釣行記をご覧頂き、誠にありがとうございます。
★投げ釣りを愛するアングラーの皆様に少しでも当コンテンツが釣行時の参考になれば筆者にとってこれほど嬉しいことはございません。★
タイトル
愛媛県 宇和島市九島のマダイ・ヒラメ・カワハギ
蛤港横の護岸で仕留めた50センチオーバーのマダイと45センチのヒラメ

一投多魚?一つの仕掛けで仕留めた27センチのカワハギと35センチのエソ(ごみ焼き場横の波止)

ごみ焼き場横の波止


蛤港横の護岸



| □ 日時・釣り場・潮 |
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■日時:平成17年11月4日
■潮:中潮
■釣り場:愛媛県宇和島市九島
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| □ 使用タックル・餌 |
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■ロッド:シマノ プロサーフ 425CX-T
■リール:ダイワ トーナメントサーフ ベーシア 45QD
■ライン:レグロン サーフストリング 5号
■ハリス:サンライン トルネードSV-I 8号
■針:がまかつ カレイ15号(カワハギ・エソ) チヌ7号直列3連針(ヒラメ)、丸セイゴ20号(マダイ)
■餌:マムシ(カワハギ)、生きアジ(ヒラメ)、タイムシ(マダイ) |
| □ 仕掛け |
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■超シンプルな二本針仕掛け(カワハギ)、一本針仕掛け(マダイ)、直列3連針仕掛け(ヒラメ)
■仕掛け全長は約1.5メートル
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| □ 釣行記 |
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■年頭に目標を掲げた大物号数の更新と記録物の大物を手中にしたいが為に、11月2日の夜から11月5日に掛けて愛媛県への遠征を試みました。
愛媛県は今年だけで既に4回の遠征を試みており、私にとって初めての魚種となったアマダイ、和歌山協会の協会記録を更新した、85.2センチの大マダイ、和歌山キャスターズに入会して13年目でやっと手中にできた27センチオーバーのキュウセンなど、心に残る投げ釣りを提供してくれた思い出深いエリアです。
今回の遠征の目的(テーマ)は、カワハギで大物号数の更新を図り、エソで自己記録の更新を狙うと言う少々厚かましいものでありました。しかし、大物号数250号の達成と部内で競い合うペナントレースの優勝という二つの目標を達成させるためには大きな目標を自分に与えチャレンジしていくしか方法論はありません。
このような事情で愛媛エリアを選択した訳です。釣行の予定としては、初日の朝から夕方までは実績のある九島でボーズを逃れて、二日目の朝から夕方までを日振島で記録を狙うと言う計画を立てました。
11月2日の夕刻、仕事を終えてから住之江区の餌屋さんに車を走らせます。対カワハギ対策としてマムシ、エソ狙いの生きアジを釣る為にアミエビを購入しました。しかし、ここで餌屋さんからタイムシがあるけど買ってくれないか?と言うお願いがありました。一瞬どうしようか?と迷ったのですが、タイムシは私にとって、けっこう相性の良い餌だったこととタイムシはユムシと同様に大物狙いの定番餌という印象があったので頂くことにしました。(実はこの決断が釣果に大きな影響を与えたのです。)
餌の段取りも終了し、愛媛県は宇和島港に向かい車を走らせます。阪神高速から淡路島、徳島を経由し、松山道をひたすら走りました。今回は私一人だけでの遠征でしたので、途中のサービスエリアで仮眠を取り午前8時過ぎに宇和島港のフェリーターミナルに到着しました。早速、九島フェリーの窓口で乗船手続きを行い、その後、九島往復のダイヤと明日乗船予定の日振島航路のダイヤをチェックしてスムースに移動できるよう計画を立てます。
明日一番の宇和島行きの便で帰ってくれば、二番船で日振島に渡れることを確認をして5回目の九島に渡りました。
さて、九島の特徴ですが、蛤港、百之浦港、本九島港という三つのフェリーターミナルから形成され、車で一周するのに約20分という小さな円形の形状をしています。一番船は本九島港への直行便となり、二番船以降は、蛤港、百之浦、本九島港の順で寄港し、平日は9往復(日祝は8往復)しています。
