃくちゃ怖いです。うなされそうなピアノにノイズ・ギターと裏返りvoxで正統ホラー・サウンド。続いてエスニックな打ち込みサウンドから始まったのは「イスタンブール・マンボ」です。淡々とシンプルなアレンジでした。そして、今日がメトロトロンの10周年イベントだと勘違いしてた慶一さんはわざわざお祝いソングを準備してきたと言います。「ほんとは11周年だったんですね。まあいいか。10数年前にやってた曲をリメイクしてきたんですが、タイトル忘れちゃったんで"untitled"です。聴いて下さい」と言って始まった音頭調の曲は、なんと!水族館オーケストラの持ち曲で「風がそっと吹く、雪がぱっと降る」じゃありませんか!!!この曲が大好きだった私は、狂喜しちゃいましたよ。そして最後の「月にハートを還してもらいに」では、後奏のアンビエント部分で今日登場したギタリスト連(青木・鳥羽・西村・青山)を次々と呼び込んでのソロ・タイム。各自、自分の持ち時間を好き放題に展開してて、唸るギターのクインテット。鳥羽さん、ハウリまくり。ああやかましい、ああ倖せ。
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♪全員でアンコール 05.朝日のない街 |
そのまま、最後に出演者全員をステージに呼んで「朝日のない街」を大団円的演奏(普通だったら、アンコールですね)。ふっ切れたかのような清々しさ溢れる大合奏でした(笑)。200分の長丁場、出演者の皆さんはもちろんですが、お客さん(特に立ち見の人)、どうもお疲れさまでした〜。 |