小僧が持っているのは“如意”と言います(孫悟空の如意棒とは違います)。
元々はかゆいところを掻く孫の手のようなものだったのですが、仏教が伝わってからは説法などで講師が手にする仏具も如意と呼ばれるようになったそうです。
「万事如意」は、「万事が意に如(かな)うように」という願いを込めて、中華圏の年賀状や春節の飾りなどによく使われる言葉です。
(「万事如意」の文字は手彫りにあらず)

この小僧、顔が中共プロパガンダポスター風だとゲリに言われました。意図的ではなく、ただ単に目鼻の彫りを多少大雑把にしてしまっただけなのですが、確かに「万事如意」の代わりに「団結」「全民皆兵」「保衛祖国」などと入れたくなるような顔になってしまいました。
中国のプロパガンダ関係の資料は結構手元にあります。ってことで、次回作品は中共プロパガンダ風に挑戦(あまりアテにならない予告)。

(2006.9)