Yet Another Mongolia (c)ASIMURA Takasi 2002/02/20
2002年2月15日に,日本・モンゴル外交関係樹立30周年記念切手が,発売されました。
この切手のモンゴル語の書体は,現在用いられているモンゴル文字の書体とは,すこし異なり,モンゴル帝国や元朝の頃に用いられていた書体です。
あるモンゴル関係のメーリングリストでも話題になったのですが,モンゴル語のネイティブからすると,現在の書体とくらべると,うつべき圏点がうってなかったり,はねるべきところがはねてなかったりで,間違っているように見えます。けれど,当時の書体としては,誤りではありません。
すこし乱暴な例えですが,日本人でも,日本語の草書体が,なかなか読めないのと,同じようなものです。
ただ,現代のモンゴル人がなかなか読めない書体で記念切手を発行することには,議論の余地があるかもしれません。デザイン的には,悪くないと思うのですが…。
私は,スキャナを持っていないので,どこがどう現在の文字と異なるか,ここで解説することはできませんが,スキャナを手にいれたら,加筆しようと思います。