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ダイワ プロバイザーIZM VS-1600X と 他クーラーとの性能比較




クーラーボックスは釣り師の命

クーラーなんぞ何でも一緒。こんな考え方をされているアングラーも多いことだと思います。しかし私は昔、クーラーと防寒着だけは無理をしても最高グレードのものを購入しなさいと先輩から教えられました。
教えられた当時は、この意味を理解することができなかったのですが、経験を積んで、遠征釣行が多くなるとこの意味を理解することができるようになりました。特に夏場はクーラーがクーラーたる機能を果たさないと、その釣行が台無しになる可能性さえあります。
遠征先で生き餌を全滅させたりでもしたら、もうお手上げですし、徹夜続きで疲れた体を潤してくれる冷たい飲料水が、お湯状態になっていれば一発でモチベーションが低下してしまいます。

クーラーは、釣りには欠かせない重要なアイテムなのです。

ここでうん蓄を言っても始まらないので、今回はズバリ!認知度の高いクーラーと今回購入したプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍でどれくらいの性能差があるのかを写真を交えて比較検証してみたいと思います。

今回比較対象とする機種は、ダイワ プロバイザー 
GXU 保冷力2倍(旧モデル)、ダイワ プロバイザー SSX 保冷力3倍(旧モデル)とプロバイザー VS-X 保冷力4.5倍(現行モデル)、及び最近リリースーされたプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍シリーズです。

プロバイザー GXU 保冷力2倍以外の機種は、先輩から教えられたとおり購入当時の最上級機種です。

但し、一世代前のモデルであるプロバイザー GXU 保冷力2倍とプロバイザー SSX 保冷力3倍は、スペック的に見ても現行モデルであるプロバイザー VS-X 保冷力4.5倍やプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍と比較すると不利なのですが、プロバイザー SSX 保冷力3倍は、購入当時の最高級機種ということと、プロバイザー GXU 保冷力2倍に関しては、一世代前のプロバイザーシリーズ同士の性能差を比較するということで今回のインプレッションに参加させたいと思います。
今回はクーラー以外にクーラー内の冷気を持続させる保冷剤もプチインプレッションしたいと思います。この保冷剤ですが、なかなか馬鹿にできません。今回のインプレッションでも驚くような性能を発揮し、私自身驚いてしまいました。ちょっとオーバーですが、保冷剤への考え方が変わるかもしれませんよ。


さて、今回の比較方法ですが、本来であれば公正を期すために、クーラーに入れる氷の量は、クーラーの内容量
1L(リットル)あたり、氷をXcc
(又はX立方センチメートル)と決めた上で検証するのが妥当なのですが、現実的には殆どのキャスターがコンビニで販売されている角氷を使用すると思いますので、クーラーの内容量を無視し、クーラー1台に対して角氷1個を投入する方法を採用したいと思います。
ですから、内容量の関係上、26リットルプロバイザー SSX 保冷力3倍が
一番不利になってしまいます。次に内容量が16リットルのプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍が、不利になり、12リットルモデルの、プロバイザー GXU 保冷力2倍とプロバイザー VS-X 保冷力4.5倍が一番有利になります。

この事を考慮のうえ、ご参考にして頂ければ幸いです。

次に各クーラーにコンビニの角氷を投入した後、クーラーを同じ場所に放置し、
4時間ごとに氷の残量を写真にとり、視覚的にどのクーラーが一番氷を長持ちさせることができるか?を競わせてみたいと思います。まず、画像の順序ですが、左上をプロバイザー GXU 保冷力2倍(12リットル)右上をプロバイザー VS-X 保冷力4.5倍(12リットル)左下をプロバイザー SSX 保冷力3倍(26リットル)右下をプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍(16リットル)で統一し、4時間単位の角氷の残量をデジカメで撮影したものを並べていきます。

氷投入4時間後  

殆ど角氷は残っていました。残存率は95%くらいです。意味が無さそうなので画像はカットします。

氷投入8時間後  

角氷投入後4時間では、各機種とも少し氷が解けただけで殆ど大差はありませんでした。角氷の残存率は各機種とも85%程度でしょうか?



氷投入12時間後  

さすがに、角氷の解け方が目立ってきました。しかし、まだまだ問題なしです。角氷の残存率は、目視レベルで70%という所でしょうか?




