きもののミニ知識

 

きものの下着

きものをいつも着ている人は、なんてことないのですが、初めて着る人、たまーにしか着ない人、
長襦袢の下に何を着ていらっしゃるでしょうか。
普通は肌襦袢、裾よけ、和装ブラジャー・・・などです。
和装ブラジャー、持っていない人も多いと思います。そんなとき、普通のブラジャーのままでは、ちょっとまずいです。
ワイヤーがあたって、痛くなったりしますし、胸元が崩れやすくなります。
胸はなるべくペッタンコにしたいので、おすすめなのは、ハーフトップ。若い方ならひとつは持っているのでは?
年配の方なら、ラクラクブラジャーみたいなものがいいです。
もちろん何もつけなくてもOK。

次にショーツですが、おへそまであるものをつけてしまうと、とてもトイレで苦労します。
少し浅めのショーツのほうが、便利です。

また、肌襦袢、着物スリップなどは衿の細いものを用意したほうが、長襦袢の衿から出にくくていいですよ。

寒いときは、肌色のストッキングやタイツを履いてから足袋を履いても良いです。和装のストッキングでなくて大丈夫です。
ショーツのあたりまで、少し折って下げておくと、トイレのとき便利です。
肌襦袢の下に三分袖の下着をきると暖かいです。、七分袖ですと、袖口から見えちゃうこともありますので、ご注意。

更衣(衣替え)

光源氏のお母さんは「桐壺更衣」といいました。更衣とは、天皇の衣服を司る女官のことです。
お后の中では地位は低かったのです。・・・とこれは余談ですが。

きものでも洋服でも衣替えはありますよね。
きものはちょっとめんどう。
袷(あわせ)は、裏地のついている着物のことで、10月から5月まで着ます。
6月と9月は一重(ひとえ)を着ます。帯は基本的には、八寸名古屋帯を使いますが、
6月の下旬は夏帯でも可。逆に9月の下旬は九寸名古屋でも可です。
半衿は、6月は絽を用います。9月は塩瀬などです。
7月と8月は透ける着物を着ます。絽、紗などです。
基本的に小物は、季節を先取りして用います。
これが、基本となるものですが、気候やその土地の風習などで、いろいろな形式があると思います。
しかしながら、押えるところは押えて、いろいろ応用していきたいですね。

きものの右前・左前

夕方のニュースで、きものの右前と左前についてやっていました。
古くは奈良時代、大宝律令という法律で、庶民は右前と決められていたとか・・・。
高貴なお方は、左前ということになっていたそうです。今は亡くなった方の白帷子がそうなっていますね。
さて、右前とは?・・・着物を着る時に、右えりを手前に着る事を右前、左えりを手前に着ることを左前と言います。
ということは、右前とは左が上になることをいうのです。
もちろん、きものは右前に着ます。
西洋では、男女で右前左前を区別していますが、きもの文化は男女平等ですね。

七五三

もともとは、平安時代に行われていた3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式に由来しています。
なぜ、11月15日に決まったのかというと、徳川綱吉の子、徳松の祝儀が行われたからということです。

3歳は、まだまだ赤ちゃん。無理のないスケジュールで。
5歳は、やんちゃざかり。写真も参拝もてこずります。うまくおだててください。
7歳は、おしゃまさん。本人の希望を上手に取り入れてあげてください。
どの年令も、着物は窮屈に違いありません。紐は1本でも少なくなるよう工夫してあげましょう。
付紐をつけておいたり、ゴムになっているものを利用したり。
もしものために、着替えの可愛いお洋服も持っていきましょう。写真の時以外は、靴を履かせるのも手です。

母親の装いは、礼装または略礼装です。色留袖、訪問着、付下げ、に袋帯。
または色無地紋付に袋帯、江戸小紋に袋帯でもよいでしょう。あくまでも子供が主役であることを忘れずに。
七五三のときくらいしか、若いお母さんは着物を着なくなりましたね・・・。

ゆかた

ゆかたは毎年、大流行のようですね。花火大会に行くとたくさんの人が着ていて、嬉しくなります。
ところで、ゆかたを着る時、素肌に着ていませんか?
肌襦袢と裾よけをつけるといいのですが、スリップなどでも大丈夫。汗ではりついたり、透けたりするのを防ぎます。
あとは、着丈に注意。あまり短いと、とても貧弱に見えてしまいます。くるぶしのところを目安にしてください。
あと、今年目に付いたのは、おはしょり。後ろのおはしょりが全然ない人がたくさんいました。
帯を結ぶ時に巻きこんでしまわないように気をつけましょう。
それから、髪の毛はサッパリとまとめて、涼しげに演出しましょう。

留袖

結婚式といえば、留袖。嫁入り道具としてそろえる方もいらっしゃると思います。
留袖と言えば、黒と思っている方が多いと思いますが、色留袖というものも、ちゃんとあります。
黒留袖が、結婚式にしか使われないのに対し、色留袖はパーティーなどに着ていっても大丈夫。
お友達の披露宴でも大げさすぎません。
しかし、紋の数に注意。5つ紋をつけると黒留袖と同格になってしまいますので、格が高すぎてしまいます。
一つ紋か三つ紋をつけておけば、訪問着のような使い方が出来て便利です。
ちなみに、皇族の場合は黒は喪の色のため、色留袖を用います。
いずれにしても、末広を持つことをお忘れなく!

 

振袖(準備中)