釣行記をご覧頂き、誠にありがとうございます。
★投げ釣りを愛するアングラーの皆様に少しでも当コンテンツが釣行時の参考になれば筆者にとってこれほど嬉しいことはございません。★
タイトル
愛媛県 宇和島市日振島のエソ
&
愛媛県 伊方町(西宇和郡)三崎のカワハギ
今遠征の釣果すべて。

第一ステージ(日振島編)
日振島能登の一級ポイントの波止先端

一時はマトウダイの入れ食いが・・・。

やっとの思いで仕留めた自己記録更新の実寸54センチのエソ

日振島 能登のポイント

能登 拡大図(船着場を降りたら左方向に進み1本目の石畳の波止を超え2本目の波止が本命ポイント)

第二ステージ(愛媛県西宇和郡三崎町編)
三崎町での釣果

私が竿出しした護岸

会友が竿出しした小砂利の浜

三崎町のポイント

三崎町のポイント(拡大図)

| □ 日時・釣り場・潮 |
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■日時:平成17年11月19日〜20日日
■潮:中潮
■釣り場:愛媛県宇和島市日振島および伊方町(西宇和郡)三崎
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| □ 使用タックル・餌 |
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■ロッド:シマノ スピンパワー 425DX-T
■リール:ダイワ トーナメントサーフ ベーシア 45QD
■ライン:レグロン サーフストリング 5号
■ハリス:エソ狙いはワイヤー48番(7×7)、カワハギ狙いはフロロ4号
■針:エソ狙いは 管付チヌ10号、カワハギ狙いはがまかつ カレイ針14号(金)
■餌:生きアジ、マムシ |
| □ 仕掛け |
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■市販の太刀魚仕掛けを流用(エソ)、超シンプルな二本針仕掛け(カワハギ)
■仕掛け全長 エソ狙いは30センチから40センチ、カワハギ仕掛けは全長約1.5メートルの2本針仕掛け
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| □ 釣行記 |
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■全日本サーフで定められている魚拓の締め切り日が12月10日。会友の強い要望もあり、今年度の最後の遠征先として愛媛県宇和島市日振島に照準を定めた。私にとっての今遠征の目的は、あくまでエソの自己記録更新だ。前回の遠征で日振島のエソにチャレンジするはずだったもの、まぐれで釣れたヒラメの魔力に惑わされてしまい私の中では時間が止まった状態だった。何とかしなければという私の気持ちと会友の大物号数にチャレンジする思いが重なって今回の遠征が実現したわけだ。
ネットで情報収集すると平成17年の情報だがサルカンを吹っ飛ばされるという大物願望の強い私から見ればよだれがこぼれてしまいそうな美味しい情報がわんさかと飛び込んでくる。生き餌を使う泳がせ釣り(飲ませ釣り)が大好きな私には何とも言えない話である。
という事で平成17年11月18日(金)の夜に会友と大阪を旅立った。道中の車内では、私と会友の両名とも既に70センチ級のバットエソ(野球のバットのように太くて大きなエソ)を手中にしたような話で盛り上がる。「どんな引きをするんやろか?」、「港内の内向きと外向きはどちらが良いのか?」など、たくさんの話で熱くなった。そんな中でも、お互いが秘密で考察・作成した仕掛けの話題が出た時は、全く同じ事を考えていたお互いの浅はかさに思わず苦笑してしまった。それは10号ハリスを九島で吹っ飛ばされた私の経験談や全日本カレイでヤマさんから教授してもらった話から、お互いがワイヤー仕掛けを用意してきたのですが、何とそれが同じ太刀魚仕掛けをパクッただけのものであったからなのです。お互いが考えていたことと、その発想の単調さに両名が苦笑してしまったわけです。