氷投入20時間後
 (16時間後は大差ないためカットしました。)  

さすがに保冷力が2倍のGXUは12リットルと内容量が有利にも関わらず、角氷の解け方が顕著に見て取れるようです。角氷の残存率は60%といった所でしょうか?
また、26リットルのSSX(保冷力3倍)もプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍と比較すると、角氷の残存率がかなり減っていることが目視の状態で確認できます。
さすがに4.5倍の保冷力を持つ機種は、角氷の残存率が高く16時間たった状態でも65%くらいを保持しています。




氷投入24時間後  


20時間後の状態とそう大差ないように見えますが、GXUはかなり角氷がなくなってきました。やはり真空パネルが唯一装備されていないGXUの弱点なのでしょう。
他の機種に関しては、24時間経過した状態でも角氷の残存率は60%をキープしているように見えます
やはり真空パネルを6面に採用しているプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍プロバイザー VS-X 保冷力4.5倍は、強力です。また、真空パネルを5面にしか採用していない、プロバイザー SSX 保冷力3倍も苦戦しつつも健闘している感じがします。




氷投入28時間後  


保冷力2倍のプロバイザー GXUの角氷の残存率は既に約20パーセント。さすがに28時間を越えるときついようです。プロバイザー SSX 保冷力3倍も内容量(本インプレッション最大の26リットル)のハンディキャップのせいか、角氷の残存率は、35パーセントほどに減ってきました。
保冷力が4.5倍のプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X とプロバイザー VS-X は、全面(6面)真空パネルの恩恵か、角氷の残存率は約50パーセントをキープしています。この時点で特筆すべき点は、内容量が大きな16リットルのプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X が、内容量12リットルのプロバイザー VS-X 1200Rに肉薄している点です。同じ保冷力であれば、内容量の少ないクーラーのほうが絶対的に有利になります。その点を考慮すると後発の分、最新テクノロジーがこのクーラーには盛り込まれているのでしょう。
この勝負、一体何処まで角氷はもつのでしょうか?




氷投入30時間後 (大きな変化が出てきたので2時間後のチェックとしました。) 

残念なことにプロバイザー GXU 保冷力2倍は、30時間後の時点で角氷の残存率が約1パーセント。既に風前の灯です。26リットルのプロバイザー SSX 保冷力3倍も角氷の残存率は約10パーセントほどで、目視の状態では角氷を確認するのが困難になってきました。プロバイザーIZM(イズム) VS-1600X とプロバイザー VS-X は、現行機種の最高級機種だけあり、角氷は以前30パーセントほど残存しています。しかし、目視で確認してもプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X の角氷のほうが、プロバイザー VS-X よりも多く残っていることが確認できます。やはり4.5倍の保冷力どうしとは言っても、プロバイザーIZM(イズム) VS-1600X は後発だけあって性能が高そうに思えます。内容量のハンディキャップを克服して、良く検討したと言えるのではないでしょうか?



総括

最終的には、プロバイザー GXU 保冷力2倍(12リットル)が31時間弱プロバイザー SSX 保冷力3倍(26リットル)が32時間弱プロバイザー VS-X 保冷力4.5倍(12リットル)37時間プロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍(16リットル)が39時間強もの間、コンビニで購入した角氷を固体の状態で保存できました。プロバイザー SSX 保冷力3倍(26リットル)がは、26リットルというハンディキャップを克服してよく検討しました。内容量と保冷力で一番有利であった、プロバイザー VS-X 保冷力4.5倍(12リットル)を最新機種のプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X が内容量4リットルのハンディキャップを克服して凌駕したことは、言うまでもなく特筆に価することでしょう。

今回の比較で感じたことは、やはり真空パネルを内蔵しているか否かで、その性能に大きな差が付いてしまうということでした。クーラーのレベルでこれだけの格差が出るのであれば、やはり少し無理をしても上級機種を選択したほうが、長い目で見ると良いのでは?と個人的には感じました。

まだ夏前で気温が摂氏22度から25度くらいという事を考慮すると、気温が30度以上になる真夏には、今回のデータ値は更に低く(悪く)なるはずですし、今回のインプレッション以上に上級機種と下級機種の格差が出る可能性もあります。
クーラーというマイナーなアイテムではありますが、再度、クーラーに対する考え方を見直されてみてはいかがでしょうか?
今回は、地味な性能比較のインプレッションでありましたが、やった意義はあったと思います。

その他で印象に残ったのは、その性能差もさることながら、クーラー本体の重量が非常に軽くなっているという点です。
クーラーを軽量化するということは、キャスターから見れば非常に重要な要素となります。たとえば、私のホームグランドである住金裏では、駐車場から釣座まで約3kmもあり、20kgにも達するリュックサックと、約10kgのロッドケース、氷や飲料水が入れば10kgを越えるクーラー・・・。ひどい時は合計40kgものタックルを釣座まで徒歩で運ぶわけです。

