来須銀河という男
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| これは、「滝川HERO化計画」という、高尚なる(嘘)目的を掲げたループの中で、3月21日(日)に起きた、「来須銀河、浮気デート事件」のレポートである。え? そんな事件があったの?と思われた方は、申し訳ないが、せめて、「いつか、君はHEROになる」のファイルナンバー4と5だけでも、先に読んでいただきたい(どういう状況でこの日になったのか?は、そちらで報告済み)。読んでいただかないと、このレポートの趣旨が、「おのれ〜、来須〜」や、「おのれ〜、ヨーコ〜」ではないということが、わかっていただけないかもしれないと思う。 OVERS@芝村舞は、このループの中で、来須銀河という男に対して、浮気をされても仕方がないようなことをやったのだ。悪いのは、OVERS@芝村舞である。 なお、このレポートを書くに当たって、当該データのリプレイをすること、10回。結果、事象の再現性はあると考える。蛇足ながら、この3月21日は、来須銀河のお誕生日である。レポーターは、1999年3月21日が日曜日であることを、一生忘れないだろう(おおげさ(笑))。 前日の3月20日が終了した時点で決定していた事項は、4つ。来須銀河の正式ラヴァーは、OVERS@芝村舞であること、彼女に隠れて来須とヨーコさんはデートの約束をしたこと、その待ち合わせ場所は尚敬高校の正門であり、時刻は9時前後であること、さらに、3月21日午後2時過ぎには出撃命令が下ること、以上である。これらは、10回のリプレイによって、絶対に動かない条件であることを確認した(デートの約束が、いったいいつなされたのかは、不明である)。 そうした上で、ランダム要素が存在する。来須とヨーコさんの2人は、どちらが先に校門前に現われるか?ということである。これは完全なランダムであり、また、デートのすっぽかしも同様にランダム発生する。そして、すっぽかしが行われた場合、すっぽかした方は、当日中、ついに全エリア内に現われない(自宅で寝てるのだろうか?)。 そして、固定要素。たとえどちらが先に来ていたとしても、OVERS@芝村舞が校門前にいる限り、遅れてその場に来たほうは、校門前には近付かない(MAP上にはその存在があるが、画面の端に何時間でも留まっていて、中央には出て来ないし、また、いなくなりもしない)。 来須が先に来ている場合には、OVERS@芝村舞にべったりくっついてしまい、離れないのだが、ヨーコさんが先に来た場合には、彼女はOVERS@芝村舞から少し離れた場所にずっと立っている(OVERS@芝村舞が話しかければ会話はするが、ヨーコさんのほうからは近付いて来ない)。 そして、来須は、たとえヨーコさんがいても、その目の前で「行くぞっ」を提案してくるのだ、OVERS@芝村舞に向かって。いっしょに訓練〜だろうが、いっしょに仕事〜だろうが、OVERS@芝村舞の要求は100%通る。また、こうして来須と会話をしているところへ、ヨーコさんが割り込んで来ることはまったくない(立ち去りもしない)。 では、OVERS@芝村舞が校門にいなければ、彼らはどうするか?である。あっさり簡単にも、彼らはデートに行く。午前10時過ぎまで校門前で喋った後、行き先は味のれんである(誕生日お祝い定食なんて、あったっけ? ないよな)。味のれんで食事をした後、再びその店先でしゃべってから、彼らは仕事(もしくは訓練)に行く。ともかく、昼過ぎには、何事もないような雰囲気でバラバラに活動をしていた(これは、朝一番からOVERS@芝村舞不在のケースであるが、たとえば、始めは校門にいて、それから午前11時ぐらいにOVERS@芝村舞が校門から立ち去ったりすると、その場で味のれんに行ったりする。ともかく、来須の恋人がその場にいない、もしくは立ち去れば、即、二人でお出かけである)。 見事としか言い様がない。なんて、素敵なAIなんだろう――、これがレポーターの感想である。 彼ら(来須とヨーコさん)は、罪悪感というものを持っているのだ。自分たちのやっていることが浮気であると知っている。だからこそ、来須の恋人の目の届かないときならデートを実行し、恋人がその場にいればデートを取り止める。来須は、浮気相手よりも恋人の扱いを優先し、ヨーコさんも、その場に踏み込んで、男に取りすがるということはない。 レポーターは、この事件によって、あらためて来須銀河に惚れてしまった。こんなにも人間味あふれるキャラはいない。 ともかく、彼が浮気したくなるような状況に追い込んだのは、OVERS@芝村舞であり(やむなく、だ。あれは仕方がなかったのだ……と、弁明したくなるが)、誰だって、あんなことをされ、そこに優しくしてくれる人が現われれば、そちらへ行きたくなると思う。この点、来須を責める気には、まったくならない。こういう状況下、浮気をしない男なら、かえって魅力が減るような気までする。 来須は、女王さまの言いなりになるような、おとなしいヒツジちゃんではないのだ。浮気相手の目の前で、恋人を大事にするようなところが、また、なんというか、男だな(ぽっ)〜なんて。 そして、ヨーコさんである。彼女はとても素敵な人だ。前々から、いいお姉さんだと思っていたが、今回、あらためて実感した。 実は、このリプレイデータを数日間そのまま実行してみた(滝川ほったらかし方向へ)。すると、ヨーコさんとの会話による愛情値&友情値の上昇幅が変化することを発見。 来須をほったらかしていると、ヨーコさんとは、愛情、友情ともに+1ずつしか上がらないが、OVERS@芝村舞が来須を大切にすると(いっしょにお昼、いっしょに訓練〜、いっしょに仕事〜)、ヨーコさんの感情は、OVERS@芝村舞に対して、プラスの方向へ動く。1回の会話で上がる愛情値や友情値も+3や+6といったものへと変化するのである。このことから、ヨーコさんが、「来須の恋人は、彼のことを大切にするような人間であって欲しい」と考えていることが、うかがえる。 ヨーコさんのゲーム中のセリフに、「あなたが幸せになっていくのを見たいデス」というものがある。これが彼女の本質ではないだろうか。ヨーコさんは、愛情を注ぐ相手を束縛する(束縛したい)という方向性を持っていない。自分の愛した相手が幸せなら、自分のことは二の次にできる。ヨーコさんというのは、無償の愛を注げる人なのだ。 だからこそ、自分の愛している相手が不幸(だろうな、このループでの来須は)であれば、容赦しない。OVERS@芝村舞に向かって、「あなたの好きな人、教えて」なんて言って来たりもする。これは、真意を疑っているとしか思えない(そう思われても文句が言えない状況だったから)。 というわけで、来須を恋人にしたのなら、大事にすることである。でないと、影で何やってるか、知れたものではない(笑)。 |
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