この他にも、宇和島行きの道中は色んな大物談義で盛り上がりました。気がつけば、19日(土)の午前4時には宇和島港に到着してしまいました。切符売り場もまだ暗いままで動きを感じ取る事はできない状況です。結構空いているんだなと安堵の気持ちで朝6時まで仮眠をとる事にしました。
午前6時、周囲の動きが激しくなり目を覚ます。切符売り場で日振島能登港行きの乗船券を購入し、高速船の乗り場まで荷物を移動した。そこで大きなイレギュラーが発生、何とほとんどの人たちが投げ釣りの用の荷物を持っている。ざっと見渡しただけでも15名ほどか?事前情報では能登港のエソ狙いのポイントは石積みの波止とメインの波止の2ヶ所のみ。このポイントに入れなければ、明海港にポイント変更してカワハギ狙いに転じるしか方法論は残されていない。私の頭の中は既にエソ一色。エソの自己記録更新を差し置いてカワハギ狙いする心の余裕など全く無かった。会友に荷物は私が持っていくからロッドケースだけ持って先に走ってポイントを確保するよう指示しようとしたが、こんな子供じみたことをするのも何だか大人気ない。とにかく正攻法でポイントまでダッシュしようと能登港到着までドキドキする時間が過ぎた。しかし、よく考えて見ると前日から泊りがけでキャスターが入っていれば我々が一番先に到着したところで何もできないわけで、こんな初歩的なことも考える余裕が無いほど我々新参遠征隊は行け行けモードだったのです。
宇和島港を出港してから約40分。そろそろ能登港のロケーションが船内から見渡すことができるようになって来ました。本命ポイントと思われる波止には人一人いない状況です。能登港到着と同時に会友とあうんの呼吸で日振島に第一歩を記したのでした。会友は若さに乗じて絶好のスタートダッシュを決めますが、43歳という老体の私にはやる気があれどこみ上げてくるのは動悸と息切れという何とも情けない状況。やばい、このままでは後ろから抜かれてしまうと必死にタックルを載せた背負子を転がしますが、後ろからの気合が感じられません。よくよく後方確認をすると何と能登港で下船したのは、私と会友の2名だけだということが解りました。何か拍子抜けした感じでしたが、これで私と会友の2名は無事に本命ポイントである能登港の波止に陣取れたのでした。
第一ステージ
本命のポイントを無事に確保できて、まずは会友と握手を交わしお互いの目的を確認しあいました。私は自己記録を更新すること、会友は大物号数を更新することです。
まずは餌の確保のため、サビキで小鯵の調達を開始します。私と会友の平等を約束するため、餌の準備ができてから同時に第1投を投げる事にしました。会友は港内の外側。私は内側に投げ分けエソからのシグナルを待ちました。2本目の仕掛けを投げ終えて3本目の仕掛けの準備をしている際、私の1本目の仕掛けに泳がせ釣り特有の前当たりが確認できました。強風で竿先が無造作に揺れる環境下でも前当たりのそれとはっきりと解るシグナルでした。通常エソを狙う場合、直列3連針仕掛けを愛用する私ですが、今回は先に説明した太刀魚用の市販ワイヤー1本針仕掛けを使っています。餌の小鯵は背がけで泳がせていたので食い込みを考え本当たりが来るまでじっくりと待ちました。
待つ事しばし、エソなら私の経験上、本当たりが来てもおかしくないのですが、なかなか本当たりが出ません。更に30秒ほど待った時、ドラグがバックラッシュしそうな本当たりがでました。「ヨッシャーッ!」思わず雄たけびを上げて大きく合わせた後にリーリングを開始します。水深が豊かなため手元にも大きな重量感が押し寄せます。しかし、こちらは市販と言えどワイヤーを使った大物仕掛けです。これくらい余裕と懇親の力をこめてリーリングしますが、相手も必死で底に底に潜ろうと抵抗します。瞬間的にドラグを緩めようか緩めまいか考えたのですが、この迷いが大失敗の根源でした。何と巻き変えたばかりのナイロンラインがブレークしてしまったのです。使用していたのは5号ナイロンだったのですが、何かロープに擦れたような跡が残っていました。ひょっとすれば海底に横たわっていたロープに運悪く擦れてしまったのかも知れません。私が今年仕留めた85センチのマダイも5号ラインで仕留めることができたので少々のやり取りには自信があったのですが、この自信が慢心になっていたのかも知れません。