こんな時、少しでも良いからタックルが軽くなるということは、ストレス低減の大きな武器となります。しかし、相反してクーラーというアイテムの場合、重量が軽くなると言う事は性能低下にも繋がってしまうわけです。
性能と重量の両立・・・。この難しい問題を解決したのがプロバイザーISM(イズム) VS-1600 保冷力4.5なのです。そこで、従来品のプロバイザー VSX-1200R 保冷力4.5倍とプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍を比較したのが下記の表となります。

     保冷力4.5倍同士のプロバイザー VSX1200RとプロバイザーIZM(イズム) VS-1600Xを比較すると・・・。

品名

内寸 (cm)

外寸 (cm)

自重

容量

定価

VSX-1200R

17.0×31.0×22.5

27.5×43.5×31.5

4.6kg

12L

28,000円

VS-1600X

22.5×33.5×22.0

32.0×47.0×29.5

4.2kg

16L

35,000円

プロバイザーIZM(イズム) VS-1600X 保冷力4.5倍の場合、ワンランク容量の小さいプロバイザー VSX-1200R 保冷力4.5倍よりも400グラムも軽量化されているのです。この対象が、18L(リットル)版のVSX-1800R 保冷力4.5倍との比較となると、その差は実に1.3kgもの差となってしまいます。

クーラーサイズ(内容量)が大きくなったにも関わらず、性能を維持しワンランク小さな同スペックのクーラーよりも軽量化されているということは本当に特筆物です。
 性能面ではプロバイザーIZM(イズム) VS-1600Xに対し十分過ぎるほどの合格点を与えることができるでしょう。ただ、改善点としては、やはり非常に高価なところだと思います。この商品は、税込み価格で¥30,000ほどしています。
しかし、この商品の恩恵を幅広いアングラーに理解して頂くためには、市場価格が15000円を切らなければ困難であるように思います。

私は、VS1600X以外に旧プロバイザーのモデルを5サイズ、合計6台を所有していますが、このモデルを入手したおかげで12リットルモデルのプロバイザー VSX-1200R 保冷力3倍と18リットルモデルのプロバイザー SSX 保冷力3倍をヤフオクで売却する決心がつきました。
更に27リットルモデルであるプロバイザーIZM(イズム) VS-2700Xを購入すれば更に32リットル以外のクーラーをすべて売却でき、自宅の倉庫のスペースを更に効率的に使えそうです。どんな技術の進歩があったのかは解りません。しかし、このプロバイザーIZM(イズム)シリーズは、今後のスタンダードとなる気がします。

性能面は、間違いなく国内モデルの最高峰に君臨しています。(冗談抜きで、他のメーカーのクーラーはこのクーラーと比較するとおもちゃにしか思えません。ダイワのライバルはダイワ自身と言ったところでしょうか?)



番外編

保冷剤(ネオアイス)のプチインプレッション




実は今インプレッションとは、別の機会にプロバイザーIZM(イズム) VS-1600X (4.5倍)にコンビニで買った角氷と一緒に保冷剤を2枚投入し、冷えたPETボトル入りの清涼飲料水を入れておりました。

4時間後に中身を確認すると・・・




クーラーに保冷剤と角氷を同時に入れたことでクーラーが冷凍庫になっていたのです!もちろんクーラー自体の保冷力が4.5倍と高性能なこともありますが、清涼飲料水を凍らせるまでに至らした立役者は間違いなく保冷剤です。
私の長い経験の中でこのようなことは初めてです!
機会があれば、次回は保冷剤を入れた状態で何時間ほど氷が溶けないのかをインプレッションしたいと思います。


一応、この保冷剤の詳細を明記しますと・・・

商品名は・・・、

NEO ICE (ネオアイス)1L(リットル)ハードパック業務用。(ヤフオクで購入しました。)

定価2200円(大阪府内では東大阪市の釣具のブンブン 高井田店で1780円くらいで売っていました。)


スペックは・・・、

マイナス16℃を16時間保持となっています。角氷と併用することでクーラーが冷蔵庫から冷凍庫に変わります。(驚)
夏場は特にお勧めです。また、釣り以外では、子供たちの運動会シーズンに、この保冷剤をクーラーに忍ばせるだけで、飲料水を冷たく保管できますし、お弁当の腐敗防止にも一役買ってくれることだと思います。唯一注意していただく事としては、虫餌を入れるときは保冷剤からできるだけ離してダンボールか断熱材のようなもので仕切って保存しなければならないということです。効きすぎて虫餌が凍ってしまうかも・・・。


オーバーでしょうか?()




※当コンテンツに対する苦情は一切お受けすることができませんのであしからず。
※すべては自己責任・自己判断でお願いいたします。



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