幻想文学、なんてカテゴライズするのもどうかと思うんだけど、わかりやすいでしょ!?
基本的に河出文庫が好きなのでその紹介。
澁澤龍彦とか稲垣足穂、中井英夫とかもあるけど、敢えて違うのを御紹介します。

マックス・エルンスト 『百頭女』
ドイツ出身のシュルレアリスムの画家。
絵本?コラージュ小説。暗黒小説!視覚的イメージの錬金術〜
右のような(素敵。)絵が147点も、ぎっしり。
それに添えられた惑乱なキャプションにもクラクラ。
980円ナリ。
ここに恩寵の最初のタッチと、
出口のないゲームが準備される。

ルネ・ドーマル 『類推の山』
フランスの詩人・作家。シュルレアリスム・グループ「大いなる賭」を組織。
東洋思想を学び神秘的な精神修行を重ねあわせたユニークな活動を行う。
不可視だが世界の中心にそびえる時空の原点、幻の「類推の山」を発見するために、
形而上学から導き出された奇想天外なプランや道具に爆笑?
「非ユークリッド的にして、象徴的に真実を物語る、登山冒険小説」 700円。

E・T・A・ホフマン 『砂男』 S・フロイト 『無気味なもの』
↑ドイツの作家。 ↑オーストリア。
幼年のころから恐怖の存在であった砂男。「眼をよこせ。目玉をよこせえ!」が忘れられない!
思春期、恋したひとは自動人形だった! それを作ってたのは、、
この怪奇幻想小説を、後年フロイトがとりあげ、分析しました。
400円。手に入りにくい
眼の喪失って去勢コンプレックスだって。 オイディプス神話→自分の父を殺し母と交わり、償いとして眼をつぶす
『アンダルシアの犬』の冒頭も、眼切ってたね。眼といえばマン・レイかな、バタイユとかもなんか言ってるね。
別に私、シュルレアリスムとか精神分析礼讃じゃないよ、スキだけど。でもさ、フロイトの精神分析って男性の視点じゃん。
フェミニストの間では 、これが家父長主義的権力のイデオロギーを理論的に正当化、助長した元凶だって批判してた。
私フェミニスム映画とか嫌いだけど。だってつまんないもん