芝村準竜師


 好きです(いきなり)。おそらく、来須の次に好きな男性キャラ。傾向がまるで違うけど。身体の横幅があろうとなかろうと関係ありません。裏でいろいろやってそう? そう、そこも魅力の一つです(笑)。
 実は、ガンパレのさまざまなイベントの中で、心にもっともグッと来たのが、この人への暗殺未遂なんです。それも、プレイヤーとして破滅になるほうが。ええ、「自決を許す」というセリフが出て来るあれが、です。これって、覇者の示す優しさだなあと思ってしまったんですよ、見たときに。それは、ファーストプレイ時のことだったんですが……。
 この先に進めるとヤバそうということがわかっても、プレイヤーとして、わざとその分岐を進めてみた……のは、どんなゲームであっても遊ぶからにはやってみる〜程度の好奇心だったんですけど。




 ガンパレの中で出て来る軍隊は上意下達な組織であり、その返事の基本は「はい」。そういった中で、上官への暗殺を企てるとはどういうことだろうと考えました。捕まった犯人は、手ひどく処刑されるんじゃないかなぁ……なんて。それは、いわば見せしめでもあるだろう……と。こんなことを許すほど、軍隊が甘いものだと思えないから。人を死地に向かわせる組織って、多分、戒律順守で運営しているだろうななんて想像してるので。ところが、準竜師は、自決を許すと言う――。
 ここでいきなり武士というものに思いを馳せるのはおかしいのかもしれないけれども、名誉ある処刑のされ方っていうのは切腹であり、不名誉な処刑は打ち首です。自決させるというのは、相手を尊重した上での処刑の仕方なので、サムライということから考えてしまって、このときの準竜師に優しさを見てしまったのかもしれません。
 もちろん、あくどいですよ、暗殺を企てていることを知りながら、それを実行させようとするというのは。
 事前に止める方法ぐらいあるんじゃないのか?とも思います(あ、、プレイヤーが、じゃありません。暗殺のターゲットとされる人間のほうが、です。計画を知っていて、それが実行されたときどうなるかを予測しているのなら、そうなる以前で止める手だてを講じることが可能ではないのか?と)。準竜師の手のひらの上で踊らされてしまった首謀者は、かわいそうだとも思います。でも、それは、その少年の側から見た感想。
 準竜師側から見ると、自分を倒そうとするものがいて、その計画を知ったとき、首謀者を完全に排除するのは当然だと思ってしまうのです。二度とその計画が実行されないようにするには、相手の息の根を止めるのが一番です。だって、これは、目には目を的な復讐劇だから。相手を倒さなければ、何度でも繰り返される……。そうされるだけの恨みを買っている一族のあり方は変わらない。ならば、歯向かう相手に止めを刺すしかありません。そして、その止めの刺し方が優しいなぁと。




 このイベントで好きなところは、さらにあって。それは、舞に対する態度です。「人の上にたつということは、こういうことだ」と言い、動揺する舞を見て、「イトコ殿はお疲れだ。鎮静剤を打っておけ」と衛生官に指示を出す。
 ひどいですか? でも、舞は芝村でしょう? 芝村以外の生き方が、彼女の人生にはない以上、いずれ彼女は準竜師と同じ立場になる可能性があります。いわば、将来の覇者――。だから、これ、帝王教育ですよね。
 そんなひどい帝王教育があるかいっと思わなくもない(のは、舞の中身が普通の女の子だと思っているせい)ですが、だけど、普通の女の子としての人生を予定されていない人間に、今の帝王がいったい何をしてやれるのか?と考えると、これもやっぱり、準竜師なりの優しさを示すイベントだなぁと思うのです。
 聖人君子を作り出す方向での帝王教育というものとは、もうまるっきり違いますね。でも、芝村一族は聖人君子であろうとするものではないんだから(世界を手に入れるって、やっぱり、それは、「勝手なことを言うな」と思いますけどね(笑))。
 他からどのように思われようとも、ともかく、将来一族を率いるかもしれない、次世代にあたる人間には、その一族の論理でもってそれを統率し、さらにその先の世代へ繋げて行く存在になる義務があるし、前世代の人間には、その次世代がちゃんと(って、くどいようですが、それはその一族内の勝手な理屈の上でなんですけどね)やっていけるよう、育てる義務があります。
 それを怠ったら、その一族の未来はない――、これは、いえ、これだけは避けなければならないと思います。それが、大勢の人間(この場合は芝村一族)を率いるものの義務です(再三でくどいですが、この論理は、その一族にとってのものです。外野から見れば、勝手な理屈に過ぎません。逆に、だからこそ、他から見れば信じがたいような帝王教育もありだろうと想うのです)。







 上記のようなイメージをファーストプレイで抱いてしまったわけです。まだ、ループという言葉すら知らないころに。以降ずっとそのまま、イメージ固定――。準竜師の行動には、別の意味があるということを2周目以降に知っても、だめ(^^;)です、イメージの修正が効かない。それほど、この暗殺未遂イベントに捕われちゃったんですねぇ、多分。
 こういうイメージを準竜師に持ってしまっている以上、それが崩れるといううわさのソックスハンターシナリオは、手を出せません(笑)。
 だから、一面だけ見て、キャラを判断してるってことになるのでしょうけど(もちろん、人間には多面性があるってことも承知してますが〜)、見たくはないものを見ない自由もあるということで(勝手な(^^;)(笑))。
 残念なのは、この人、友人にも恋人にもならないってとこですね。準竜師ゲットのシナリオでもあれば、絶対にやってみたいのに〜〜。




 それにしても、、、この人のことを優しいと言ってる方に出会ったことないですね。私だけですか(笑)、、、こんなモーソー抱いているのは、、、。



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