釣座は、道沿い、又は波止とその近辺と限られてしまいますが、シロギス、キューセン、カワハギ、イラ、マダイ、コロダイという大物が狙える非常に魅力的なポイントであります。
車で九島入りした際の注意点としては、反時計回りで島を巡回した方が良いという事です。時計回りで巡回すると、本九島港から少し行った所で普通乗用車でギリギリの非常に狭いシケインコーナーで立ち往生することになります。もう、エルグランドクラスの大型車となると・・・。考えただけでもゾッとしてしまいます。(笑)
さて、今回の釣座は2ヶ所、カワハギ・エソ狙いのポイントとマダイ狙いのポイントを紹介したいと思います。まずカワハギ・エソ狙いのポイントとしては、蛤港から更に反時計回りで進み、宇土の崎を超え、海側を見ながら進むと一人入るのが限界の小さな波止とその右側に島民のゴミ焼き場があります。(岩が真っ黒に焼けていますのですぐに解ります。)我々は「ゴミ焼き場横の波止」と呼んでいますが、この小さな波止がそのポイントとなります。水深は非常に浅く一見特徴の無いポイントですが、30センチオーバーのカワハギと実績場となっています。エソは精々Bランク止まりですが、カワハギに関しては魅力的なポイントと言えるでしょう。
私が最初に竿出ししたのはこのポイントです。餌は細めのマムシ一本で波止の先端から遠近、扇状に竿を出し広角的に探ります。
最初は20センチほどのチャリコが餌取りとなって竿を2本見るのがやっとの状況が続きました。しかし、このチャリコの群れを粉砕しない限り本命のカワハギに餌は届きません。必死で餌取を蹴散らしました。ダブルも含め40匹くらいのチャリコを釣りました。二時間ほど経過し、ようやくチャリコのシグナルはなくなりました。既に大切なマムシを3000円分ほど消費してしまいました。しかし、ここからが本番です。太目のマムシに切り替え、カワハギのシグナルを待ちました。すると予想通りに「コツッ、コツッ」というシグナルが竿先にでます。このシグナルは、九島での経験上間違いなくカワハギのシグナルです。深く竿先を押さえ込んだところで合わせを入れリーリング。適度なカワハギの締め込みに思わずニンマリします。
しかし、あと40メートルほどのところで更にロッドの胴を曲げるほどの大物が食いつきました。しかし、これも想定内の出来事です。2本針のうちの1本の素針にエソが食いつたと言うことも九島での経験からすぐに解りました。となると後は獲物をばらさないように慎重に取り込むだけです。
足元までよった獲物がキッチリとフッキングしていることを確認しゴボー抜き。
何と一投で27センチのカワハギと35センチのエソをゲットできました。取りあえずボーズは回避できました。シグナルの出たポイントに何度か投擲しますが後が続きません。次の釣りに備えてゴミ焼き場横の波止を後にしました。
次のポイントは、蛤港横の波止の付け根の空き地が釣座です。6月の遠征時は、このポイントで生涯初めてとなるキューセンのランクものをゲットできた思い出のポイントです。前回、キューセンを釣ってからの夜釣りで確実に40センチをオーバーしているマダイを足元まで寄せながら無念のばらしを経験しているのでリベンジの意味もこめてこのポイントに陣取ったのです。
仕掛けを太仕掛けに交換し、置き竿を2本、後はこのポイントで初めて挑戦する飲ませ釣り用にサビキ竿で小アジを狙います。置き竿には一向にシグナルが出ませんがサビキの方は適度に小さめの小アジが上がりだしました。
早速、小アジも餌にして九島で初めての飲ませ釣りにチャレンジしました。しかし、いつものごとくここからは退屈な時間が過ぎていきます。周囲もそろそろ夜釣りモードとなり夕まず目の状態に変化していきます。
すると大物狙いのマムシをつけた仕掛けにはアナゴが連発しだし、飲ませ釣り用の小アジにもアナゴが食いついてくる始末。この状態がしばらくの間続き、集中力も途切れがちになってきます。一向に変化が出ないので餌をタイムシにチェンジしました。すると今までとは明らかに違った『ゴンッ、ゴンッ』という当たりが出だしたのです。仕掛けを上げてみると35センチほどのマダイでした。今回は、前回の失敗から学んだ太仕掛けを使っているので躊躇なくリーリングできます。既にマダイはAランクからDランクを埋めているので大物号数の更新はできないのですが、前回のリベンジがしたいという夢がかなったので納得のいく九島釣行となりました。この後も22センチから27センチくらいのカスゴクラスのマダイが連発します。おかずの分だけキッチリと活け〆めしてクーラーに確保し、その後釣れてくる赤ちゃんサイズはすべて地元のおばさんにプレゼントしてあげました。(このおばさん、自宅に帰ってからわざわざお漬物をプレゼントしてくれました。自宅で戴きましたが本当に美味しかった!田舎って最高!ますます九島が好きになりました。)
