Yet Another Mongolia (c)ASIMURA Takasi
内モンゴルは,正式には"内モンゴル自治区"という,中和人民共和国内の,行政単位の一つです。一応,モンゴル族が,自治を行なっています。
元朝が崩壊した後,モンゴル族は,異民族(明,清)の支配下に入りました。1920年代に,現在のモンゴル国に当たる部分が,清朝から独立することになったのですが,その時,内モンゴルは,様々な政治的な理由のため,取り残されてしまいました。
そのため,現在でも,多くのモンゴル人が内モンゴル自治区に暮らしています。
同じように,ロシアに取り残されてしまったモンゴル族もいます。ブリヤートやカルムイクが,それです。
最新の統計(2001/04/12)によると,以下の通りです。
| 内モンゴル全体(すべての民族を含む) | その中のモンゴル族 |
|---|---|
| 2375万人 | 402万9200人(全体の16.96%) |
モンゴル国の方言は「ハルハ方言」と呼ばれ,内モンゴルの標準方言は「チャハル方言」と呼ばれています。それぞれは,
というちがいがあります。
モンゴル国のモンゴル人と,内モンゴルのモンゴル人が出会うと,はじめのうちは,多少ぎこちなさはあるものの,お互いが歩み寄り,特に支障なく会話をすることができます。
中華人民共和国のパスポートです。
ありません。内モンゴル自治区は,行政的には,中和人民共和国の一部ですので,国歌は,中国のものになります。いろいろな行事などでも,演奏されるのは,中国の国歌です。
プライベートな場では,モンゴル族なら誰でも知っている民謡などを歌ったりしています。