| □ 日時・釣り場・潮 |
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■日時:平成17年5月4日
■潮:若潮
■釣り場:愛媛県西予市明浜町 波止(水深:約30メートル)
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| □ 使用タックル・餌 |
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■ロッド:ダイワ トーナメントサーフ T
■リール:ダイワ トーナメントサーフ ベーシア 45QDU
■ライン:レグロン サーフストリング 5号
■ハリス:サンライン トルネードSV-I 8号
■針:がまかつ 丸セイゴ20号
■餌:ユムシ(約15センチ)チョン掛け、その他カワハギ用として約15000円のマムシを用意しました。 |
| □ 仕掛け |
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■超シンプルな一本針仕掛け(二本よりも組んでいません)
■仕掛け全長は約2メートル弱
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| □ 釣行記 |
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■今回の釣行のメインテーマは、「カワハギ」のランクものを数釣って私個人の大物号数を一号でも増やすことでした。しかし、事前の情報収集ではカワハギに関する良好なデータがほとんどありません。私のあらゆるネットワークを駆使しても全く良い情報が見当たりませんでした。
かと言って今回のゴールデンウィークは普段連休をとる事のできない私にとって夢の6連休でした。一投げ釣り師としては、この長期の遠征チャンスを逃す訳にはいきません。得意なポイントとしている隠岐に行くべきか?大型の実績のある四国西部に行くべきか?正直な所ぎりぎりまで迷いました。
しかし、そんな私を四国西部に遠征する事を決定付けた要素は、3月に同ポイントでアマダイ釣った思い出でありました。非常に水深が豊かで魚種が多く魚影の濃い夢のようなポイントと絶景のロケーション。これはホームステージの和歌山県では味わうことの出来ないシチュエーションで私の遠征経験の中でも一番思い出に残っているポイントです。
このような経緯で今回の釣行先は愛媛県の西部と決定いたしました。
さて、5月の2日の夜に自宅を出発。これから約450キロほどのロングドライブの始まりです。はやる気持ちを抑えて安全運転でポイントを目指しました。適度に仮眠を取り、ポイントには5月3日昼前に到着しました。
早速、準備をして細めのマムシを遠、中、近と投げ分け探りを入れます。しかし、ここで餌取の異様な多さに絶句です。投げた餌がほんの3分と持たないのです。4組用意したタックルを2組に減らし、効率良く攻めますが水深が豊かゆえ明確な魚信を得ることができず、とうとう辛抱できずラインシステムをPEに変更し1本竿の引き釣りスタイルで攻め始めてみました。
すると、直ぐにその正体がわかりました。「ククッ、クククッ」と来る魚信は24センチほどのカワハギでした。更に餌を付け替え攻めると今度は同サイズのチャリコが掛かってきました。どうやら赤ちゃんカワハギと赤ちゃんマダイが餌取の正体みたいです。
更に竿1本の引き釣りスタイルで、ラン&ガンで港内の竿出し出来そうなポイントを車で移動しながら積極果敢に攻めますが放流サイズは退屈無く釣れるものの、26センチ以上の申請サイズは釣ることが出来ませんでした。
日が暮れ始めて置き竿スタイルで再度釣りを開始します。今回の釣行はカワハギ狙いがメインですから、日が暮れてからは取りあえず釣れる魚は何でもOKと頑張りますが、またもや訳の解らない餌取に苦しめられます。針にたっぷり付けた極太のマムシが溶けるような感じで無くなってしまうのです。正体を探ろうと針を小さくしたり仕掛けを短くしたりして工夫をしますが、結局その正体を見破ることは出来ませんでした。前日からの睡眠不足もたたって睡魔が襲ってきます。今釣行のメインテーマはあくまでカワハギですから明日の朝マズメに備えてタックルを仕舞い込み車で睡眠をとりました。
5月4日、今日も快晴のようです。少し寝坊してしまい7時頃から昨日と同じ引き釣りスタイルでカワハギを探ります。しかし、残念な事に釣況は先日と全く変わりません。気が付けば15000円用意していたマムシがほとんど無くなってしまいました。今回、餌を調達したのは大阪で餌の卸もしているTポートさんです。ゴールデンウィークは餌の増量キャンペーンもされていたので普段の20000円弱の量はありました。それが無くなってしまったのですから大ピンチです。残った餌は15センチはありそうな大きなユムシだけとなってしまいました。
餌の購入も考えましたが、時間も早かったので総て使い切ってから考えようとタックルをプロサーフからトーナメントサーフ Tの硬調ロッドにシステムを切り替え2本の竿を出しました。
何投かして餌の確認を行いましたが、さすがにユムシは餌取にも強いようです。即席で作った仕掛けにも餌取りがかじった様な形跡はまったくありません。ただ当たりも無く少々退屈な時間が過ぎていきました。
しかし、その30分後、劇的なドラマはやってきてくれました。地元の釣り人と釣り談義に花を咲かせているときにトーナメントサーフ ベーシアQDUのドラグが今にもバックラッシュしような勢いで反転し始めたのです。トーナメントサーフ ベーシアQDUは、初代ベーシアQDよりもドラグの反転音が小さいのですが、それでも解るくらい高回転でかん高い反転音が響いてくれました。
いつもより多少多くラインを送ったところで乗ってくれよと大あわせをくれてやりました。見事フッキングしました。しかし、今まで私が体験したことの無い重量感がライン、ロッド、リールを介して伝達されてきたのです。
反射的に「やばい!」という気持ちが芽生えたところまでは憶えているのですが、それからのことは、このお魚を釣って3日も経過した今でもまったく憶えていません。とにかくばらしたく無い、ドラグを多用しなければという気持ちだけでやり取りしたことだけが今になってぼんやりと浮かんでくる程度であります。
気が付けば、私が隠岐で釣り上げたものと匹敵、いや凌駕しそうな大きなマダイが横たわっていました。その姿はノッコミ期と相まって異常なほどパンパンに腹が張っていました。サイズよりもその筐体を持ち上げた際の重量に驚き、隠岐で釣ったマダイよりも大きいのではないか?と感じたほどでした。
それからはまったく釣りが出来る精神状態に落ち着くことが出来ず、足はガクガク、心臓が口から飛び出しそうなくらいバクバクと鼓動し頭の中は真っ白。直ぐに会長や釣友に電話を入れるのですが、繋がらず更にオロオロとしてしまいました。持参していた32リットルクーラーにも頭だけしか入らず、とにかくもう釣りは止めてこのマダイを保存しなければと早急にその場を立ち去りました。
結局地元の釣具店でイグロの66リットルサイズのクーラーと氷をを購入し、帰宅したのですがそれからが大変でした。自宅で検寸すると何と実寸で82cmを超えていたのです。この時に初めて自己の記録を更新できたことを実感できました。
カラー魚拓をとって頂こうと、疲れた体に鞭を打って大阪の自宅から和歌山の林氏のところまで魚を持ち込みました。林氏に綺麗な魚拓を取って頂き再度検寸、拓寸で85.0cmが確認できました。
この釣行記を綴っている現在でさえ、あの時の興奮が冷めやらない状況です。既にこのマダイを釣り上げて3日も過ぎたと言うのに、未だこのような精神状況が続くと言うのが正に投げ釣りの醍醐味と言えるのではないでしょうか?
今回の四国遠征は、私にとって忘れることの出来ない思い出となりました。
最後に、この釣行記を閲覧して頂いて少しでも投げ釣りに興味を持たれた方がいらっしゃれば、私にとってこれほど嬉しいことはありません。
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