そんな矢先、ドラグフリーのスプールがけたたましく反転し、「ジーッ!ジッ!ジーッ!」と鳴り響きました!ドラグフリー状態にしているにもかかわらず、竿尻が浮いて穂先が海面に突き刺さりそうな状態です。大急ぎでドラグを閉め合わせをくれてやると「グイーンッ!」とテンションがかかりました。直ぐにリーリングの体制に入り寄せてきますが、このポイントは水深が豊かなので結構な重量感を感じます。今回の遠征で初めてやり取りが必要かな?と感じる有様でした。しかし、こちらは余裕の太仕掛けです。落ち着いて浮かしてくると、その正体は実寸で50センチを少しだけ切るマダイでした。これでとりあえずのカッコがつきました。九島でのリベンジも完了です。ここからは気持ちも大きくなって余裕綽々。タイムシもなくなってしまったので竿数を2本に減らし小アジの餌1本で一番船の時間まで飲ませ釣りをやってみようと頑張りました。
小アジには相変わらず大きなアナゴが食いついてきます。しかし、飲ませ釣りはボーズが当たり前の釣りで私が所属するクラブでもやる人はほとんどいません。最近になってようやく一人の若いメンバーが飲ませ釣りを始めてくれるようになったくらいです。そんな努力が報われない釣法ということを私は知っていますのでまったりと粘りました。少し話がそれますが、飲ませ釣りは投げ釣りの中でも一番辛い釣法ですが一番興奮できる釣りだと思っています。それは何かと言うと「前当たり」に他なりません。ターゲットが餌の生きアジに近づいてくると、小アジは必死で逃げようとします。その時出るシグナルが「前当たり」です。穂先にこの反応が出たとき脳みそからアドレナリンが噴出し、心臓がバクッ、バクッと鼓動しはじめます。海底でのシチュエーションを予測して、そろそろ本当たりが出ると予測した時に穂先がグーンッと入ると投げ釣り冥利に尽きる至福を味わうことができます。
しかも予測通りにヒラメなどの非常に釣り辛いお魚を手中にできた時は、なんともいえない満足感を味わうことができます。この満足感を一度でも味わうとまず飲ませ釣りの魅力、いや、魔力にはまってしまうことでしょう。
話が大きく逸れてしまいましたが、その満足感を味わいたいが為に粘ったのです。しかし、相反してこの釣法を理解しているつもりなので「どうせ何も釣れないだろう。」という気持ちも心の片隅?いや、半分以上あったと思います。(笑)
丑三つ時も過ぎてしまい、相変わらず静かな時間が過ぎていきます。頭の中も虚ろ状態になり眠ってしまいそうになった時、穂先が小刻みに震えたように見えました。しかし、それから後が続きません。気のせいか?とも思いましたが、ゆっくりと竿をあおると竿ごと持っていかれそうな締め込みが襲ってきました。この瞬間、頭の中はアドレナリンがマックス状態。無我夢中にリーリングしました。近くまで寄ってきた獲物にライトを当てるとヒラメでした。あのやり取りした感触から50センチは下らないサイズだろうと見越していたのですが、実寸は約44センチほどで興奮した割にはちょっと残念なサイズでした。しかし、このヒラメを釣ったことで欲深くなってしまい、一番船で宇和島に戻り日振島に行く計画は私の脳みそからは吹っ飛んでしまいました。そりゃ、大物号数の更新に寄与しないエソを狙うより釣り辛いヒラメを狙う方が良いですもんね!
結果的には、この欲がこの後の私を狂わせた訳です。宇和島行きの一番船を脇見にして餌の小アジ釣りに熱中していた私でした。この後の結果は・・・?見事何一つ釣ることができませんでした。
今回の遠征での釣果を整理すると、Aランクのカワハギが1枚、Aランクのエソが1枚、Aランクのマダイが1枚、Cランクのマダイが1枚、Bランクのヒラメが1枚で合計5枚の大物を仕留め、大物号数の更新は2号だけと言う結果になりました。予定通り、日振島に渡った場合、どんな結果が出たのか?どちらが良かったのか?ということは解らないですが、今年もう一度、悪あがきを企ててチャレンジしてみたいと思います。 |
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釣行記をご覧頂き、誠にありがとうございました。
またのご来場を心よりお待ちしております。m(__)m
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