ダイワ トーナメントサーフ BASIA 45 QDU

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待望のニューモデル登場! ドラグフリー釣法の妙味を大物狙いのキャスターに知らしめたダイワのトーナメントサーフ BASIA (ベーシア) 45 QD(以下QD)がマイナーチェンジを行い更に高級感をまとわせたモデルがリリースされた。その名もトーナメントサーフ BASIA (ベーシア) 45 QDU(以下QDU)。 名称に限っては、ごく当たり前の名称が採用されたが、その中身(性能)については、マイナーチェンジごときでは終わらず大幅にチューンナップされたようだ。 |
| 基本的性能を整理 このリールの特徴を知らないビギナーの方達の為に先代モデルの簡単な特徴を先にお話したいと思う。 このリールの特徴は、QD(クイックドラグ)という機能に尽きるといっても過言ではない。昔からキャスターは大物を仕留める為にありとあらゆる工夫を行ってきた。その中の一つがドラグ付きリールのドラグを極限まで緩め、スプールをフリーの状態にしてお魚が針掛かりしてラインを引っ張った時に抵抗を極限まで減らし、食い込みを良くする為の工夫であった。 |
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必然的だったドラグフリー釣法 この工夫により大物をゲットできる可能性が飛躍的に高まり殆どのキャスターが自分も右に続けとこの釣法を真似たものだ。 しかし、この釣法にも問題点があった。いや、釣法に問題点があったのではなく、タックルに問題があったと言うところが正解だろう。と言うのも、お魚の当りがあり、ドラグを締めて、合わせを入れるまでに過去のタックルでは器用な人でも4秒から5秒はかかった。運動神経の鈍い筆者では5秒以上かかったのでなかろうか? |
| 鋭いキャスターは、この時点で問題点の把握ができたかと思うが、そう、このタイムラグの間にお魚が針を口から吐き出し悠々と逃げてしまっていたのだ。この問題を克服したのが、ダイワが採用したQD(クイックドラグ)と言う技術だったのだ。先代モデルのQDはドラグノブを半回転させるだけでスプールをフリー状態から固定状態にできるようになった。また、その逆も可能だ。この技術のおかげで今までドラグフリー状態からドラグの完全固定までにドラグノブを3周から4周回していた無駄な作業の削減に成功し、その結果、当りがあり、ドラグを締めて、合わせを入れるまでのプロセスに必要とする時間は約1秒強。 | ![]() |
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この恩恵により大物を手中にできる確率(可能性)が飛躍的にアップしたわけだ。 以上がQDの特徴であるが、今回、リリースされたQDUは、更にチューンされている。それではまず、デザイン(外装)から切り込んで行くことにしよう。 最初にゴールドに輝く45mmアルミ鍛造スプール。この要素に限っては、個人の好き嫌いが大きく反映されると思うが、筆者はそのカラーリングよりも45mmと言うロングストロークが興味深い。その理由は、ボディーとスプールのバランスが一番しっくりすると思っているからだ。大物専用スピニングリールで同社からトーナメントサーフ S-6000 遠投と言うモデルがリリースされているがこのモデルも以前はミリオンマックスと呼称され、45mmスプールを装い非常にかっこ良かった。その時のインパクトが未だに脳裏に残存し45mmスプール以外には私の物欲が働かない。 |
| 次にボディーであるが、非常にコンパクトに設計され、この手のモデルとしては、500グラムそこそこで非常に軽く作られている。良く置き竿で狙うからリールの重さは関係ないと言うお話をする方もいらっしゃるが、私はそうは思わない。例えがおかしいが、F1の世界ではわずか数グラムのピストンリングを莫大なコストをかけて更に軽量化しようと努めている。陸上短距離の世界でも千分の一秒のタイムを削る為に更に軽量化をしたシューズの開発が行われている。このように求めるものが大きくなると、どんな世界でも更にレベルの高いタックルが要求される。投げ釣りも同じだ。いつ何時大物が掛かるか解らない中、いざと言う時の為にタックルをありとあらゆる状況に対応できるように要望するのは、トップキャスターとして当たり前の事だと思う。 |
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変な例え話になってしまったが、そういう意味でこのQDUの500グラムと言う重量は特筆ものだと思う。 次にカラーリングであるが、私的には旧型よりも上品になったと思っている。旧型はガンメタリック、新型はサテンシルバー、特に先述したゴールドに輝く45mmアルミ鍛造スプール、こいつとのマッチングが最高の高級感をかもし出している。これも変な例えであるが、スイス製の超高級腕時計ロレックスのコンビ、BICデイデイトの雰囲気だ。今、このようなカラーリングのリールは他社からも販売されていない。釣り場でこのリールを使っていると目立つ事請け合いだ。 |