とにかく気が抜けてしまう大失態でした。まだまだ修行です。
この大当たりとやり取りを垣間見た会友は非常に興奮していました。本格的な泳がせ釣りを始めたばかりの会友には大きな刺激となったことでしょう。
更に海が荒れてちょっとした台風モードになってきました。はっきりした事は解りませんが、風速20メートルくらいはありそうな感じです。この波止での実釣経験がある方なら解ると思いますが、海を見て右側の波止の壁を超えて飛沫が体に掛かり出し始めたのです。おまけに外向きには仕掛けが20メートルも飛んでくれません。泳がせ釣りで生き餌のフルキャストは厳禁ですから投げることのできないフラストレーションと体中ビショビショになるわ、風のせいで無茶苦茶寒いわで集中力を維持するのがとても困難な状況になってきたのです。
とにかく釣り辛い最悪のコンディションでありました。仕方無しに港内向きに照準を変更して攻め始めました。すると追い風にも乗って生き鯵が優に70メートル以上飛んでくれます。しかも内側に攻めるポイントを変更し、すぐにBランクのエソをゲットできたのです。
これを見た会友は投点をすべて湾内の内向きに変更しますが、ここで私がカワハギのようなお魚をゲットしたのです。生き鯵になんでカワハギ?なんて考えて釣れたお魚を覗き込んで見ると、その正体は何と「マトウダイ」でありました。和歌山県の串本方面では鯵の泳がせ釣りに良く掛かるターゲットとして有名ですが、自分が釣るのは初めての経験だったので非常に驚いてしまいました。この後、マトウダイが退屈なく掛かってくるようになり、エソを狙っているのか、マトウダイを狙っているのか解らない時間が過ぎていきました。圧巻は、会友が釣り上げた実寸45センチほどの大きなマトウダイでした。食味でいうとマトウダイは最高のお魚だということなので私も会友もお土産用にキープしたことは言うまでもありません。
この後、更に風波が酷くなり、とても釣りができる状況ではなくなってきました。波止の先端は波飛沫のために乾いている部分がほとんどありません。状況を見切った会友は、島内の売店を散策すると何処かに行ってしまいました。一人残された波止で私にできることは仕掛けを打ち込むほか術はありません。何度も何度も仕掛けを打ち返し我慢の釣りが続いたのです。
すると、時合いが来たのかCランクのエソが釣れました。当たりはほとんど解らなかったですが、何とか小さな当たりを読み取り本日の2本目をゲットしました。餌の付け替えをしていると今度はドラグ設定をきつ目にしていたロッドの竿尻が「ポーン」と浮き上がる当たりで待望のDランクをゲット。残念ながら自己記録の更新には及ばなかったですが、集中力を高めるには最高の1匹となりました。ここで島の散策に出かけていた会友がパンと飲み物を買って戻ってきました。会友に時合いの到来を告げてパンを食べる間もなく釣りを続けました。すると今度は投げ終えて仕掛けを馴染ませている時に大きな当たりが出ました。1投目の失敗もあったので、ここは素早く合わせを入れてリーリングの体制をとりました。すると明らかに先ほどのDランクよりも重量感があります。会友に念のためタモ入れのお願いをして、慎重に取り込みました。よく見ると釣れたターゲットの頭が先ほどのDランクよりも明らかに一回り大きい(太い)ことが目測で確認できました。会友にメージャーで計って頂くと実寸レベルで54センチを超えた大物でした。会友現認の元、自己記録と和歌山協会の協会記録更新が決定しました。この瞬間、今までの苦労や努力してきた辛さから開放されました。私は今まで実力以上の課題を自分に与えてそれを目標に努力をしてきました。実力以上の課題を与える訳ですから、それをクリアできることはほとんどありません。しかし、実力以上の目標を掲げ、それを目標に努力してきたので現在の実績を残せているのだと思っています。まだまだ満足せず、自分の記録を全国レベルで見ても通用できるように更に目標レベルを高めていこうと思っています。
この後は、適度にエソをゲットしましたが、私の目標は達成できたので次に会友に大物号数を更新してもらえるよう裏方に徹しました。
