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シマノ サーフリーダー 405 FX-T




シマノのベストコストパフォーマンスロッド!
このロッドは、初心者から上級者までのアングラーが使える現時点のベストコストパフォーマンスロッドと言っても過言ではないでしょう。このシリーズにはBX-TからFX-Tまで幅広いランナップが用意されていますが、私が初心者の方にお勧めするのであれば、「425サイズのEX-TCX-T若しくはBX-Tを各3本揃えたら?」とアドバイスします。この2機種があれば、和歌山県内でタマミ等の特殊なフィールドを除く殆どのフィールドで対応できるようになるかと思います。何と言ってもこのロッドで一番のお勧めは、12万円を切る流通価格に対し、15万円以上もする高級ロッドに一切の引けを取らないその装備にあります。
キャストコントロールグリップに始まり、オールSICガイド、トータルガイドホールドシステム、果てはX構造など投げ釣りに必要な装備が、たった2万円のロッドにすべて盛り込まれているのです。カーボンロッドが市場に流通した当時、これだけの装備を兼ね備えているのであれば、間違いなく15万円以上はしていました。そんなフルスペック装備のロッドがたったの2万円で購入できるのです。本当に良い時代になったものだとメーカーの努力に感謝いたします。また、このロッドには同シマノからリリースされているパワーエアロツインドラグやダイワからリリースされているパワーサーフQDなどのドラグ付き投げ専リールを装備することで更に使いやすいタックルに変身するはずです。
今となっては、購入できないかもしれませんが、2代目のパワーエアロGT-4000GT-7000なんかもこのロッドにはベストフィットするはずです。少し高価ですが、ダイワのトーナメントサーフBASIA(ベーシア)QDも結構良いバランスでした。コストパフォーマンスを追及するのであれば、替えスプール付きのリールが良いように思います。特に初心者の方で、これからタックルを揃えたいと思うのであれば、リールの性能やメーカーへの思い入れに固執しないほうが、バランス(ここではコストパフォーマンス)の取れたタックルを購入できると思います。予断ですが、オークションを利用することも、良いのではないでしょうか?
さて、今回私が揃えたのは405FX-Tというベランベランの軟竿です。錘付加23号が標準のこのロッドは、食い込み重視で魚とのやり取りに重きを置いたロッドです。しかし、軟竿と言っても1kg超のイシガレイをごぼう抜きすることもできます。と言うか私は住金裏で43cmのイシガレイをごぼう抜きで取り込みました。魚の締め込みで満月のごとく曲がるその様も結構緊張感があり面白かったです。ここで、私が何故FX-Tという機種をチョイスしたのかをお話したいと思います。もう10年以上前のことになるのですが、忘れもしない私が紀ノ川釣り公園料金所前のポイントで竿出ししていた時のことです。
当時の私は、まだ、和歌山キャスターズに入会しておらず、週刊釣りサンデーに当クラブの会長である吉野正紀氏が掲載/指導されたクロダイ・カレイを狙って竿出ししておりました。当時の私は、投げ釣りに対するモチベーションが高まってきていた時で、投げ竿も当時シマノからリリースされていた最高機種であるファインセラミックス405AX-T(振り出し)を3本並べておりました。剛竿を購入した理由は、竿が経年変化でへたってきても硬ければ少しでも長持ちできるのでは?という素人理論に基づく考え方からでした。
軟竿の重要性。
しかし、それを目の当たりにしたある人が、初対面である私に対し、「こんな竿で、なに釣るねん?」と言ってこられました。当時の私は、初対面で何と図々しい人だろうと思ったのですが、何とこの人が、私の投げ釣りの師匠である「K」氏だったのです。(驚)
「K」氏は既に退会されましたが私はこの人から紀北方面での軟竿の重要性を嫌と言うほど教えられた訳です。当時は、ボケ(スナモグリ)という餌の即効性とリーズナブル性が認識され始めた頃でした。
この事が一般的に認識され始める以前から、キャスターズをはじめ和歌山協会に所属される殆どのクラブの先輩たちがこの好餌を使って数多くの実績を積み重ねてこられてきた訳です。ご存知のようにボケという餌は、非常に身切れしやすくデリケートな生き餌です。このデリケートな餌を確実に着底させる為にFXクラスの軟竿が必要だったのです。この記事を見られて、それでは「磯竿を使えば?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。しかし、この部分が投げ釣り師としてのりなのです。結果重視の若いアングラーの人たちから見ればナンセンスに見えるかもしれませんが、プロセス重視のおっさんキャスターは、この部分を大切にしているのです。この件については師匠からみっちりと叩き込まれました。
私はこのロッドとは別に、アルファズーム FX-T 360420というズームロッドを所有しております。ベテランの方は懐かしいと思われるでしょうが、FXクラスにしては非常に張りのあるロッドで、50cmクラスのクロダイも抜き上げる事ができるほどバットパワーのあるロッドです。しかし、時代の流れと共にメンテナンスが困難になってきました。シマノのお客様相談センターにも問い合わせてみたのですが、残念なことに返答はアフターケアできません。という回答でした。このような事情で前代のサーフリーダーを探したのですが、それも残念なことに見当たらず思い切って現行モデルのサーフリーダー 405 FX-Tを揃えたしだいです。
個人的な印象としては、素振りのレベルでは前代のサーフリーダーよりも若干ですが腰に張りがあるように感じられましたが、錘を付けてキャストすると見事なくらいにベランベランでした。当初は、ボケという好餌をキャストする為に購入したロッドでしたが、今の楽しみは、大物とのやり取りに尽きます。「ロッドを伸されながらも取り込む。」けっこう面白いですよ。(笑)

特に置き竿で狙う尺ギス狙いには、持って来いのロッドだと思います。



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