歯科医療は今後どうなるんでしょう?

 少なくとも、出来るだけ手を抜かないよう、出来るだけ患者に負担をかけぬよう・・・と保険で治療をしている歯科医であれば相当な不安を感じているのではないだろうか?
「だったら保険医なんか辞めればいいんだ」とうそぶくふざけた歯科医も多いが、これは全く医療の原点を忘れた発言である。そもそも保険医療として医療費の強制徴収を行い、健康保険法で医療を提供しているという国の現状をどう考えているのか?

さらには、医療は年々進歩を遂げ、機器も精密化している、勿論医療の中身も精密な医療が行われるようになっている以上、常に医療費は増額をしていく事は日を見るよりも明らかである。

厚労省とはそもそも何の為の組織か?
国民の為の、国民の健康を守るのが義務のはずであるが、今はむしろ財務省のために医療費を下げる事を実行する出先機関になっている。

社会保険庁が近々組織替えをする。誰もが装いだけを変えても中身は同じなんだろう・・・と思っているが、実は私はもっと悪い方向に行くんではないかと心配している。
県単位の社会保険事務局は地区単位となり、技官の数も減らされる。
指導、監査もより厳しさを増してくる可能性もある。
県単位ではない事から、細かな事情を勘案せず一律に厳しいルールが押し付けられ、会員の不満がより高まるだろう。

もっと中央の日本歯科医師会が厚労省との細かな折衝を毎日のように続けて、より国民の為になる制度を確立すべきだし、今は別の事業をやっている時では無い様に思うのであるが、正直言って無駄な事業をやりすぎである。
保険制度が安定しなければ、全てが無に帰するとまで言ってもいいと思う。一日も早くこの事に気付いて、県歯、日歯ともにとにかく保険制度の改革のみにますは集中した数年間を設ければ良いのに・・・。