釣行記をご覧頂き、誠にありがとうございます。
★投げ釣りを愛するアングラーの皆様に少しでも当コンテンツが釣行時の参考になれば筆者にとってこれほど嬉しいことはございません。★
タイトル
岡山県 上水島のイシモチ(ニベ)
今回の唯一の成果。

I さんと私の二人の釣果

実寸32から33センチの寸足らずのイシモチ。一時は入れ食い状態に・・・。


私のポイントは砂浜よりの角。暗くて解り難いですが、2本のコンクリート柱が目印です。

| □ 日時・釣り場・潮 |
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■日時:平成17年10月10日
■潮:小潮
■釣り場:岡山県上水島(渡船は岸田渡船)
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| □ 使用タックル・餌 |
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■ロッド:シマノ ニュープロサーフ425CX-T
■リール:ダイワ トーナメントサーフ ベーシア 45QD
■ライン:レグロン サーフストリング 5号
■ハリス:サンライン トルネードSV-I 5号
■針:がまかつ チヌ針7号
■餌:極太マムシ。 |
| □ 仕掛け |
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■超シンプルな一本針仕掛け(二本より40センチ)
■仕掛け全長は約1.5メートル
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| □ 釣行記 |
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■今年も残すところあと3ヶ月、年頭に掲げた目標である大物号数250号達成にはまだまだ遠い状況だ。10月1日時点の私の大物号数は、219号・・・。今年の始めは確か204号だったので1年の75%が終了時点でたったの15号しか更新できていない。今年の始めから現在までを振り返って、私自身の行動を分析しても週末のほとんどを釣行に費やしてきた。それ故、さぼっているとは言い難い。いや、認めたくない。
少なくとも土日しか釣行の計画を立てることのできない妻子持ちのサンデーアングラーの身分からしたら、自分にできることはすべてやりきってきたつもりだ。しかし、結果は・・・。私の正直な気持ちを記すと大物170号くらい迄は、ただ我武者羅に頑張って釣行回数を増やせば何とか大物号数は更新できた。しかし、大物170号を超えてからは季節や地域、魚種の生態などを考慮しなければ、大物号数を更新することは絶対にできないと感じるようになって来た。県外遠征ばかりしていると「釣れて当たり前」と誤解されるアングラーもいるが決してそんなことはない。県外遠征が多い(とは言っても私以上の猛者はいくらでもいらっしゃるが・・・。)から釣れて当たり前と捉えられることが私にとっては一番辛いし苦痛なことだ。このように問い掛けられると、おとなげなく感傷的になってしまうこともあるが、こんな思いをされた大物300号を目指すキャスターはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?人には色々な価値観があり、多々の考え方があります。しかし、全日本サーフに入会されて全日本サーフというカテゴリの中で与えられた目的や目標を考えると、大物号数の更新と言う生涯目標制度はそれぞれの会員にとって必ずしも一番と言うことはないのでしょうが、けっこう上位に位置する目標なのではないでしょうか?また、熱心に多くの魚拓を申請する方たちがいらっしゃるからこそ、組織の運営費も捻出できるわけですから・・・。
前置きが長くなってしまいましたが、年頭に大物250号達成と言う私にとっては余りにも大きな目標を掲げた故に大物号数を14号更新できる可能性が残る魚種、即ち「イシモチ」を狙って岡山県上水島(無人島?)に釣行した記録をご報告したいと思います。
平成17年10月9日の午前10時に私の自宅を会友のIさんと出発しました。住之江区の餌屋さんで一晩分の量(小指の太さほどある極太マムシ(本虫)を6000円分と極太チロリ3000円分)を仕入れ阪神高速・中国道・山陽道を乗り継ぎ水島方面に向かいます。道中、私がネットからプリントアウトした水島周辺のポイント情報をIさんと相談しながら「あーでも無い。こーでも無いと」お互いの持論を交えて絞り込んでいきます。お互い3ヶ所ほどのポイントを絞り込み水島港に向かいました。午後3時、水島港に到着。渡船店に連絡を入れ出港の時刻を確認しました。そこで大きなイレギュラーが発生しました。何とニベを狙った釣りクラブの月例会が水島一帯で開催されており、我々が候補に挙げたポイントはすべて入れないということなのです。事前にそういう話は聞いておらず、そんなにポイントが混雑しているのであれば日程をずらすと言うことも考慮できたのですが、岡山県まで来ておきながら、このまま引き返すわけにはいきません。船長に何とか割り込めるポイントはないかと相談し、私は上水島の精錬所後、Iさんは精錬所跡から東側の名も無い斜面だらけの磯に入られた。精錬所跡に到着し先に入られていたアングラーの方に挨拶をし、精錬所跡東側の角に釣座を置く。しかし、このポイントは私の情報網では全くノーマークのポイントであり、地形や底質、潮流のデータが全くありません。仕方がないので一からポイント開拓するようにロッドを4本支度し、遠近左右に何度も投擲しポイントの底質を私なりに調査したのです。周囲が暗くなり始め、これで潮が動けば絶好のシチュエーションなのですが、今日は小潮日。瀬戸内海で竿出ししているのに潮が全く動いてくれません。Iさんからは、36センチのAランクが釣れたとの連絡が入りますが、私にはAランクどころか魚信ひとつありません。退屈な時間が過ぎ餌をチロリに変更してみるも反応は全くなし。そんな矢先、潮が少しだけ右から左に流れ出しました。するとIさんからまたもや連絡が・・・、「45センチオーバーのCランクが釣れた!」もうIさんは、ウキウキ状態です。(私は、苦笑)
