Harmo
Saxophone
Quartet
Recital in Tottori

アルモ・サクソフォン・クァルテット
リサイタルin鳥取
'995/9sun.
2:00p.m.開演


会場:鳥取県民文化会館梨花ホール
入場料:全自由席 大   人  3000円
           高校生以下 2000円
主 催:アルモ・サクソフォン・クァルテットリサイタル実行委員会
後 援:鳥取県吹奏楽連盟・新日本海新聞社

【チケットのお求め・お問い合わせは】
アコヤ楽器店 (0857)23-1331

賛助出演:クレール・サクソフォン・クァルテット(元鳥取県吹奏楽団)

PROGRAM
#C.ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「前奏曲」
#D.ウィルソン/エスケープ・トゥ・ザ・センター
#S.バーバー/アダージョ
#F.シュミット/四重奏曲
#G.ガーシュイン/ラプソディ・イン・ブルー
#C.ドビュッシー/ダンス
#C.ドビュッシー/小組曲

MEMBERS

アルモ・サクソフォン・クァルテット
soprano saxophone中村均一
alto saxophone遠藤朱美
tenor saxophone松雪 明
baritone saxophone栃尾克樹

クレール・サクソフォン・クァルテット
soprano saxophone北尾厚志
alto saxophone谷岡愛美
tenor saxophone宇田川晃
baritone saxophone森山伸治


「ひとこと」
名実ともに日本を代表するサクソフォン四重奏団の一つ、「アルモ・サクソフォン・クァルテット」が鳥取にやってきます。鳥取県にゆかりが深く、県内のサクソフォン演奏家や愛好家にもなじみ深い中村均一さん、遠藤朱美さんご夫妻を中心に編成された四重奏団。おすすめです。
今回は鳥取県内のサクソフォン四重奏団の中でも実績のある「クレール・サクソフォン・クァルテット」(代表:北尾厚志・マーチングスタッフ「一歩」メンバー)との共演も実現しました。ぜひ多数のみなさんにご来場いただき、サクソフォンの響きをお楽しみいただきたいと思います。



「感想」
聴きに行きました。入場者数が少なすぎたのは辛かったのですが、ほんとうにいいコンサートでした。とにかく中村さんのソプラノが素晴らしい音と素晴らしい音楽でした。正直なところ、なんだ、サクソフォンってこんなにちゃんと音楽的な楽器なんじゃないか、といまさらながら感じたことでした。
プログラムの内容について細かく書きますと、残念ながらちと遅刻してしまいまして、最初のクレール四重奏団のドビュッシーは聞き逃してしまい、アルモ四重奏団のウィルソンから聞きました。選曲は全体的にさすが、と思いましたが、2曲目のバーバーだけはいただけないな、と感じてしまいました。音楽的な緊張感がどうしても持続しない。あのアップテンポではこの曲の精神性を表現しきれないのもやむを得ないのだと思います。これだけの実力を持つ四重奏団ですらこうですから、管楽器でこの曲をやるのはきっと無謀なのでしょう。バーバーなら作品1の弦楽四重奏曲のアレンジなんかやると効果的なのではないでしょうか。
全プログラム中の圧巻はなんといってもラプソディ・イン・ブルーだったと私は思います。アルモ四重奏団ならではの、他団体の追随を許さない、とにかく独擅場であったと思います。
もう一ついろんな意味で興味深かったのはプログラム最後の小組曲(ドビュッシー)。あれをやることはクレールのメンバーにとっては彼らが実際に言っていたようにほんとうに勉強になるすばらしい機会だったことと思いますが、それ以前に、それを実際にステージに乗せる勇気に感服しました。これは皮肉でもなんでもない、素直にそう思います。これからも頑張ってください。クレールのメンバーは敢闘していましたが、残念だったのはピッチです。クレールのアルトとバリトンが高い(>_<) 。室内楽のコンサートでピッチが高いというのは単にチューニングがどうこうという問題ではなく、音楽的感性・技術・経験全てに関わる重大な問題だと思います。その点、北尾氏と宇田川氏はさすがでした。特に宇田川くん。本番後楽屋で会った時もつい口に出してしまいましたが、そして本人には軽く受け流されてしまいましたが、あなたやっぱり上手いっすねぇ。感服いたしました。
ともあれ、栃尾さんの司会も楽しく、全体的にすばらしいコンサートになりました。宣伝が行き届かなかったことが返す返す残念でなりません。写真を数点準備中です。しばらくお待ちください。




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