| 次にパワーハンドルノブ。去年の暮れ、紀北の大川のポイントで45cmオーバーのイシガレイを釣り上げたのだが、何の苦もなくこの大物を仕留めることができた。このような経験をしてしまうとパワーノブの恩恵を認めざるを得ない。私的には、この頭でっかちな形状が好みではないのだが、私が普段から推進している実釣主義の観点から言うと外面より中身、機能していると認めよう。 |
| 予断であるがこのパワーハンドルにオプションでも良いので95mmパワーハンドルのようなものが装着できると更に進歩したウェポンとなろう。 次に内装面の話題に移ろう。内装面での大きな変更点は次の3点。デジギアの採用とCRBB(Corrosion=サビ・腐食 Resistant=防ぐBall Bearing)、そして目玉のQD(クイックドラグ)だ。 デジギアの採用でリーリングするときのフィールは格段に向上した。また、この非常に滑らかな操作感が大物を掛け、緊張感あるやり取りをする時に大きな安心感をキャスターに返してくれる。多分パワーハンドルノブとのマッチングが最適化されている結果であろう。 内装面の2番目の変更点はCRBB。今ではシマノからA-RBと言う名称でも一般化した防錆ベアリングであるが、ダイワは後発だけあって更に進化したシステムとなっているようだ。 ボールベアリングに防錆処理をするのはもちろんの事、このCRBBは、海辺での過酷な環境を考慮し、塩がみや異物の混入までを防ぐシールドが装備されていると言う。 私の経験上、CRBBが本当に必要な部分とは、ラインローラーの部分だけなので、このアイテムが装備された事でメンテナンスに気を配っていた余分な神経を実釣に移行できるのでより集中力を高めた釣りができると今から楽しみである。そして、3番目に今回のモデルチェンジ一番の目玉、QD(クイックドラグ)の進化である。クイックドラグはこのリール(いや、他社も巻き込んだ投げ釣り用ドラグ付きリール)の一番アピールすべき部分であるので、私自身、旧作のQD時代から興味津々であった。とは言っても、これ以上何をチューニングするのだろうと言う疑問も同時に持ち合わせていた。 そこでダイワの出した解答は、旧作のQD以上にドラグテンションを緩めた設定ができる仕様であった。この仕様に関しては、キャスターで好き嫌いがあると思う(筆者も何もそこまでする必要はないと思っていた)が、今まで以上のゆるゆる状態に設定できる事でこのリールと良く比較対照されるニューパワーエアロに唯一後塵を喫していた部分が排除された。 他の部分に関しては、細かい部分はわからないが、旧作QDの良い部分をキッチリと継承できている。 これで正に、日本最高峰の投げ釣り用ドラグ付きリールに君臨するスピニングリールになったと言えるだろう。 |
| また、今回リリースされたQDUには、隠された秘密があると言う噂が流れている。これは、リリースされていない現在では何ともコメントのしようが無いが、ドラグを完全固定し、キャスティングや、キスの引き釣りにも使えるオプションの固定ノブが出るのでは・・・。と言う噂だ。 あくまで噂の領域を超えない話であるのだが、こんなパーツがもしオプションでもリリースされると、ドラグフリー釣法もキスの引きずりも楽しみたいと言うアングラーには最高のタックルになると思う。今現在、キスの引き釣り用のリール(ドラグレス)と大物リール(ドラグつき)は、キッチリと線引きされてまったく別物のタックルとなっている。大物釣りもキスの引き釣りもどちらもやりたいと言う人は、高価なリールを2種類も揃えなくてはいけなかった。正直な話、これは消費者側の立場で考えるとまったく無駄な事だ。 そういう意味では、釣具メーカーからこのような提案がされるとすれば、それは画期的な事ではなかろうか?もし、このような事が具現化されるのであれば、私は手放しで喜びたい。 以上が、トーナメントサーフ BASIA(ベーシア) 45 QDUを使ってみた私の素直な感想だ。私は、メーカーのインストラクターではないのでタックルに触って感じた事をそのまま正直に書く。これも、メーカーに満足させないで、少しでも安くて良い商品を市場にリリースして頂きたいと言う気持ちからに他ならない。今後もこのスタンスは崩さずこのウェブサイトを運営していくことを決意する。 それがこの業界の活性化になる事を信じて・・・。 |
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