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国や地域によりさまざまな表情を持つアジアの布のマメ知識。これであなたもアジアの布の通になれます?!
●アジアの布を帯に●ペルシアじゅうたん●インドネシア・バティック
●染織読書帖
アジアの布を
帯に仕立てる
私が「着物を着たい」と思うようになったのには幾つか理由がありますが、その一つに「アジアの布を帯にできたらいいな」とイメージしたことがあります。社会学者の鶴見和子さんの「きもの自在」に、世界各地の布を帯に仕立てた話が載っていたのも拍車を掛けました。
そして着物のことを少しずつ知るうちに、インドネシアのバティック(更紗)やイカット(絣)を帯に仕立てたものがあることや、テーブルクロスなどから付け帯を作ることができることもわかってきました。
ならば次は実践。バティックやイカット帯ほどはあまり見たことがないラオスの布を帯にしようと考え、2000年年始のラオスへの旅で布を物色して来ました。仕立てはお太鼓(*1)の部分にどんな風に柄を出したらいいのか、付け帯(*2)制作経験もない私には手に余るコトなので、“むら田染織ギャラリー”さんにお願いすることにしました。
“むら田染織ギャラリー”さんは、毎年「美術裂帯の会」などでバティックやイカット、タイシルクから仕立てた帯を展示即売されているアジアの布に強いお店。布を持ち込まれて帯に仕立てている方もいらっしゃると話を聞いていたので、私もお願いすることにしました。
今回、帯にしたのは、ラオスで「シン」という巻スカートとして使われている布。色はブルーグレーで、地は木綿、白い紋織の部分は絹。長さ2m×幅80cmの布です。
シンの織り模様は、裾を中心に入っているモノが多いのですが、これは比較的全体にあり、一見、東北地方の藍の上着などに施される「こぎん刺し」風に見えます(写真は仕立て前の布)。
今回は、友人2人にも布を頼まれたので、現地にて購入。2人の布は織り模様が私の布よりも小さめで、同じ模様ですが、お太鼓の仕立てを別にしたので、違う印象の帯になりました。写真は左右がそれぞれ友人の帯、中央が私の帯です。
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