最終的には自己記録を含む50センチオーバーを2本、45センチオーバーを2本、40センチオーバーを2本の合計6本というリザルトでした。先輩方のお話を聞くと昔は60センチオーバーや35リットルクーラーに満タンなんてことがざらにあったらしいです。私にはそこまでの実力はありませんが、それは次の目標にしたいと思います。但し、投げ釣りを志す熱意と情熱だけは先輩方にも負けないよう高い気持ちを継続していきたいと思います。
明日の釣行に備え、16時27分の最終船で能登港を後にしました。
第二ステージ
17時10分に宇和島港に到着。本来の予定では、エソ狙いが終了した後に明海の民宿に滞在しカワハギ狙いをしたいところでありましたが、民宿に連絡をすると満室とのことで仕方なしに宇和島に戻ってきたのです。ここで会友と明日の予定を相談していたところ、たまたまお話した愛媛県のキャスターにカワハギの情報を教授していただきました。
何とそれは、以前小さなアマダイを釣ったことのある伊方町(西宇和郡)三崎でした。三崎は佐田岬半島の西端にある四国最西端のエリアです。親切にポイント教授までして頂けたので会友と相談の上、明日の釣座は三崎フェリーターミナル横の護岸に決定しました。
ポイント決定した後は、近隣のビジネスホテルをネット検索し午後6時にチェックインし近所の焼肉屋さんで飲んで食って、午後8時には明日の出発時刻の午前3時まで二人で爆睡したのです。
予定通り、午前3時にチェックアウトし伊方町(西宇和郡)三崎に向けて車を走らせました。ポイントには午前6時前に余裕で到着し準備を開始します。まだ周囲が暗いうちから仕掛けを投入しシグナルを待ちました。このポイントの特徴として護岸から投げ釣りで届く射程距離では水深は精々10メートルから15メートル前後、今まで愛媛県で経験した豊かな水深とは大きくかけ離れたポイントです。しかし護岸整備の工事が捗り足場はコンクリートで平坦。とても安全なポイントです。護岸に沿って沖向きに移動すると小さな砂利浜がありここでも投げ釣りができそうです。会友はこの砂利浜で竿出しすることにしました。
PEにラインシステムを変更した私に早速、竿尻を浮かすシグナルがありました。その正体は26センチほどのチャリコでした。水深があまりないこととPEラインに変更したことで、こんな小さなお魚からも立派なシグナルが送られてきます。餌のマムシはあまり持っていないので、明るくなるまで待とうかと2本目の竿を巻き上げた時、驚いたことにカワハギが付いていたのです。サイズを計測すると24センチ。残念ながら魚拓を取れるサイズではありません。しかし、カワハギが居るということを会友にも情報伝達し、マムシの餌を連射しました。夜が明かかると適度にカワハギらしき当たりが連発してきますが、私の使用する針が大きいためかなかなか針掛りしてくれません。
仕方ないので、明浜で実践した竿1本の引き釣りスタイルでシグナルを待っていると、4〜5投に1回くらいの割合で完全にカワハギだと解る当たりがあることに気づきました。
当たりがあれば手首のスナップで合わせを入れフッキング率を高めます。まず、Bランク、続いてAランク、更にCランクと時間がかかりましたが、少しずつ着実にランクものを釣り上げ最終的には4匹のカワハギをゲットできたのです。
私にとってカワハギは大物号数を更新するキーポイントになる魚種だったので、本当にラッキーでした。前回の釣行で掲げた目標(エソの記録更新とカワハギによる大物号数更新)が未達成でしたからなおさら嬉しく思います。
会友も数こそ2匹ということでしたが、Cランクも釣れ、大物号数を更新することができました。面白かったのは会友の仕掛けにトラフグが食いついたことでした。目測でしたが35センチほどあったと思います。トラフグの本場下関を間近に天然物トラフグですから、「売ったらいくら位になるんやろ?」と意地汚いことを考えてしまう私でした。
このような感じで午前11時、餌切れを機に納竿としました。他所の協会の猛者の方たちと比べると、我々の釣果は可愛いものだと思いますが、「熱意は負けん!」という気持ちを持って自分達の目標にチャレンジしていきたいと思います。 |
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