この時ばかりは、さすがに焦りました。自己の判断でポイント選択を誤ったのであればまだしも、このポイントしか残されていない状況での選択肢でしたから、もっと密に船頭さんと連絡を取っていれば・・・。と後悔の念が頭の中を駆け抜けていきました。(猛省)
しかしながら潮が右から左に動き出したことで、こちらの仕掛けにも何らかの生命体の反応が出だしました。本日1匹目の獲物はセイゴでした。しかし全長10センチほどと明らかに今年生まれた一年魚のようです。Iさんには、40センチほどのセイゴが餌取りで釣れているというのに私には10センチかい!苦笑しつつも丁寧に針を外しメーターオーバーになってから来てくれよとリリースしてあげました。この頃から北東風が強くなります。携帯の天気情報では風速5メートルと表示されましたが、30分後には三脚が倒れるくらいの強風に変わっていました。完全な向い風状態となり、魚信が非常に取り辛い状況になりましたが、そんな悪条件の中でもアナゴさんの入れ食いが始まります。潮もさらに速くなり仕掛けを巻き戻すたびにアナゴが掛かってくる状態です。知らない間に仕掛けを30組近くロスしてしまいました。おまけに合計9000円用意した餌がかなり減ってきました。半分以上のマムシが無くなりチロリが2000円ほどしか残っていません。朝まずめにマムシは温存しようとメインの餌をチロリに変更し、仕掛けもシロギスを考慮したカレイ13号針に変更です。すると今度は餌取りにフグさんの登場です。更にちょっと竿先から目を離すとハリスが切れて上がってくる始末です。仕掛けの補修、打ち返しを繰り返している間にチロリも底をついてしまいました。
もう、目分量でマムシが2500円ほどしか残っていません。時間を確認すると午前2時30分、迎えの渡船は午前6時30分ということなので釣りができる時間は午前6時までの3時間30分だけです。しかし、どう見てもこれだけの餌では午前6時までは持ちそうにありません。仕方が無いので一旦、仕掛けを回収して待機することにしました。「あ〜、また坊主か!くそったれ!」会友の絶好調の報告に出た私の正直な気持ちでした。私の経験上、こんな気持ちで魚が釣れた試しがありません。平らな場所を見つけ、大の字になって夜空を見つめ頭を冷やすことにしました。1時間ほど夜風で頭を冷やし「今の自分にできることは何だろうか?」ということを考えてみました。餌が無いからと言って何もしなければ丸坊主と言う結果しか待っていません。「とにかく海を観察して何かヒントが無いかアクションを起こしてみよう。」と取りあえず錘だけを投げて底質の状態を探ってみることにしました。しかし、底はほとんどベタ底でヒントとして取り込める情報はほとんどありません。二投、三投と投擲しても何も解らず・・・。しかし、午前4時ごろ潮の流れが左から右方向に、それも劇的に変化し始めたのです。「これはひょっとするかも?」それからは、ひたすら我武者羅に餌をつけてポイントの先端から45度の方角に力一杯遠投しました。二本目の仕掛けにも餌をつけて大遠投。すると一投目の穂先に今までの餌取りとは明らかに違う魚信がでました。
大急ぎでドラグを固定し大あわせ!今度は魚の締め込みが感じられます。抜き上げた魚は、実寸33センチのイシモチでした!思わず「ヤッター!」とガッツポーズ。拓寸で35センチからしか申請できないイシモチですが水島に来た記念とクーラーに収めました。しかし、ここからこのクラスの入れ食いが始まりました。とにかく素針が無いのです。最初の3匹目までは寸足らずと解っていてもクーラーに掘り込みましたが、その後はすべてリリースして手返しのスピードアップを図ります。魚の通り道は確実に把握できました。竿を2本に絞ってピンポイントで攻め続けます。魚道さえ解ってしまえばこっちのものです。時折ドラグ音をけたたましく鳴らす筐体(最大46.7センチ)が混じり、それは潮の流れが止まる午前6時前まで継続しました。しかし、潮の流れが弱まるとあれほど続いた入れ食い状態がピタッと止まってしまいました。正に「魚を釣るには潮を釣れ」です。結局クーラーに掘り込んだ3匹は魚拓にとっても34センチにしかならず私の釣果は46.7センチと46.2センチのCランク2匹という結果でした。
一方、Iさんは、Aランク2匹、Bランク1匹、Cランク2匹、シロギスのAランク1匹と6匹のバッチサイズをゲットされていました。不漁情報が相次ぐ水島周辺ですが、取りあえず和歌山キャスターズの遠征チームとしては、カッコがついて一安心です。
水島方面も、ようやく本来の釣況に戻ってくれるのかも知れませんね。
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